ネタバレ・感想あり東の爽碧、西の緋炎【イラスト入り】のレビュー

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10月生まれ…上手い!
ネタバレ
2023年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの細かくそして美しい設定に感服しました。前巻の「東西」シリーズ最初で示される、颯太と廉が共に10月生まれという設定。仲良くなる一要素にとどまらず、ある意味象徴だったのですね。廉が九堂に贈られたファイヤーオパールの杖を持ち、ラストで颯太が次郎にブルーオパールのチョーカーを贈られる。同じ宝石の異なる色と輝き方がそのまま2人の個性であり、タイトルにもなり…見事としか言いようがないです!
東西2作目:獣臭がバンバンしますw
2022年11月30日
うわー、すごい面白い!冒頭から犬シーン再来ですか、やるなぁ。苦手な人はすっ飛ばしても大丈夫ですが、やはりこれぞ極道ですよ。この容赦ない西のやり方が性に合うのか読んでてゾクゾクしてきます。洋平も立派な極道ですね、これで西は安泰かな?
共闘関係を結んだ東西にまたしても厄介事が‥。緊張感漂うストーリーですが、私は廉の九堂や颯太に向ける想いに泣けました。だからこそ、颯太の想いがこめられた絵を見て涙した廉に思わずもらい泣きですよ‥。
これ、めちゃくちゃ心が揺さぶられます。よし、私も次行くぞ!
西は万歳、東は手緩いぞ
2022年6月29日
心拍数爆上がりの描写は大好きで、グロければグロいほど楽しんでしまいます。だから、『西』のやり方に狂喜乱舞しながら一気読み。次行くぞ、次‼
東西シリーズの中では獣シリーズ寄り
2021年7月6日
「東の双龍、西の唐獅子」に続く2作目。
東西オールスター出演なので楽しめます…が、しょっぱなから獣シリーズの西の方々が大活躍される描写なのでこの部分は苦手な人もいると思います。しかしこの問題を解決に導く龍がともかくカッコイイ!しげさんも変わらずナイスアシストしてます。
龍シリーズ好きならば読むべし!なシリーズです!
「わんこ攻め」の意味が違う……
ネタバレ
2021年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやまぁ、これが正に「わんこ攻め」と言われたらそうなんですが……。のっけから、キツイシーンがありますので、暴力場面が苦手な人は、目を半開きにして、凄い速さで画面をスライドさせながら話の筋だけ拾うようにしたらよいと思います。
犬好きから言わせるとフィクションとは言え、「犬になにやらせとんじゃ!!」という気分ですが、犬以外にも血なまぐさいと言うか、読んでいて不快になる描写が多いので、そう言った作風が苦手な方はご注意ください。
私はそういう作風が苦手なので、獣シリーズには手が出せていませんが、龍と竜シリーズが好きなので、東西に手を出してしまいました。
おかげで、苦手シーンが来たら、薄目でサッサと読み飛ばす技術が身に着いた次第です(笑)。
龍と竜シリーズでも暴力的なシーンやヤクザな描写はありましたし、正直、次郎が野蛮で好きじゃなかったのですが、西を知れば次郎が可愛く思える不思議で、東西を読んだ今、すっかり次郎ファンになりました。じろちゃん好き(笑)。
龍と竜では、ヤクザから一歩プライベートに入ったところでの物語だった印象ですが、東西では、ヤクザ同士の物語として東サイドも進むので、ヤクザとしての動きをしている最中に颯太や竜城への気遣いや配慮、助けに駆け付けるなどのシーンがあって、面白いです。龍と竜でもう少し、事件に巻き込まれて助けに行くようなシーンがあったら良かったのに、と思っていたので、東西シリーズはエピソードとしてはとても面白いです。ただ、折々で、西ターンの残虐性が差し込まれてくるので、違った意味でハラハラドキドキしてました。
東西シリーズ1作目である前作に引き続き、この2作目では、仇敵をかくまっていた女性が登場するのですが、1作目の終わりに穏便に済むのかな?と希望を持った自分が甘かったと思い知らされる物語で、当初は同情もするけれど最後はこの女性もなかなかで、ホントに血なまぐさい仕上がりでした。ただ、元々の好みとは違うと分かった上で読んでいるのでそれをどうこう言ううつもりもないし、それでも読んでしまう面白さが、この作品の凄い所だと思います。
手に汗握る
2021年6月11日
毎回こわいことがあったり事件があったりで読むときはこちらはいつも心拍数が上がっています。西の獣達の勢いがすごいんで東は押され気味ですが、西の愛は激しくて東の愛に癒してもらいながら、また今回も引き込まれて読んでしまいました。
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バランス取れてます!
ネタバレ
2021年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 獣と龍と竜のコラボ第二弾!
獣ワールドがいい感じ。
オラオラな描写もバランスよく。
コインの裏と表の様に隠と陽をもつ颯太と廉。
引き合う磁石の様に互いを求め合う友情?自身と同じものへ対する愛情?
そんな何とも言えない結びつきを感ずる2人。
廉のダークサイドを感じたけど、キャンバスに想いをぶつける颯太。
その作品に泪する廉に安心してね。と言いたくなりました。
2人のこれからが楽しみ。
次郎や九堂との結びつきとは違う、もう1人の自分ともいうべき相手なのかも。
更なる成長がありそうです。
颯太のアーティストな感じとか、廉の何でも飲み込むブラックホールのような人物へなっていっている姿が凄い…。
メタモルフォーゼ。

