ネタバレ・感想あり東の双龍、西の唐獅子【イラスト入り】のレビュー

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妖魔降臨
2024年1月21日
西が入ると色彩溢れます。躍動感、疾走感、次何が飛び出すか想像つかない展開に夢中になれます。やっぱり『獣』シリーズ好き。前作から時が経ち、廉は26歳になり颯太とは7歳差。前作までに壮絶な人生を歩んできている廉。今作を読むほどに凄まじい過去を思い返させられるけど、不思議と沈んだ気分にはならない。廉の言動が悲惨さを感じさせないから。人目を気にしなければならない立場もあるけど、一番は作者様も仰ってますが、死を恐れていないからでしょうか。廉の隣には必ず九堂がいる。分身の片割れ同士。そういうのをサッと見抜いて言葉にできる颯太は、読者にとっても心強い存在ですね。廉と九堂をわかってくれる人がいてくれて嬉しい。颯太にとっても、年の近い規格外の廉の存在はとても大きい。生い立ちも立場も違うけど、盲目的な愛を受けている者、内容は違えど闇を知っている者、似て非なる2人が今後も楽しみです。作中で次郎が、努力で埋めるには限界がある、と言った言葉が沁みました。年を重ねても、嗅覚や才覚というセンスが身につかなかった、元々持っていなかった者にとってはガツンとくる言葉。それでも、、と次郎の言葉は続くのですが、ハッと気付かせてもらえるのも読者の特権です。妖魔の廉を堪能してください!
東西シリーズ1作目:成長した廉と颯太
2022年11月30日
竜と龍、獣に出てきた登場人物達がまさかここで繋がるなんて!とファンには嬉しい東西シリーズ1作目。
凄惨な目にあい清濁全てを飲み込み昇華させた廉の妖艶な姿に歓喜し、好きなものに没頭邁進して人生を謳歌している颯太が眩しいです。竜と龍&獣にて2人の過去を知っているだけに胸がジンときてしまいました。
とにかくお話は面白いし廉のはしゃぎっぷりが見ていて楽しい。そして何が素晴らしいって隅々まで手を抜かない表現力!どんどん作品の中に引き込まれていく筆致は流石の一言でした。良い塩梅で東西を絡めているので2倍楽しめます。竜と龍&獣好きな方にはご褒美のよう。これ、めちゃくちゃ面白い!
シリーズ初参戦
2022年6月28日
予備知識もなく読み始めましたが、ストーリーにすんなりと入り込めました。いやぁ、それにしても描写がエグいくらいリアルで、どストライクでした。ソウタと廉の関係がどうなるのか、完結まで突っ走ります
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東は★5、西は★3、東西★5
ネタバレ
2021年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ いや~。苦手な設定がある作品なのに、★5にしてしまう中毒性。
この作品だけでなく、東西を全部読んでからコメントしているので余計ですけどね(^^;)
龍と竜が好きで、後半に廉が登場してきたから颯太との関係が気になって手を出してしまいました。獣シリーズは恐らく私の好みではないだろうと察して、買い控えているのですが、颯太達のエピソードは見たくて、ドキドキしながら購入しました。半額だったし。
その前に、過去ノベルティ再録本を購入して、東西の作風を確認してから購入しました。だから、最後の山場とか諸所ネタバレした状態で東西シリーズを読むことになってしまって、ちょっと後悔もしましたが、無防備に獣シリーズ絡みを買うのは危険だったと思うので、ネタバレの悔しさはありつつも、英断だったと思っています。
東西シリーズは、やはり、西のターンは残虐性が強くて、シリーズ2冊目からは結構血なまぐさいです。でも、この、シリーズ1作目は序の口というか、そこまでの血なまぐささは無いと言えると思うので、残酷なシーンが苦手な人でも、この作品までは大丈夫ではないかと思います。
私はそもそも、あまり露骨な暴力シーンは好きじゃないので、龍と竜でも時々、引いていたんですよね。だから、その辺りを基準に、読むかどうかの判断材料として頂けたらと思います。
龍と竜を読んでいる時は次郎が暴力的で苦手でしたが、東西シリーズを読んで西が絡んで来てからは、「あの次郎」が、優しく思えるようになりました。じろちゃんが品行方正に思えるくらいの西の皆さんの活躍ぶりです。龍と竜から興味を持たれて、獣には気後れしている方は、次郎を物差しにして、ご判断いただければと思います(^^;)
龍と竜では颯太をそこまで好きじゃなかったですが、このシリーズを読んで、颯太が好きになりましたし、颯太が出てくるシーンが一番楽しいと言うか、西も東も颯太を残酷な世界から遠ざけようとする所為か、颯太が出ているシーンは安心して読めるので、私にはオアシスでした(笑)。大好きな味がハバネロと隣り合わせになっているような作品です。獣シリーズファンの方には叱られそうですが、まだちょっと私には純然たる西のみ(ハバネロのみ)の世界は厳しそうです。
おもしろかった〜
2021年6月11日
東西が結託したって最強ですね。東のストーリーもすごく引き込まれてしまいますが、その後に読んだ西の獣達はストーリーも強烈でこわくて心拍数上げながら読んだせいか印象が強すぎて東が霞むというか平和すぎて物足りないというか…。とにかくこれからは味方同士また面白くなるのかなって期待してしまいました。
まさかの東西シリーズ始動
2021年6月5日
龍シリーズから入り、獣シリーズを読破する前にこちらを読み進めました。
獣シリーズの強烈さを知らず読んだので刺激は強かったですが、市ノ瀬ファミリーがたくさん出てきてうれしかったです。
綺月先生の小説を読める人ならば外せないシリーズだと思います。
大好きー!
