ネタバレ・感想あり静寂の月 Anotherのレビュー

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涙を流した量が今年一番で星5
2022年10月11日
評価にとても悩むものでした。でも、うん。これで良かったし、続編は無いんだと思いたい。
つらくて痛い。でも、ちゃんと幸せになれたんだと感じました。ちゃんと言葉が届いてたんだなぁって。うれしくなった
コミックス版を読んで
ネタバレ
2022年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ どうしてもAnotherの方も気になり読んでみました。コミックスの方は下巻でハッピーエンドになっていたけれど、小説のビターエンドの方がズンと心にきました。幹の為にと家族に言ってくれるのはただ手術をしただけのお医者さんしか居ない所なんて辛くて辛くて…。そんな言われてもお見舞いにも来ない家族。あの後、いつ目覚めてもおかしくないのなら最後のページの裏に書いてあった言葉をきちんと喬木に言って欲しいです。喬木は幹の事を忘れた事はなかったらしいけど、それなら研究室で壊れかけてる幹を受け入れて欲しかった。帰国する時に祖母に念書を書かせた樹はきっと喬木の事を好きなんだろうな。それでもたった1つの幹の願いなんだから、きっぱり樹とは別れて、十年間の呪いを解くために幹とお花見して欲しいです。お花見で幹の気持ちにも区切りがついて、田舎の方でもどこでもいいから穏やかな場所を見つけて欲しい。喬木や島崎の様なスパダリでなくていい。誠実な人と穏やかなお互いを思い遣るきちんとした恋愛をして、喬木に捕らわれず幹自身の幸せを手にして欲しいです。
願わくば誠実な人の隣で穏やかに幸せそうに笑う幹を見て欲しいのはこれだったんだと隣にいる冷酷な樹(樹さえお見舞いにも行ってないとか)と比べて喬木に後悔して欲しいです。
断然小説の方がいい!
2021年9月8日
いいビターエンドでした!
ふんわり辻褄合わせハッピーエンドよりこっちの方が断然好き。漫画読んでから小説版を読むと鬱度が上がるので絶望したい人は漫画から読むのをおすすめします。
静かな狂気。
2021年5月17日
丁寧な描写で綴られた静かな狂気の物語かと思います。
タイトルにある月から連想してしまうのか、幹の一矢に対する思いは半ば狂気を孕んでいるようにも感じられ、その破綻が起きる時点によっては、こういう展開もありえるのだなあと、ひたすら救いのない方向へ転がってゆくの不思議と納得しながら読み終えました。
苦い読後感ですが、余韻もあり、十分に堪能させていただきました。
複雑
2019年11月14日
コミックが好きだったので、小説もぜひとも読みたくて買いました。レビューには目を通して、心づもりをして買いました。途中までは、すごくいいじゃん、いいじゃん、と思って読みましたが、後半がきつかった。どうきつかったかは、読んでみてくださいとしか言えない。。。読後の感想は、後味悪い、読まなければ良かったとまで思いましたが、それから数日、この小説が頭について離れず、ことあるごとに思い返しています。良くも悪くも、こんなにも影響もある小説だということは、星5つつけるべきかな~と思ってこの評価になりました。
星4,5。涙が止まらない!続編欲しい!
2018年1月12日
(小説、コミックの正編とは違うパラレルな裏編)

先にコミックから読みました。
細かい設定も小説のこちらのほうが丁寧で、こっちが元ストーリーか?と読み進めてたら、、、

後半から幹が辛すぎて、涙が止まらない!
あぁなんでそんなに頑張っちゃうんだ、と読んでるこちらが身を切られるよう。。。
ラストの島崎のセリフにぐっときた。
強い余韻を残す、後ろ髪引かれるエンドです。

かなりツライ展開ですが、コミックの都合良くハピエンに向かうよりは、こちらのほうが現実みのある話にも感じ、読み応えがありました。
それぞれ人物が完璧ではなく、等身大な気もします。
そういう意味では(ファンタジーハピエン多い)BLというより一般小説としても読めるかもしれない。

短くてもいいからぜひ後日談が欲しいですが、どうなんでしょう?
