名倉先生の攻めといえば、受けを想うあまり迷走&暴走しがちなイメージですが、本作はその度合いは低めだったかな?あくまでも王子様なので、とてもかっこよかったです。まあ、あくまでも「低め」なので、全く迷走しないわけではありませんでしたが(笑)26歳だけれどあまり恋愛慣れしていない為、そして王子様らしい財力の持ち主なので、アプローチの仕方がわからずとにかく贈り物攻撃をします。受けだけでなく、読者も「またか(笑)」と思ってるところに、「またか、と思わないでくれ」というセリフが入っていて笑いました。ジーンは命をかけてジョシュアを守り育てたので、高価で価値のある物を贈られるだけの功績があるというナサニエルの言い訳には納得ですが(笑)もしかして味方だと思っている人が実は黒幕なんじゃないかと不安になりながら読みましたが、そんなことはなく皆最後までいい人だったのでほっとしました。