2020年10月18日
今まで獣シリーズしか読んでなかったんですげと、颯太たちのも読みたくなりました。
でも廉の成長ぶり、ビックリしました。
ますます大好きになりました!
( 」゚Д゚)」オーイ!
2020年8月26日
岩城サンとこの廉クンと市ノ瀬サンとこの颯チャンだょ( 」゚Д゚)」相変わらずの綺月×亜樹良先生だょwwこのシリーズ好きな方は早く読んでww
東と西シリーズ1
ネタバレ
2020年1月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「東の双竜~」→「東の爽碧~」→「東の満月~」→「東の清廉~」と続きます。私は獣シリーズから入りましたがここまでくるのが大変でした。ハッキリ言って獣シリーズを読んだ感想はグロい、えげつないで星1つの気分でした。キャンペーンでまとめ買いをしていなかったらこのシリーズも読まなかったと思います。ですがあの不快な獣シリーズがあればこそ「東と西」シリーズが活きてくるので評価が難しいです。ただ言えるのは万人受けはしないと思います。誰彼となくお薦めはできません。特に「獣」シリーズはスプラッタまがいの描写も多々あるので気をつけてください。ちなみに「獣・夜叉」はこの「東と西」シリーズの後のお話しです。
本作は命の危機を何度も乗り越え岩城組の組長となった廉と市ノ瀬組の組長の甥兼恋人の颯太の邂逅のお話しです。「獣」シリーズで主役だった廉の妖しさと颯太の清らかさの対比が良かったです。またコミカルなシーンもあったのでストーリーに緩急が出て重々しいだけの物語にならずホッとしました。
緊張しました
2019年10月18日
獣シリーズ読んでから、竜シリーズを読んで、このシリーズに入りました。龍シリーズで甘くなっていた気分を、グッと引き寄せられたような緊張感がありました。颯太が大人になっていく感慨もあり、何より、廉の変化に驚きました。西と東の違いがビリビリ伝わってきての、最後のカレーシーン。拭えない緊張感。この先がドキドキしますが、とりあえず今回もどっぷりと楽しませていただきました。
甘辛ミックス
2019年8月15日
面白かった~ワチャワチャ感もピリピリ感もどちらも良い!どこで正体がバレるのかなと思ったけど良い場面でのネタばれでした。
良かった〜
2019年3月13日
「獣シリーズ」が好きで読んでみたら!やっぱり面白い!獣シリーズよりも読みやすい。獣シリーズは読むのに体力使うけど、久々に読み返したくなってしまった
東西対決というより合体?
2019年1月16日
獣シリーズはホントに阿鼻叫喚で寝る度に死にかけるような獣過ぎる攻め様と死にかける程の危険な愛で獣を手なずけていく「最強のウケ様」の物語でした。
気が強いなんて一言では語れません。賛否両論ならしいですが極道ものを沢山読んでると例えSM的でも「極道ってこんな程度なの?BLだからねぇ」と型枠的なものを無意識に自分に納得させながら読んでる事が多く疑問を根底に抱いておりました。
でも獣シリーズは枠を打ち破ってギャーっと叫びながらも激愛にハマる凄い作品で印象的。
別場所や本で獣シリーズと龍と竜シリーズを読んだため最近発見して大人買い。

狂暴な二人に匹敵するぐらい実は獣を隠し持っていると睨んでいる颯太君との絡みがゾクゾクする独特の世界観で萌えまくっております。
魔性同士の東西戦、攻め様同士の獣の睨み合いキャーどうなるんだろー!レビューの脅しに負けずに獣シリーズを読破してから読むと感慨深いよ~是非オススメ。
甘いのずきは龍と竜シリーズで颯太や兄ちゃんの話も読破してからもいいかもー。
こちらはついでにシーモアで電子買い直ししました。損はありません。オススメー! 亜樹良先生は後追いしてるお気に入りのイラスト作家様で、赤髪長髪の廉が超絶艶っぽく素敵です。破天荒お笑いキャラ度は増してます。
獣シリーズなのに
2019年6月27日
何故か単発で購入してて未読だったww、セールだったで先に買ったのだろう。結構な極道達でした、特に西。壮絶な生死の後に蘇った廉のキャラが濃くて印象的でした。余裕のある時にシリーズ完読したいです。
よくわからず買ってはいけないやつ
2021年7月29日
表紙に惹かれあらすじとレビューも読んで買ったのですが、想像とは全く違う内容でした。勝手な思い込みで買ってがっかりしてすみません。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 海王社
雑誌: ガッシュ文庫