受けの正祐が初めて対象がある恋というか人間としてきちんとした恋愛をしてワタワタ、ぐるぐるしているところが好ましいですよ!
攻めの大吾が源氏物語の若紫に手を出してしまった!というくらい10歳の少女なので恋には疎いけど賢い人なので読んでいて退屈はしません!
今回は攻めとお互いに愛を確認しながら育んで行くところでした!
みんな良い人ばかりで硬派な作品です。お互いの家族関係や背景、思想、仕事が絡みあってとても面白い作品です!
話しの流れの中でエッセンスとして沢山の名作が出てきます。もうこれが楽しみ!不思議ですが読んだ作品が出てくるとなぜか⁉︎ガッツポーズ!
遠い昔に読んだ作品もまた読んだら違う解釈だと思うしまた源氏物語諸共読みたいと思いました。
あと、この受けの正祐のぐるぐるするところは初恋ならではと思います。初めての恋はぐるぐるしてワタワタしてたなぁと共感しましたよ!ぐるぐるしてワタワタしても自分の意見と意思はあるのでイライラはしないのでおすすめです!
自分も賢くなりそうなBL作品ってなかなかないのでぜひ!菅野先生博識だなぁと感動です!