ネタバレ・感想ありカラー名作 少年少女世界の文学のレビュー

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14巻赤毛のアン、村岡花子先生訳を読んで
ネタバレ
2025年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 14巻の『赤毛のアン』をいただきました。
孤独なアンが周囲に愛されながら成長する物語。
水彩と思われる挿絵が大人な雰囲気です。(小さな白黒の挿絵もあります。)
少年少女向けなのでひらがなで書かれ、まどろっこしく感じる箇所もありました。
(ルビは振られていません。)

先にコミカライズを読みました。
『赤毛のアン』杉本啓子先生作画 全3巻

マシュウの心情など、コミカライズでは文字になっていなかった部分が読めました。
リンド夫人への謝罪をマシュウがアンにすすめるシーン。
マシュウのラストのセリフと、ラストから2番目のセリフがそれぞれマリラとマシュウ、アンとマシュウの関係性を物語っていて、良いです。
その後もちょっとずつ、アンとリンド夫人の関係が親しくなるのが嬉しかったです。
(自分の好きな人たちの好きな人とは、やはり良好な関係でいたいもの。。。)

クロッカス、林檎の花、アイリス、さんざし、服の生地の種類など検索しながら、アンの世界に浸りました。
「グリン・ゲイブルス」ではなく「緑の切妻屋根」のように表記されていて、緑の切妻屋根→グリン・ゲイブルス、雪の女王→スノー・クイーン etc...と頭の中で変換していました。(コミカライズはカタカナ表記でした。)

『赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―』
いずれこちらを読みたいと思っているので、同じく村岡花子先生訳で、読みやすく、ページ数がなるべく少ないものを選ぶと、該当したのが『カラー名作〜赤毛のアン』でした。

何度も挫折してきた赤毛のアン、少年少女向けのダイジェストとはいえ読み切れて嬉しいです。
2025/06/27読了
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中学年から高学年のお子さんに読んで欲しい
2023年4月15日
名作児童文学の全集です。厳選されたラインナップ、素晴らしい挿絵、しっかりとした文体、何もかも文句なしにおすすめできます。一冊あたり250ページ前後あり、ふりがなが振られていないので、中学年から高学年のお子さん向けです。是非お子さんにプレゼントしてあげてください。
挿絵の多さに驚きます
2023年11月20日
カラーと歌ってるだけに立ち読み部分だけでも頁をほんの数枚繰っただけでまた次の絵が見られるとこもあり、1冊にどれだけ挿絵されてるのだろうと思います。子供用にひらがなが多く大人が読むにはまどろっこしくもありますが、同じ物語でも近年アニメ絵やマンガチックな表紙にちょっと抵抗ある自分にはそれこそお宝発見のよう。
当初200巻あったうちから33選出とのことでそのセレクトが割と渋めに感じられます。宇宙戦争なんてあって少女時代には読みそうもなかったもので挿絵のけっこうな迫力が意外性あります。
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