作者さん、ぜひお願いしますよぉー。
Another
ネタバレ
2017年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ このノベルのタイトルについたAnotherは、「おかわり!」とハッピーエンドに満足した方の満腹中枢を更に刺激するお話ではなく、可能性のあった「異なる結末」のお話であることを指しています。
あらすじからも察せられますが、ハッピーエンドを読んだ後にもっと彼らが見たい!と思いながら読み進めるととんだ罠にハマることになります。それすらも楽しめる方にはオススメかと。 ネタバレする前に一つ、巻末の著者コメントから姉村先生の部分を抜粋させていただきます。 >全部にチェックがついたら本書をお試しください。
>□ハッピーエンドにイラッとしたことがある
>□最近ちょっとお疲れ気味
>□昼メロは嫌いじゃないがヒロインの性格がどーも
>□攻めは鬼 畜より優柔不断派
>□悪い夢から覚めてみたい 恐らくコミックを読んでこちらの小説を読んでみたいと思った方も多いと思いますが、このコメントで食指が動くかどうかも判断材料になることでしょう。電子書籍だと、なかなか叶わないので。 メリーバッドエンド系統が好きな方ならきっと満足する内容となっていると思います。ハッピーエンドの影は1%あるかないか。作者の姉村先生がおっしゃる通りコミックでの結末が正しい結末というのならAnotherと称されたこちらのノベルはまさに裏側です。待っていたかもしれないし待っていなかったかもしれない、どちらかと言えば正編よりもずっと現実味のある結末かもしれません。
途中からずっと心臓が握られてるように傷んで、読み進めるたびに途方に暮れそうになりました。「幸福」を切に追い求めて希望に縋る幹くんはあまりに美しいのに、あまりに悲しい。愚直なほど真面目で真っ直ぐて清らかゆえに、最後の最後まで自分の中ですべてを昇華してしまった。彼の幸福は彼の中で眠っていることでしょう。彼を渦中とした悲喜劇に終止符をうって夢の中で微睡んで欲しいし、それでも本当の幸福を知るために微睡みの中から引き上げられて欲しい気もします。喬木さんの優柔不断に振り回された一読者としては、彼が幹くんに幸福論を囁いてあげられるかはあまり期待できませんが。
続編は見たいような見なくないような、不思議な心地です。読めるのなら読んでしまうでしょうが、振り回されるよりこのまま弔ってあげたいような。
姉村先生の独特な世界に引き込まれるお話でした。
好みが別れる小説かも
ネタバレ
2020年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューを見て漫画を買ってから小説を購入。私は漫画から先に見てしまったので、小説の後半から驚きが隠せませんでした。さすがに幹が可哀想だと感じます。しかし、漫画の無理矢理ハッピーエンドにした感よりは、小説のビターエンドの方が個人的に好みだったので星4にしました。幹が意識を手放す場面から涙が止まりませんでした。なんといっても、島崎が喬木さんと病室で会い幹へかける言葉が良い意味で心に刺さりました。ですが、終わり方はしっくりきません。なので、読者が自由に後の話を妄想するような感じなのかなと感じました。私は切ないようなお話が好きなので損はしませんでしたが、ハッピーエンドが好きな方や、主人公が傷つくのがあまり好みでない方は読むのをオススメしません。
その後
2020年3月18日
なんとも後味が悪い終わり方でいつまでも残ってしまうので自分なりの感覚でその後を考えてみました。喬木は樹と特に別れるとかはせずに幹の目覚めを待つのだと思います。2人には2人の10年という絆があるしお互い対等なパートナーでしょうしズルい男ですから。でも樹は幹の残した、いえ幹に押しつけてきたものを背負わなければならなくなるはず。経営者として今まで以上に頑張らなければならないし、たぶん釣り合う家の女性との結婚も受け入れざるえないでしょう。喬木よりも樹の方が幹に対する罪悪感は大きいと思うのです。それによって多分2人の関係は終わるんじゃないかなと勝手に想像しました。個人的には幹は眠り姫のままが幸せなのでは…と。喬木は幹の目覚めを待ち続けながらもやはりズルい男ですから恋人も作りながらかなと思います。ズルい男ですからね。勝手にそんなことを想像して自分を落ち着かせた次第です。
救いがない...
