ネタバレ・感想あり灰の月のレビュー

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そう一さん壮絶すぎ
ネタバレ
2025年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ これすごい 最後 ハッピーエンド なのかあとがきを読む限り 思いが通じて良かった とある ハッピーエンドなんだすごいメリバこれがメリバなの
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とことん辛いよ!
ネタバレ
2025年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ここまで痛い作品は初めてかもしれません。
商業誌では。
よくぞ出版して下さいました!感謝です!

号泣とか痛いとか前評判色々聞いていたので、踏ん切りがつかず、ずっと積み本でしたが勇気を出して…
読み始めたら面白過ぎて先が気になり途中で止められず、徹夜で読みました。
月に笑うのスピンオフと知っていたので、先にそちらから読み始めました。
どちらも非常に面白かったですが、私は断然灰の月派です。
月に笑うを読んでいた時は惣一さん、好きになれなかったけど。
こっちの惣一さんは一途で可哀想で痛くて辛かった。
壊れないと生きていけなかったんだろうな。
最悪を想像しながら読んだから読み終わった後は
やっと幸せになれたんだね。
と私は感じました。
一途な惣一さんの究極の愛がやっとやっとやっと嘉籐に響いたのかな。
それともずっと認められなかった想いを自覚させられたのかなと。
惣一さんも嘉籐も大好きだよ。
一週間位、灰の月に浸っていたい…

木原音瀬先生の作品の中では、箱の中&檻の外の次に好きな作品になりました。
後は美しいこと、コールドスリープと続きます…
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重い辛い痛い切ない!完読しました
ネタバレ
2025年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ないです。ブラックストーリーでもwelcomeな私ですら、流石に一気読みは無理でしたね。辛すぎですし、胸糞悪い描写がかなり長いです。受けがストレートを好きになるので、全くもって一方通行です。このままでは暗すぎる!ということで、月に笑うの番外編があったのですかね?笑ハッピーラブラブお気楽Blが好きな分類の人は、読むべきではない気がします。私はこの手のBlが大好きですがね!!!!!苦しければ苦しいだけ、のめり込めるので。下巻はどんな風になるのか。木原先生のことだから、簡単には受けを幸せにはしてあげないのでょうね。楽しみです。
下巻読破です。はあーーーーーーーー。言葉にするのすら嫌。言葉にしたら野暮ったい。いい、とにかくいい。読み終わったのが切ない。こうゆう作品を書ける作者がもっと増えたらいいなと思います。
号泣□
ネタバレ
2024年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ あの惣一さんと嘉藤の壮大な愛の物語を読めるとは…
エグいことになっているのに、読み進められずにはいられなかった
どこかで幸せに暮らしていて欲しい
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辛い
ネタバレ
2024年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで読んできたライトノベルのBL小説とは一線を画す内容でした。上巻を読み終わって、ここからどうやって惣一と嘉藤の想いが交わるの?と思って下巻を読み進めていったらしんどすぎる展開。亡くなるよりも残酷でむごかったです。惣一に心情を寄せてしまいがちだったので終始展開が無慈悲で辛かったです。最後は2人なりのハッピーエンドだったのでしょうか。惣一が幸せであってくれることを願います。
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痛みを味わう
ネタバレ
2024年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻で散々すれ違いまくり痛めつけられ、下巻の前半でやっと結ばれそうな雰囲気を感じ取って安心できそうになったところでまた後半から更にとんでもないことになって、予想外すぎて感情がなかなか追いついていきませんでした。
