ネタバレ・感想あり日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典のレビュー

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興味のきっかけ
2022年7月2日
古典って難しいのでなかなか書物を読むことがないのですが、こちらの本では作品を作った人がどういう人だったか現代風に楽しい感じで紹介されています。読んでみてこんな感じの人がいたのだという興味のきっかけにもなり改めてその人物の作品にも触れてみたいと思いました。
また、時代によって環境、価値観が全く違くても人の心は案外変わって無いのだと言うことも意外な発見でした。
古典に詳しい方には物足りないでしょうね
2024年12月22日
厳密には「日本人なら知っておきたい日本文学の作者と登場人物の裏話」かな?前作の「日本人の知らない日本語」と同じノリで気軽に楽しめますが、日本文学や文学史のお勉強になるほど深い内容ではありません。古典好きな方なら、この本を読むまでもなく知っていることばかりでしょう。まだ古典を学んだことのない小中学生なら、入門書として楽しめるかもしれません。
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知識や教養にはならないただの娯楽マンガ
2018年2月11日
歴史背景に多少は触れてるものの純粋な文学知識や、作品鑑賞の内容は皆無です。清少納言は強気な性格だった、紫式部はコミュ障だった、藤原道長は運で出世した…など週刊誌のゴシップレベルの内容で「日本人なら知っておきたい〜文学」とタイトル負け全開の題をつけることに素直に感嘆しました(褒めてません)…。ただの暇つぶしの読み物としてならともかく、タイトルを信じて知識や古典文学の補填情報を目的とするならお金の無駄なのでおすすめしません。古典を全てマスターし多少のネタ情報すら笑って許せる知識豊富な方か、大して古典に思い入れがなく何でも流せる興味の薄い方、どちらかなら楽しめるかと思います(そういった方があえてこの本を購入するか疑問ですが)
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