2019年3月7日
痛過ぎだしモヤモヤ半端ないけどお話自体は面白かったと思う。本小説のラストはマンガのようなハッピーエンドではなかったし幹の報われなさMAXなビターエンディング、関わる人間がクズ過ぎて読後感が悪すぎでした。ハッピーエンドではないとわかっていたけど好奇心で此方も読んでみたら途中からなんてこった!です。想像を遥かに越えた酷さでした。マンガは読み返しても此方は読み返すことはないな。
Another
2018年1月7日
ありがちなコミック正編より裏編のこちらの方がしっくりきました。読み手としては歯がゆく思いますが、幹の周囲は良くも悪くも普通の人達ばかりです。リア友なら幹を早々にカウンセリング連れて行くだろうな。目覚めてからの続編が読みたい気もするが、相思相愛でも幹と一矢の幸せが視えないです、新たなスパダリ登場しかない気がします。
続編を!
ネタバレ
2017年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『もうひとつの結末』という言葉に若干不安はあったのですが、余りにも予想の遥か上というか下というか…をいく展開で、もう胸が引き絞られる位に痛み、読後数日は引きずりました。喬木からこれ以上無いほどの辛い別れを突きつけられても、もしかしたらいつか喬木が約束通りに(若しくは樹の身代わりとしてでも)迎えに来てくれるかもしれないと諦めきれず、その日が来るまではと、自分を傷つけるばかりの環境の中で必死に頑張る幹が不憫です。幹が長い眠りから目を覚ませば今度こそ喬木が迎えに来るんだよ、幹が望んだ幸せが待ってるんだよ、でもそこは読者各自が想像してねって事でハッピーエンドには遥かに遠いビターエンドという事なんでしょうけど、正直、ここからどうやったら『幹が望んでいた幸せ』に繋がるのかが想像出来なかったです。豪速球でデッドボール食らわされた気分のまま、一番ヘヴィな所で終わらせたまま、「続きは各自で」はキツいです。この終わり方ではバッドエンドに近いビターエンドかなぁと。喬木と樹も決して相思相愛の恋人同士じゃなかったとしても十年もの間を共に恋人として居たという事は、それなりに甘い時間や穏やかな時間もあったのでしょう。その現実があって、更に喬木は十年前も後も幹に対して決して言ってはならなかった言葉を告げてる。本当は幹の事をずっと愛していると告げて、目覚めた幹と共に過ごしていったとしても、幹の心の深い傷や『自分は樹の身代わり』という根差した思いは消せないだろうし、喬木の事を心から信じる事はもう出来ないと思う。それ位に喬木が樹と共にあった十年は長い。恋情ではなくても好意はあったであろう相手と十年も傷の舐め合いをしていた喬木は良くも悪くも『普通の男』で、すぐに揺れるし流される。そんな喬木がこの先幹の信頼を取り戻す為に何十年もの間を誠実に真摯に幹だけに向き合っていけるとは思えない。樹も然り。幹に信じて貰えないという自業自得の生活の中で疲弊した時に、また互いに慰めを求めそう。恋人関係は解消出来ても精神的な傷の舐め合いや無意識の親密な接触は続きそうだし、逃避としての恋情の絡まない体の関係も持っちゃいそう。幹が更に不幸になる未来しか想像出来ないからこそ、作者さんには幹と喬木が幸せになっている未来まで書いて欲しい。でも、正編に対してのパラレルワールドという位置付けや作者さんの発言等から察するに無理なんだろうなぁ。
幹ちゃんがんばれ
2017年8月29日
本編のコミックとは異なる内容なのは分かりますが、、ここまで
ダメダメにキャラにしなくても良かったのでは?