私はもう読み始めて早々に、「月に笑う」での所業など忘れて、ただただ一途な惣一を応援する気持ちでいっぱいだったので、終始胸が痛くて仕方がありませんでした。惣一のいくつかのセリフが痛々しくずっと胸に残る作品です。
予想の何倍もつらい展開でしたが、最後は1番幸せなかたちに落ち着いたんだと思っています。
「月に笑う」から4冊一気に読んでしまいました。
間違いなく面白い作品です。
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BL作品ではありません。
ネタバレ
2024年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて木原先生の作品を読ませて頂きました。
読まなければ良かった、いや読むべきだった。と、気持ちが揺らぎます。主人公が亡くなったほうが幸せだったんじゃないかと思った物語は初めてて、読んでて吐きそうになったのも、もうやめてくれとおいおい泣いたのも、作者様の精神状態を心配したのも初めてでした。
ちなみに、グロテスクな作品は耐性がついている方です。
下巻の最終話のまえに、惣一が囁いた一言が頭から離れず、何故、木原先生はあの一言を惣一に言わせたのか、その時の先生の心理状態はどのような状態だったのか、本気で知りたいと思いました。
あの一言で、惣一が置かれた状況がどれだけ悲惨だったの分かるのですが、それが私には苦しくて苦しくて声を上げで泣きました。もう二度と読めないかも知れません。愛してるからこそ抱かれたい。愛してないけど手放したくない。一途に愛するが故に奇行を繰り返し気を引こうとする惣一。惣一の愛を受け止められず、自分の理想を押し付けたかとう。
かとうは初めから惣一を愛している自分を認めたくなかったんだと思います。
そして、最終的に二人は誰よりも自分自身を愛していたんだと思います。
読まれる方、かなりの覚悟をなさってからお読みになることをお勧めします。
灰の月
2023年6月26日
残酷過ぎる物語の中
互いに寄り添う姿に心打たれる。
でも、ストーリーは
運命を彩る「月」がテーマの様に「灰」なのかとも思う。
ここまでしなければならなかったのか
ネタバレ
2023年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 尊敬する相手に愛を語ることはできませんか。劣情を覚えるのは雌犬にだけですか。BLの根幹を語るストーリーじゃないかな。ここまで嘉藤の尊崇する部分を捨て去らなければ、愛に気づいて貰えないのか。最終的に嘉藤のはじめの女に境遇が似てしまったのがぞっとする...けれど、ストーリーの終盤、行方のわからない状態の時は本当にどうなることかと思った。先を読むのが恐ろしいほど無事を願って願って、「生きていてくれた」の言葉に共感する。だから、愛を感じるし、最悪のエンドではないんです。そして嘉藤を酷いとも思わない……なぜ、惣一さんがそんなに好きだったのかは分からないけども…(安心感かな?)「月に笑う」でなんで、足抜けできるの?報復されないの?と思ったけど、それどころじゃ無かったんだ...と納得するお話。
なんてえこった
ネタバレ
2023年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 下巻の例のシーンを読んだ時、あまりに残酷な描写に衝撃を覚えました。。普段から好んで暗い作品を読むのですが、ここまで容赦ない作品は初めてです。途中、「も、もう勘弁してくれ木原先生」と涙を流しながら何度も救いを乞うてました。
気高く、美しく組長としての振る舞いはカリスマ的でほんとにかっこよかった惣一が雑魚どもに、、いとも簡単に、、、人の脆さと儚さを感じてました。また、旅館のシーンがとても印象的でした。身を改造してしまうくらい恋焦がれている嘉藤にあんな暴言を吐かれたのにも関わらず、一途に思い続ける惣一の姿が痛々しくもなんとも愛おしく、心を打たれました。。。。
個人的な所感としては、明らかハッピーエンドとは言えないだろうと思うのですが、こうでもしなきゃ嘉藤は振り向かなかったのかもしれないし、惣一にとっての生涯の願いがついに叶ったという結末なので、彼が至高の幸せを手に入れたのであればそれでいいのかなとも思います(と、思いたい)。読者としてはかなり悲しいですけどね。。。(きっと嘉藤は誰よりも複雑に感じているだろう)