亜樹良のりかず先生のカバーイラスト、素晴らしいです。作品にベストマッチ!内部の挿絵も美しくって、眼福です。素敵過ぎです…。

シリーズ読み続けてますが、ホント面白く読んでます。
まだまだ関連作品が読めますように。
東西はあと2作。
その後の獣、龍と竜の続話読み進めるのが楽しみでもあり、終わってしまうのも寂しくて。
綺月先生、これからも執筆お願いいたします。
息を詰めて
2020年10月9日
新刊を機に、龍竜、獣シリーズから東の、へと時間系列で読み返し始めましたが、やはり大阪が舞台になると迫力が上がって、お化け屋敷かジェットコースターか、というくらい息を詰めて読み切りました。何度読んでも失せない迫力です。だから余計に引き込まれてしまうのかな。東のが始まった時は、廉と颯太の係わりが怖くて途中で読むのを封印してしまいました。改めて読み返し始めて、今は2人の関係性がどうなっていくのかワクワクドキドキしています。獣が混ざると、本当に恐ろしくなるシリーズですが、物語として興味惹かれて仕方ありません。毒の花、曼珠沙華、物語から気を発しているようです。
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鶏の絞め方まで知っているとは!
2019年8月15日
ちょいちょいアウトレイジがぶっこまれてるけど和やかなシーンもあるからその落差が凄い。ついに颯太の身にも危険が及びこれから先の波乱を予感させます。
ヤクザもの
2019年7月20日
ケダモノシリーズです。「東の〜」シリーズの2作目なので、「東の双竜、西の唐獅子」を先に見てください。
極妻の映画とか結構すきだったので、ヤクザがなにをしようと、小説の世界だし、と思ってわたしは楽しめましたが、苦手な人も多そう。
関西のノリにはわたしはあまりついていけないので、東のカップルのほうが、個人的には好みです。
良かった!
2019年3月14日
龍竜は読んでおらず、獣シリーズ続きで読んでます。続編2巻目、1巻目よりエグいシーンありましたね。獣から入っているので私は大丈夫だけど、苦手な人はいるのかもね。でもそれぞれのCPの想いが込められていて良かったです。
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前シリーズへの回顧
2019年1月17日
獣シリーズと龍と竜シリーズのその後が良いとこどりで散りばめられた作品でした。
おいしいわー。
良いところと言いながら最初のページから獣シリーズの良いところ・・・なのかどうか書くに悩む闘犬シーンです。
あまりにも深いトラウマに呼吸が止まるほどの精神的パニック障害を患っている赤い髪の廉ですが自らが受けたのと同じ有様を自らの手で再現することで、障害を乗り越えようとしてます。旦那の九堂さんは獣ですが地獄の底でも愛しい三代目を支えてます。
ここにキラキラした青空天使の颯太君が現れると、廉は地の底から見上げる星の様に憧れと羨望を抱くのです。胸キュンです…このキュンは地獄あってこそなので苦手な方も乗り越えて読んで下さい。
番外編なのか?
2023年3月28日
3部作らしいということはレビューでわかっていたけど、なんとなく二つのお話を繋げることがメインのような感じ。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 海王社
雑誌: ガッシュ文庫