とても、残念です。切ない話は大好きなのですが、
もう少し主人公の将来に光が見えれば良かった。
ビターエンドでも
不幸体質でも、それなりに魅了があれば
良かったけど、双子の弟の方が魅力的に思えてしまってすごく残念。

でも、先生の他の作品は大好きなのでこれからも期待してます。
絶対続編書いて欲しいです。期待してます。
井戸とビデオ
ネタバレ
2023年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 誰のことも全然理解できませんでしたが、ラスト、幹だけが不幸なんですよね。祖母にも樹がいますし。喬木さんは樹と幹に好かれてアラ両手に花みたいな感じですし。この上で喬木エンドはちょっと無理があり過ぎると思うので(前提条件として、タつなら樹で良いはずですし)、途中までのホラーエンドを継承し、幹には夜な夜な井戸やビデオから出てきて皆に恐怖を与えて欲しいです。というか、ホラーエンドじゃないと設定ブレブレじゃないですか…?
ありえない❗
2021年5月31日
幼少の頃から大人の事情で自分らしく生きられず、常に双子の弟と比べられ育ってきた幹。やっと愛し愛される人喬木と出会ったと思ったら、喬木は弟の樹の身代わりとして自分と付き合っていたと知ってしまう。離れて行こうする幹を喬木は幹だけを愛してると必死で繋ぎ留めようとしやっと二人で乗り越えて恋人に戻ったのに…。フランスに行った喬木は留学した樹と恋人になって同棲していた。どんな事情でそうなったのかわからないけど、何も悪くない幹に喬木は酷い言葉で傷つけ別れてしまう、多分その時から幹の心は壊れていったんだと思う。この時点で喬木と樹の人格がわからない、特に樹は幹から何もかも奪って自由に生きてきたのに幹から最愛の人まで奪って本当に何を考えてるのかわからない。喬木と樹は10年後帰国し仲睦まじい姿を見せつけるし、あれだけ幹を傷つけて、さらに平然と樹だけが自分の隣に居ることが出来る等とよく言えたよねって怒りを覚える。幹が昏睡状態になっても家族は冷たいし全く愛情が感じられない。喬木がしょっちゅう病室に入り浸って居るようだけどはっきり言ってやめて欲しい、もう会わないで欲しい。こんな状態になって1日も忘れた事は無かったとか色々言い訳じみた事言われても信じられないし樹と恋人として過ごした日々が失くなる訳じゃない、修復出来る訳がない。幹が目覚めたら嫌な事は全部忘れていて欲しい、特に喬木と樹の事は。どっちにしてもこの二人は別れないと思う、だから幹には新しい場所で新しい人生を歩んで欲しい、まだ若いのだから。もうこれ以上幹には傷ついて欲しくないし、二度と喬木とはやり直して欲しくない。最終的に幹が幸福になる事を望みます。
不幸
2018年1月13日
ひたすら不幸。幹がかわいそうなくらいひたすら不幸。
コミックの主軸を読んでこちらのパラレルを読みました。
あちらはあちらで攻めのクソ野郎はもっと苦しむべきだと思いましたが、
こちらは幹の負担が重すぎる。
こうなるまでどうして誰も手を差し伸べない。
人としてどうかしてる。
切ないという類のものではなく、登場人物たちが胸くそ悪い。
ただでさえかわいそうな幹がけちょんけちょんに傷つけられてて、もう、なんか、この話の中に入ってみんなに平手打ちしたい。
この話の感想を短くまとめるなら「怒り」「愚か」そして「愚か」もう一回愚かといっても良いくらい。
あーー泣きました。そしてそれ以上に怒りがこみ上げました。
ビターな作品でした。
2017年8月28日
他の方も書いてありますが、ハッピーエンドではないです。読むのがつらく、悲しいです。ただ、ある意味主人公だけは最後の最後、幸せなのかな?と感じました。読まれる時、ビターな作品ということだけは忘れないでください‼
後味が悪い
2018年5月30日
読後感がこんなに悪かった本は初めてです。登場人物全員、ひとりよがりで、自己満足、自己完結してしまい、誰ひとり、ひとに自分の想いを伝える努力をしない。相手を思っているようでいながら、自分の事しか考えられない人ばかり。さすがに呆れます。幹をずっと見守っていた親友だって、壊れていくのに気付きながら何もしないなんて。いかに以前失敗したからとはいえ、見守るだけにもほどがあります。酷く後味の悪いお話で、読んだ事を後悔しました。せめて、幹が目覚めて、クズの喬木さんが漸く勇気を出して一歩踏み出し、とりあえずの幸せを掴んでくれたらなぁ。
