ネタバレ・感想あり色悪作家と校正者の貞節のレビュー

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シリーズ2巻目
ネタバレ
2025年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不貞からの2巻目。今回は新人作家や弟が出てきて、とても賑やかですが、正祐が少し感情鮮やかになってきた感じで、また二人の会話がとても面白かったです。母の弟に対するコメントに笑ってしまいました。
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粋で通な作品です!
2024年7月3日
受けの正祐が初めて対象がある恋というか人間としてきちんとした恋愛をしてワタワタ、ぐるぐるしているところが好ましいですよ!
攻めの大吾が源氏物語の若紫に手を出してしまった!というくらい10歳の少女なので恋には疎いけど賢い人なので読んでいて退屈はしません!
今回は攻めとお互いに愛を確認しながら育んで行くところでした!
みんな良い人ばかりで硬派な作品です。お互いの家族関係や背景、思想、仕事が絡みあってとても面白い作品です!
話しの流れの中でエッセンスとして沢山の名作が出てきます。もうこれが楽しみ!不思議ですが読んだ作品が出てくるとなぜか⁉︎ガッツポーズ!
遠い昔に読んだ作品もまた読んだら違う解釈だと思うしまた源氏物語諸共読みたいと思いました。
あと、この受けの正祐のぐるぐるするところは初恋ならではと思います。初めての恋はぐるぐるしてワタワタしてたなぁと共感しましたよ!ぐるぐるしてワタワタしても自分の意見と意思はあるのでイライラはしないのでおすすめです!
自分も賢くなりそうなBL作品ってなかなかないのでぜひ!菅野先生博識だなぁと感動です!
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綺麗な日本語が使いたくなります、読むと。
2023年4月2日
このシリーズとても好きです。
読み出すと止まらなくなる。
会話の中での、本の内容やシチュエーションのやりとりが
ふと自分の日常に置き換えられるときがあったり。

自分の過去に置き換えられるときがあったり。
あのときの気持ちはこうだったのかも。とハっとしたり。

読んで、小休止中にちょっと散歩に出ると
様々な景色の中で内容を反芻できて心地よいです。
好きです。
掛け合い漫才
2022年6月20日
読者を信じすぎるきらいがある作者さんですが、このシリーズは読者を置いていくことを明確に意図しているので、むしろ説明不足感がなくて良い効果を生んでいると思います。置いて行かれることを楽しむ愉しみ。次の巻が出色の出来。
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2作目。お馬鹿な若手作家登場。オマケは弟
2019年3月23日
(小説、1冊読み切りの連作、現在3冊まで発刊)。
後日談〜の弟、ブラコン弟の恋愛失敗の話も収録。

<1不貞→2貞節→3純潔→4多情→?>

前作2人のその後。
相変わらず、小気味良い言葉の掛け合いが楽しい。
まるで上質な漫才でも見ているよう。

今回はちょっと足りない作家が登場。
でも足りない、というのは超絶博識な主人公達の判断であって、単なる今どきの若者作家。
脇役の主人公の常識人同僚が、毎度お鉢を食らいつつも、いい味出してます(笑)。

主人公達2人の嗜好のせいか、いちいち表現が今どき使われることが減った、一昔前の表現。
もぅ読んでるだけで、日本語の勉強になる!

