ネタバレ・感想あり先生とそのお布団のレビュー

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100以下の三種
2024年10月2日
何者かになりたいという哀れで切実な願いをだれが笑うことが出来るだろうか。彼の思いは必ずしも理想を現実にできるとは限らない。だがその上を見て進み続けることこそ人生というものなのではないだろうか。
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先生は心の支え
2018年7月30日
売れないラノベ作家が、先生という名の猫に支えられながら、作品を書き続ける。デビューしても、書きたいものを書いても、それで生きていくのは本当に大変なんだということが解ります。ともするとくじけそうな主人公を導いて行くのが先生。人語を理解し、話す上に文学の知識も豊富。なんで話すの?は置いといて、猫だから主人公も本音で話せるんでしょうね。この二人のやり取りが秀逸。フィクションと言いながら、私小説的な部分もあってリアリティを感じながら読みました。良い本でした。
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