ネタバレ・感想あり私の愛しいお人形のレビュー

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ヒト×アンドロイドの世界観好きです
ネタバレ
2024年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一言でいえば【ヒトとアンドロイドの恋】に尽きます。ヒトの男性そっくりに作られた3つのタイプのアンドロイド。ブレードランナーとかをイメージしてもらうとわかりやすいかな〜。ここでは「オートマタ」と呼ばれてます。オートマタは本来はぜんまい仕掛けのからくり人形を指しますが、ギリシャ語の語源では「意思あるもの」って意味もあるとか。主人公の冬伍は、【ヒト】だけど純粋な【ヒト】では無い存在。母親の卵子に精子バンクから取り寄せた銀髪でIQが高い白人の精子を人工授精し(なので父親はいるけど血のつながりは無い)、さらに遺伝子操作まで加えて生み出された、いわば彼自身も「人造人間」。類い稀なる完璧な美貌を持ち、母親からも「美しく産んであげた」なんて言われるほど。この母親がかなり毒親気質でウザいんですよね。オートマタたちは合宿所みたいなとこで共同生活しています。3タイプの中でも最も万人受けする仕様で作られた千春を巡り、事件が起きて…。魔女のマダムみたいな人、私は結構好きかも♪愛する千春以外とはキスもしたくないという冬伍のピュアさ(彼もDTだった)。ラストはハピエンです。3日食べなければ死んでしまうオートマタ専用のシリアル。だったら3日に1回食べたらいいのでは?なんて思ってしまいましたが〜。イラストも雰囲気合ってて良かったです。後日談のSS、チューターの千春と棗の今後とか読めたら嬉しいです!
千春のネーミングセンス・・・ぼた餅
2019年2月10日
軽い気持ちで読むと始めの方は意味がわからなかった。何で同じ顔がいるのか?バイオノイド?人間じゃないのか・・・。くじけそうになりながら読み切り、深く考えるとややこしいから、生きていて感情があれば恋はできる!でいいじゃん。千春かわいいし。
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作家名: 成瀬かの / 古澤エノ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: プランタン出版
雑誌: プラチナ文庫