いやもー、ホント楽しい。
BL抜きしても文章がかっこいいです。

万人受けはしないでしょうが、このシリーズ、ずっと続いて欲しい!
菅野彰さんのBL作品の中で1番好き
2018年12月3日
菅野さんは、先にエッセイを読んでファンになりました。めちゃくちゃ面白くて癖になる文体ですね。
他のBL作品もちょこちょこ読んでいますが、どれも安定して素敵な作品ばかりです。でも、このシリーズが自分的には1番好きです。
受けがあまりにも無垢すぎて、いけないものを読んでいる感覚に襲われますw
純文学好きな方にオススメしたい
2018年10月5日
〜の不貞の続編です。2人の関係がさらに深くなるお話でした。毎日晴天以来の菅野先生でしたが小説の校正のお仕事が題材なためかだいぶ文章の感じが堅めかな…?内容とマッチしていたので違和感なく読めました。遠回しな言い方や言葉の先の意味に気づけるとより楽しいです。新キャラのイマドキな男の子との会話で時々起こるすれ違いが小説ならではの面白さだなと思いました。
2作目
ネタバレ
2024年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 正祐の感情がどんどん育っていってるなと感じました。大吾と過ごす事で今まで自覚していなかった、人を愛すると、どんな行動を取るのか。そう言ったことを少しずつ体験して。自分が知らなかった感情と向き合う正祐がなんとも愚かしくもあり、愛しい感じです。大吾は大変だと思うのですが、覚悟決めていくしかないです。だって。正祐を愛してしまったもんだものね。弟光希のやらかしもまた。まだ彼も未熟な若者だったってこと。色々気がついたようで何よりです。変わらず本への愛がたっぷり詰まった作品。麻々原絵里依先生のイラストと共に楽しめました。
めんどくさい2人
2024年1月5日
俺様ツンもツンツンでデレ少な目キャラも得意じゃないけど、この2人はほんとーに癖になる。作中出てくる旬の食べ物や読んだことない作品もあるけど、1つの本についての掛け合いもなんだか楽しいのですよ。1巻読んでから時間空いたけどこれ2巻の方がおもしろくなってる。ということは、これからドンドンおもしろくなる予感しかない!新キャラの宙人がまた気になってしかたないキャラだし、キラキラ弟くんとの話もすっごく良かった。この巻での浮世離れした正祐もちょっと恋愛に対しての気持ちがわかってきたし、大吾なんて独占欲が見えてもうニヤニヤしかない😄
シリーズ②正佑の言語機能壊れる
2023年4月22日
宇宙人作家とキラキラアイドルの弟が登場するシリーズ2作目。正祐と大吾の会話が相変わらず面白い。個性的な脇役が良い味だしてます。正祐の家族はせっかくの設定なのでもっと登場して欲しい気もしますが、ストーリーがあんまりバタバタするのも違いますもんね。お酒と季節のお料理を楽しみながら二人の会話劇を地味に追いかけたいと思います。
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金髪宙人
2023年3月29日
お馬鹿キャラですが、素直で憎めない彼です。それにしても校正者さんはおもてになりますね。顔がいいから?ものを知らない私はこのお話しを読んでいて何度も言葉を調べます。雨水、啓蟄、芒種などの二十四節気などの暦の言葉とか素敵です。
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正祐が純真
2020年2月1日
正祐は校正者なので 言葉使いが丁寧で 大吾とのやりとりのシーンはクスっと笑ってしまいます。宙人が横槍を入れてきても正祐は大吾の事しか好きでないところも良かったです。
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涙と笑い
2019年4月1日
二人のやりとりが面白くはまれる人はハマる作品だと思う。
豆知識的なものがおもしろい
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2話目がイマイチ
ネタバレ
2018年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1話目はわかりづらく回りくどいながらもお互いにやきもちを焼き、仲が深まる話。
当て馬の美魔女はどうでまいいけど、イマドキの売れっ子作家は気になるなぁ。スピンオフ期待します。

2話目はアイドルの弟君が18も年上バツイチ子持ちと恋愛をすっぱ抜かれて、兄のところに逃げ込む話。アイドルなんだから、そんな母に近い年齢と恋愛、読みたくなかった。

1話目は★4つ、2話目はほし2つです。
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うーん……
2019年8月28日
攻めの性格が苦手でした。俺様系というか、自分勝手というか、偉そうな態度で読んでいてイライラしました。1巻では話がおもしろかったから気にならなかったんだけどな……。好みの問題なので、1巻を読んで特にひっかかりがなかった方は2巻もおもしろく読めると思います。
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作家名: 菅野彰 / 麻々原絵里依
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館