ネタバレ・感想あり栗本薫・中島梓傑作電子全集のレビュー

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懐かしい作品
2021年8月14日
学生時代に読んだ栗本薫さんの、終わりのないラブソング。全9巻の単行本が、二冊に纏められています(栗本薫全集の11、12巻)。うん十年前の作品だけあり、スケバンとか女(スケ)とか、文章が古い古い。一冊目はまだ分かるけど、二冊目のグダグダ感、精神論、同じ問答の繰り返し。ほとんど読み飛ばしました。また、恩のある人を平気で裏切り、ウダウダする主人公にどんなにイライラしたか。小説を読むなら、最近の洗練された作品が多くあります。決して若い方には勧めません。しかし、大昔に読んだこの小説。また読める感動で☆5。
顔レビはこれしかないでしょう…
ネタバレ
2021年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全集#3【ぼくらの時代】より[ぼくらの気持ち]のレビュー:大学時代のバンド仲間、薫・信(シン)・泰彦(ヤス)の3人が1年ぶりに一堂に会し旧交を温めたその3日後、編集者のヤスが担当する年収2億円超の人気少女漫画家が殺される。おホモだち疑惑をかけられながら薫と信はヤスにかけられた嫌疑を晴らそうと…?
全集のラインナップでも一目瞭然、30年間に新刊だけでも約400冊もの本を上梓し幅広い創作分野で活躍した不世出の天才作家・栗本薫さんは、現在のBLの始祖でもあり、竹宮惠子や木原敏江、定広美香らと交友、自ら書く傍ら彼女の小説道場から今もベテランとして活躍中の秋月こお、英田サキ、榎田尤利らを輩出したことでも有名です。
『ぼくらの気持ち』は江戸川乱歩賞受賞作『ぼくらの時代』の続編。ミステリーの謎解きの楽しみもさることながら、[原稿依頼]→[構想]→[絵コンテ]→[ネーム]→[下絵]→[ペン入れ]…とマンガの制作手順に則った章立てでストーリーが進む演出が憎い。
またなんと言っても、当時(1979年)のマンガ業界・(やおい)同人誌業界の赤裸々な描写がすごい。この作品に出会って数年後、高校に入り友人に誘われて初めて行ったコミケも、まさにこんな感じで、作品そのままでしたね…。これを読めば、BL以前の「やおい」全盛期の時代感を心ゆくまで楽しめます。
2021年6月現在、なんと値引き中!これだけの作品数とお宝情報が入ってこのお値段…ありがとうございます。
BL好きなら差し当たり
#2【真夜中の天使】
#7【朝日のあたる家】
#11【終わりのないラブソングⅠ】
#12【終わりのないラブソングⅡ】
#17【JUNEⅠ】
#28【JUNEⅡ】
を作品紹介文を参考に選ばれてはいかがでしょうか。
ちなみに『ぼくらの気持ち』はシーモアさんで単体でも電子販売されています。
終わりのないラブソング
2020年8月26日
終わりのないラブソングみたさにその巻だけ購入。
イッキに読んでしまいました。物語にすごく引き込まれます。切なく痛く胸にぐっときました。
初めの方はテンポも良かったのですが、途中からのぐたぐだ感には残念さがありますが、それでも面白かったです。
読みごたえがありました
ネタバレ
2023年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ いろいろなジャンルの作品を書いてきたということがよくわかる全集だとおもいます。とくに、エッセイ、評論の分野がよかったです。
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懐かしい
2019年11月26日
若かりし頃に読んでました。
大人になって読むとまた違う想いで読めました。
愛されず育った2人が出会い、次第に愛しあい、それがまた不器用で…。
何とか幸せになってもらいたいです。
11巻と12巻を買いました
2019年7月19日
高校時代に読んだ、終わりのないラブソングをもう一度読みたくて購入。何度読んでも引き込まれます。買ってよかった…。
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