実は「なろう」で読んだ当初から大好きで、書籍化したら買おうとずっと思っていた作品でした。昨今の悪役令嬢ものとはひと味違う、ヒロインは確かに「悪役」に見えてしまう令嬢だし、醜いと噂の公爵さまは本当に醜い風体から物語は始まります。チートはありません。ただただ不器用に邁進するヒロインを応援したくなる物語です。今回書籍版を購入したところ、まだ一章しか読み終えていないのですが、話の流れは変わらないものの、「なろう」版とは随分展開の運び方や表現が変わったところがあるところにちょっと驚きました。もともと4~5話程度あったエピソードをコンパクトにまとめたりされているので、「これだけ文章をまとめて、でもページ数がこれだけあるということは、追加エピソードがある…?」と、ワクワクしています。早く全部読み終えたいですし、2巻まで発行されてますがまだ終わっていないようなので、続巻も期待して待ちます。