あ〜…これは…(苦笑い)
ネタバレ
2021年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 我慢ならず初レビュー。
普段どろどろや胸糞は避ける派だけど、コミックが良かったから無性に読んでみたくなって…
結果…う〜ん。なんだかね。
レビューを書いたみなさんの意見を聞いておくべきでしたなー。
今までは映画とか小説とかでも、胸糞は胸糞なりに面白さや深みがあって、自分なりに消化してきたけど…これはー。って感じです。すみません。笑
どこかに…どこかに救いがあるはずだ!と思って必死で探したけど、ただただもやもやが募るばかり。
とにかくただただ幹の不幸で誰にも愛されない(もはや島崎にも本気で愛されてはいない気がする…)寂しい人生をこれでもかって如く盛大に盛り込んで紹介してるって印象。
周りの人の心情とか(これが救済処置的な意味で書かれてるのかもだけど…)たまにちょろっと出でくるけどそれがどーした?って思っちゃって、ただの文って感じでしたか受け取れず、全然心に響かなかった…
これもコミックにしてキャラクターの表情とかつけたら違うものになってくるのかな…
あたしに天才的な想像力があればまた別の扉が開いたのかな。
次から次に起こる悲劇に引き込まれる感はあるのでしんどいけど最後までは読めました。
そこは素晴らしい。
でもまさかの、ミステリーで伏線全面的に回収拒否⁉︎ぐらいの勢いで最後の爽快感はありません。笑
きっとあたし達が生きてる現実世界でも、幹みたいな、愛や運に恵まれず、不幸ばかりな人はいるでしょう。
でもさ。ファンタジーだからさ。もうちょっとわかりやすい救い、もしくは幹が人間的に成長して自力で幸せをもぎ取ってく!みたいなの欲しかったです。
もはや幹が目覚めても、喬木との復縁はあたしの中ではあり得ません。
周りの奴ら全員捨てて1人で海外の小さな村で畑でも耕かして心穏やかに過ごして欲しい…
そんな続編を希望します。笑
思ってたんと違う!!
ネタバレ
2018年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ マンガ版のハッピーエンドを知っていて、ビターエンドを覚悟して読みました。ハッピーエンドとビターエンドが分岐するとこまでは、やはり小説版のほうが心理描写が丁寧で、ワンワン泣きながら読みました。そこまでは本当によかった。が!もっと物理的な距離とか立場とか、のっぴきならない事情が二人を隔てると思いきや、極単純な弟と恋人の裏切り。思っていたより軽薄な展開に、そこからついていけませんでした。マンガ版の樹の兄ラブの感じからは想像もつかない展開。一矢は幹を裏切ったことを若かったで済ませていいと思ってんのか。お前の覚悟はどうした。苦しすぎて飛ばし読みでストーリーだけ追いましたが、なんだろうこの救いのなさ。
ハッピーエンドのほうの小説が読みたかった。読んで後悔はしてませんが、あたしの中ではなかったことにして、これからはマンガ版のみを読もうと思います。
買わなきゃよかった。
ネタバレ
2017年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 離れてたのがくっついたかと思ったら、また離れてくっついて離れて、始終もやもやします。
高かったので頑張って最後まで読みましたが、結局、終わり方もスッキリせず、胸糞悪かった。
主人公も周りも、何も変化も成長もせず300ページ。
結局、何を書きたかったの?購入したのをここまで後悔したのは初めてです。もう買いません。
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作家名: 姉村アネム / 森嶋ペコ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 竹書房