ネタバレ・感想あり雪の王 光の剣 電子書籍特典付きのレビュー

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氷の世界の救世主飛牙は光の剣を持ち
ネタバレ
2023年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 講談社X文庫ホワイトハート天下四国のシリーズは駕の国の四巻目を持って完結を迎えました。各巻の表紙を彩った飛牙と那兪の絵に多くの人が心惹かれて此の小説を手にしたことでしょう。講談社文庫として再刊行された表紙にはホワイトハートと同じ六七質先生が華麗な絵を描いてくださっています。新たな読者の心をもとらえて離さない素的なイラストの数々を描いてくださった六七質先生に感謝致します。
駕の国の現状を飛牙と那兪と裏雲はどの様に打開していくのかと興味津々で読み進みました。一度目に読んだ際には終わり方に納得がいかなかったのですが、二度目にじっくりと読んでみて、此の駕の国からは丁海鳴が居なくなって天に彼の進退を任せるのが一番綺麗な結末だと思えてきました。
全ては寿白が天令那兪に朱雀玉を迎玉された時から始まっていたの考えられます。天は人がましい天令の那兪が長じて飛牙となった寿白と共に四国天下を天にも人にも望ましい形にするように切磋琢磨する道標を付けたのでしょう。飛牙は魂を磨いて天の一員になるに相応しい人になってゆきます。裏雲も恐らくはそうなるべく運命づけられているのかもしれません。
一応天下四国の物語は完結しましたが、外伝等三冊が出版されていますので、物足りない方は其方も併せて愉しんでみてはいかがでしょうか。
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面白い。
ネタバレ
2021年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ最終巻。
国を奪われ、命からがら逃げた皇子のその後の物語。
紆余曲折があるけど、4つの国をうまく、いい方向へと導く
手助けとなるのがよいです。
決して絵にかいたようなものではないけど、自分にできることを
しながら、はからずともそれが人の助けになる。
(1巻:天空の翼~ 2巻:砂の城~ 3巻:月の都~)
興味があれば順番に読んでみるとよいと思います。
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上手くまとまって
ネタバレ
2019年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 天下四国の最後の国へメンバーが集まります。秋から早い冬へ寒く厳しい土地柄は読んでいても身をすくませてしまう位。那兪を通して天の言葉に裏雲や那兪を救うことが出来るのでは、と望みを掛けて飛牙は又も他国で英雄に!そして最後には四始王もお目見えになれ、上手いこと収まってのエンドでした。
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作家名: 中村ふみ / 六七質
出版社: 講談社
雑誌: 講談社X文庫