誰にも邪魔されない2人の永遠の幸福を祈っております(涙、嗚咽)
ここまで残酷で悲しい運命
ネタバレ
2023年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本作『月に笑う』を泣きながら読みハッピーエンドで喜んでいました。スピンオフのこちら『灰の月』ではもう最初から後半あたりまでヒリヒリするような痛い悲しい苦しいの連続でした。ここまで惣一が不幸になるなんて望んでない…(泣)この人はたった一人の人を心底愛してその人以外誰もいらなくて、どんなに激しく暴言を吐かれても泣きながらその人の言葉を神様の言葉みたいに真に受けとうとう手術までしてしまった。作者の木原先生はなかなか惣一を許してくれません。もうこの辺で惣一を幸せにしてあげて下さいと何度も泣きました。どの辺で立ち止まったら惣一はまだ幸せだったのか、読みおわって暫く考えました。かとうが惣一を組長の座にこだわらなければ、本当にそのままアメリカに行かせてあげれば、でも惣一はこの結末が良かったと言うかもしれません。続きは無いとわかっているのに、納得できない自分がいます。かとうの心がもっとわかる形で愛になって欲しい、だけどそれは惣一がどんなに望んでも得られなかったように、この物語はこれが終着点なのでしょう。惣一と共に泣きました。酷い暴言を吐かれて侮辱され傷付けられても好きで好きで嫌いになれない男。エッチの時にここまで言われたら、普通は嫌いになるだろうに、それでも好きでかとうが襲われたら命まで投げ出してしまう。どんなに望んでも心が得られない。木原先生の登場人物は本当に一途な人が出てきますね、それが涙を誘う。本当に泣きました。架空の人物ですが、二人が幸せであるよう心から祈ります。この作品は読むとツラいのに途中で止める事が出来ませんでした。
果たして、ハッピーエンドなのか
2022年11月12日
一気に読みました。うーん。これ、「月に笑う」のスピンオフなのか?そーだな。そーだけど。なかなか、しんどいかったです。でも、引き込まれて、やめられませんでした。もう、惣一が、哀れであの、惣一が………。さすがの作者様です。一筋縄には、いかない。皆様、一緒にはまりましょう。
壮絶だけど最終章が最高!
ネタバレ
2022年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「月に笑う」のスピンオフなのでやっぱり読んでいた方がわかりやすいと思いました。月に笑うの中で何気なく路彦が言ってた事を実際に、、、というちょっとしたリンクも感じました。 惣一さんの嘉藤への壮絶な片思いのお話です。それだけでも心が痛いのに、惣一さんは本橋組の跡目という立場でバイオレンスで超絶な地獄が待ち受けていて、、、お願い助けてと祈るような気持ちで読み進め本当に心臓がバクバクしました。結末と書き下ろしの最終章を読んでこの地獄の過程をも納得してしまう木原マジック!惣一さんはやっと幸せになれたかなあ〜涙 最終章が最高に良いです!まさに静謐で惣一さんが可愛くて嘉藤の変化も。この結末しかないと思わせる先生凄すぎる!
もぎとった男
ネタバレ
2022年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原さんのすごいところは、イヤミでクズで底辺なはずの男が、だんだん魅力的で可愛いヒトに見えてきちゃうところだとおもいます。
「もう許してあげてください!」とお願いしたくなるくらい、登場人物を容赦なく地獄の底まで突き落とすのが得意な木原さんらしさが、ギュッと詰まったお話になっています。

今回は「月に笑う』のスピンオフで、ヤクザの惣一さんのお話です。
クズ男だった惣一さんが前作では、ひどい目にあっても心なんて一ミリも痛まず、むしろ「もっとやられていろ」なポジションだったのに、地獄通り越してすごいことになってしまいました。
ほかの方が既にレビューされているとおり、徹頭徹尾ヒリヒリとした痛みにあふれています。

そしてさすが主人公になった惣一さん。打たれ強いところもあり、愛情は重く一途すぎて、変態度も高い人でした。
カタブツ常識的ヤクザの嘉藤さんから愛をもぎとったあげく、ある意味では自分の思い通りの結末を得た総一さんはすごい男です。

前作も重たかったですが、今回は重量感がマシマシ
「痛いお話が読みたい』「痛みを何日も引きずっていたい』そんな趣向の方にはピッタリのお話です

まあ?反動の糖度はこれまたすごい高いんですけどね!
