ネタバレ・感想あり盗っ人と恋の花道のレビュー

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お江戸が舞台
2024年10月25日
作者さま買いです。お江戸が舞台の捕物帳。時代物大好きなので時々読み返すお気に入りの作品です。
イラストも素敵で良きです。はぁ〜新さん粋でいい男…
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捕物帳としても、BLとしても満足
2024年1月31日
とてもとても面白かった。捕物帳としてどうなるか?環と新さまがどうなるか?尚の心の折り合いのつき方は?いくつか並行に走る線のそれぞれが読み応えがあって、一気に読んでしまいましたオススメです。ぜひ読んで欲しいです。
尚安と颯陽の恋、尚と新の純愛,新と環の
ネタバレ
2023年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 葛西リカコ先生の市松模様の表紙を見て、斬新さと粋さに驚かされました。こんな素敵な表紙を前にすると読まずにはいられません。
時代小説が好きでない人も好きな人もどちらも満足できる登場人物と内容の設定でした。
涙あり、感動ありと、主要な登場人物の性格や言動が正にこうあって欲しいと思うものだったので、読後感がすばらしいものになりました。
17歳の颯陽は、尚安と己を、光と影、太陽と月に見立てたりしたのですが、25歳の新左衛門は、尚安と己を、空の月と川面の月に見立て、さらに月を映す水となって、自由に尚安を援助することに決めたのでした。
本編を読むにつれ、環の思いや言動が可愛らしくていじらしくなっていたのですが、自らの命を絶とうとしたくだりでは、思わず涙を流してしまいました。何度読み返しても、ここにくると泣いてしまいます。戯作者の思う壺に嵌ってしまうのです。
そして、双子というものは、母親の胎内で十月もの長い間一緒にいたからか、生まれて後に離れ離れとなって相当の年月を経ても、お互いへの思いが心の奥に眠っていたようです。それが、肉親への情愛ではなく、恋愛めいたものに変換されてしまって悲哀を感じます。
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命とか、真とか
ネタバレ
2021年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ それを愛とも言い換えることができるけど、愛と誠より、しっくりきます。ひとは愛によって生かされ、存在を許され、歩いて行くちからをえることができる、そんなことを思いました。
もともと時代劇好きなんですが、ラストの環と新さまの絆が固く締まっていくくだりは最高にしあわせで。大岡越前では物足りなかった大団円その後が描かれている、そんな感じでした。

初読後、すっかり引き込まれ感涙。
再読後、人間味にほっこり。
何度も読み返す大好きな作品になりました!
BL版〜鬼◯犯科帳
2020年8月24日
健気受けに兄弟愛と江戸の捕物帳と色々美味しかった!!攻め様も受けも不幸な生い立ちだけど、それぞれに一生懸命みんな生きてる!しいらさんの作品は登場人物がみんな魅力的なので、いつも物語に引き込まれます!なんといっても受けが健気で可愛い!!攻め様も一途だし〜安心出来る面白さです♪
良かった!
ネタバレ
2019年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時代劇小説とBL小説とを併せ持っていて読み応えがありました。
攻めを思い遣るあまりに悲しい道を選ぼうとする受の部分は目頭が熱く熱くなりました。
そこからの大立ち回りはあれ?これ時代劇小説?と思わせる程でした!
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面白くてイラストもきれい!
ネタバレ
2019年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ フェアでお安くなっていたので購入。
江戸時代が舞台で捕り物としても読めるし、登場人物たちの過去と現在がそれぞれに興味深いです。『欲しいものは自由な命』という環がいじらしいです。そして欲を言えばもうちょっと先まで読みたかった‥‥環と深川のラブラブな道中とか!
江戸物語
2018年11月30日
大立回りありの演劇を見ているように楽しめました。登場人物三人の気持ちが巧みに描かれてあって(三角関係ではない)切なくも愛おしい情愛を感じることができました。互いが互いの居場所というのがまた良いんです。
人魚姫ならぬ「金魚姫」
ネタバレ
2018年8月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 盗みや人殺しを平然と犯す大人達に囲まれながら、男を籠絡させる道具として、いいように育てられるという悪劣な環境下で育ったにもかかわらず、純粋な心が穢されることがなかった環。そんな環が深川と出会い、初めて恋をし愛を知る。同時に、愛情に飢えていた自分と、盗賊が送りこんだ "草"としての自分を思い出し、その現実に打ちひしがれ葛藤する。それでも、深川の愛に純粋に応えようとする姿が、人魚姫ならぬ「金魚姫」にみえました。
受けがかわいい
ネタバレ
2019年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けは盗賊の一味で、攻めから情報を引き出すために送り込まれたスパイなんですが、攻めのことが好きになって、という王道ストーリー。
ですが、捻りもあって楽しく読めました。
受けちゃん、幸せになっちゃえ。
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作家名: 剛しいら / 葛西リカコ
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