なぜこの本を読もうと思ったのかもう忘れてしまったですが、読み始めて宝物を見つけたかのように興奮してしまいました。
出会えてよかった。このお話は、江戸時代の貧しい藩が悪戦苦闘しながら豊かな国になることを目指す物語です。
時代小説ではありますが、扱っているテーマは現代でも十分通じるため、我がごとのように感じられます。
財政再建を目指すのであれば、これだけ腹を括って取り組む必要があると知らしめてくれます。
民の生活をよくしたい、その一心で動くさまは感動します。
自分もこの人たちのために働きたいと思えますし、熱意が伝播してきます。
お勧めしたい1冊です。どうか読んでみてください。