睡眠を削り、平日2日で初読完了後、3日かけて2読目。前作で九堂が少しわかったような気がするような、、などと思ったけどまだまだ氷山の一角だったと痛切。本作は、①降臨②壊滅③灼熱④真蛸⑤覚醒の5話。①⑤は九堂の過去、③④は笑いを含んだ休息話。②壊滅、本編読み終わるまで、ハカイと読んでいた(苦笑)。作家様のブログでカイメツと初めて気がつき恥ずかしい、、。漢字で意味また違ってくるじゃんと2読目突入。終盤の展開に、読む順間違えた?これ第二弾じゃないの?ってシーモアに戻り巻数を再確認。うん合ってる、2冊目だ。というくらいぶっちぎってる壊滅。廉が大人になる過程。また、子供の領分である当たり前と思っている環境や世界が、実は当たり前でも永遠でもなく、限られた自由と時間であったこと、そして自分は幼い人間だと知る廉に同調して自分も感じ入ってしまいました。知らないから自由でワガママでいられること、知った上で自らの言動に自ら責任を持つこと。廉とともに自分も成長した思いです。①⑤の九堂の過去では、九堂がまさに覚醒、降臨するストーリーで、こちらも痛みと哀しさを秘めてます。過去九堂を読んだ上でもう一度前作1巻読み返したい気分ですが、続きが気になって仕方ないので続きの煉獄にいきます。③④は吹き出しちゃうシーンもあるしニヤニヤが止まらないので場所を考えて読むのが良いかと。電車の4人がけシートで読んでて思わず吹いてしまい、めっちゃ恥ずかしい思いをしました。。。