全てを取り去って
ネタバレ
2022年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 惣一。酷いことを沢山してきた人なので、酷い目にあっても仕方ないのかもしれないなんて、思ってしまいます。本当は、そんな事はないのかもしれないけれど。本当の自分を隠すために目を逸らしていたけれど、逸らせなくなってしまった。組長の息子でなければ、ここまで隠さないで生きていられたかもしれないです。不憫です。上巻ラストに嘉藤から告げられた言葉が、惣一を切り刻む。嘉藤は自分の理想を求めて求めて。ずっと惣一のそばにいる。理想って、なんだ。それが惣一を縛り付けてより、拗れて行く。苦しいことばかり。惣一は早くそこから降りてしまえれば良かったんです。きっと。でも、嘉藤が好きだから…。もぉー、これ、ある意味地獄です。最後は天国行きになったのかもしれないです。嘉藤も自分が何を求めているのか。どんどんわからなくなって行くし。それでいいですよね。惣一と嘉藤だけの世界があればいいんです。2人は楽園に行ったんです。本来の仕事に戻りますかとかいう嘉藤の言葉に答える惣一の言葉に胸がじわじわきます。梨とりこ全然の描く表紙が最高に合ってます!この作品世界を簡潔に表現しています。
心に響く深い話でした。
ネタバレ
2022年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻は決して振り向かない嘉藤に対して熱烈な片想いを続け、ほぼ狂ったように恋をする惣一が痛々しかったです。惣一のキャラクターがかなり独特なのもあり、見ていられない気持ちになります。
下巻は筋者としての心意気を見せ、組員の心を掴んで活躍し、組長に上り詰める惣一が格好良かったです。段々と嘉藤の心も絆されていき、変化する嘉藤の心情に弄ばれる惣一は不憫でもありますが、2人の距離は縮まっていきます。ただ、ヤクザという職業に纏わりつく血生臭い抗争や面倒ごとに、惣一が巻き込まれて酷い目に遭っていくのは辛かったです。ですが手に汗を握るような緊張感があり面白い場面も多く、裏社会の世界がドラマティックに描かれていました。
ラストは個人的には悲壮だと感じましたが、良いか悪いかで言えば良い結末だと思います。何処かで2人でひっそりと愛し合いながら生きていく、筋者の矜持に縛られて生きてきた2人にとって唯一の光であると思います。それまで惣一の愛を拒み続けてきた嘉藤に、今までその愛を跳ね返してきた分だけ、これから惣一をたくさん愛していってほしいと願ってしまいます。
重すぎるけど読み止まれない
2022年5月1日
月に笑う→灰の月と、2日間で読み続けてしまいました。
皆さん書かれてますかとにかく重い。
月に笑うも重いと感じましたが、この灰の月はレベルが違うという感じです。
だけど、内容が深くて読むのを止められませんでした。
ハッピーなBLも楽しいけれど、時には違うテイストも良いです。
初めて木原先生の作品を読みましたが、他の作品も読み漁りたいです!
刺さる
2022年3月30日
木原さんの作品の中でもかなり危険な小説だと思います。読まれる方は覚悟してネタバレを見ずに挑んで頂きたいです。終盤まで本当に救いがなくてここまで惣一を身も心もズタズタにされて結末を読むのが怖くなるほどでしたがラストは寂しいけれど希望もあります。こんなBLは木原さんじゃないと書けない。
はあああ、辛かったーーー
2022年3月6日
もうなんか辛かったです。切なくて惨めでえぐられた感じでほんと辛い。。。惣一さんかわいそすぎる。はあ、、、辛い話でした。でも形はどうあれ最後は一緒にいれたからいいのかな。しんどいーーー
月に笑うのスピンオフ作品です。
2022年2月22日
駄目だぁーレビューを書こうとしただけでも泣きそうになる。
月に笑うは言うならお子ちゃまな恋愛なのにこの惣一と嘉藤の灰の月は心をザクザクと削られ私生活にも支障をきたしております。涙で前が見えない!これはBLなの??なんだか愛にも多種多様で様々な形があるんだなと思いました。惣一と嘉藤の安らかな幸せを願わずにはいられない。
泣きます!
