この方の作品8点の購入ですが、私の中では、ワースト2 (1は身代わりの~) です。
不幸な体験の積みかさねで、庇護されるヒロインに自我が生まれてこないのか?
身の不幸を嘆くあまり、都合のいい不幸を受け入れてしまうということらしいのですが、3年かけて脱却し、ようやく相手を幸せにするには という視点に切り替え、強くなっていく というように理解しました。ヒーローはそんなにダークには感じられず、ヒロインの心境をつづる文章は流石なのですが、繰り返されるので、だんだん読み手も、それに染まっていきかねない という感想です。
この作家さんの作品で読みたいな思うのはあらかた購入・読了したので、満足。