ネタバレ
2021年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思いが伝わらない状況が長く、でも一途に好きな人を思い続ける主人公。必ず泣きます。また主人公がうける暴力表現もなかなかハードです。最後に2人が結ばれた時には良かったねーー!!となりますが、暗い、ハード、切ない、苦しいがほとんどかと思います( ; ; )しっかりとした小説、文学を読みたい方にオススメです!他のBL小説とは一味違います!
悲劇とは
ネタバレ
2021年12月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中から嫌な予感がして、ネタバレをさがして見たら、心臓に悪いからもうやめようかと思ったけど、三日ほど躊躇ったが、とうとう今夜で読み終わった。もう......言葉で言えないほど苦しくて、涙が止まらない。痛い。井内のとこに閉じこめられてる惣一の姿を見ると、フッと信二が高級マンションで初めて惣一に会った時のシーンを思い出した。あんなに尊く、カッコ良く、完璧だった惣一が...。考えると胸が痛い。最初はいくら何でも冷酷すぎると思って嘉藤を恨んでいたが、最後まで読み終わたら、その恨みも虚無感になった。もう何もかも遅いんだ...昔の惣一はもう戻れない。けど惣一にとって、今のまま方がいいかもしれない。そう考えると、どうしても受け入れられなかった私も、その結果を受け入れる。
「灰の月」があって「月に笑う」
ネタバレ
2021年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 光っていない、触れたら崩れてしまう月・・。
惣一は自宅で襲われたことがきっかけで残酷な運命を辿ることになります。
この事件が無ければ、「月に笑う」の2人は殺されていたんだろう。
惣一と嘉藤はヤクザで犯罪者で人殺しです。
その報いを受けながらも2人が死ぬことなく結ばれたのは奇跡なのか許されたのか運がよかったのか。
惣一は壊れてしまいましたが、もしも記憶が戻り頭も元通りになっていたとしたら・・嘉藤は自分の理想の惣一を求めるでしょうし、惣一は暴行の記憶に苦しみ嘉藤からは愛されない・・。(薬物の後遺症が無くとも壊れてしまっていた。後遺症によって救われた?)
最後までどうにか読み終えましたが、なんというかもうどうしたらいいかわからない感じが正にタイトル通りです。
木原買
2021年9月24日
なんか…もぅ…いろんな意味でいっぱいになる作品。前シリーズからの流れで惣一の話かよっつぅ出だしだったんだが。因果応報なんて言葉では片付けられない壮絶さ。嘉藤の気持ちを考えるとグルグルするし。ラスト…二人はどこに?天使の梯子を登った?いっぱいになるんだが…木原祭で読み漁りそぅww
めちゃくちゃ痛い
ネタバレ
2021年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ かなり辛いシーンが多いので、表紙のシンプルさに惑わされないでください!というのがまずお伝えしたいことです。痛くて辛い木原先生の作品が好きなので購入しましたが、ハッピーエンドと言えるのか?と意見が真っ二つに分かれるような凄まじい作品でした。トラウマに始まりトラウマに終わる、といっても過言ではありません。木原先生の「熱砂と〜」(電子配信無)も拝読済ですが、同様に読者にトラウマを植え付けそうなレベルでリアリティたっぷりに描かれています。文章を読んでいるのに頭の中に映像として思い浮かべることができるのは木原先生作品の特徴だとは思いますが、これから読む方は必ず健康なときに読んでください。ちなみに、前作未読でも内容理解に困ることはありません。
切ない、苦しい、痛い、怖い、重い、辛い
2021年5月22日
どちらかが壊れることで一緒になれた二人。惣一の、嘉藤の望んだ愛の形だったのではないか、そう思うとやり切れなさが残るものの、ハッピーエンドなのではないだろうか
ショックで数日間引きずると思います
2021年5月21日
表紙に惹かれて軽い気持ちで読みましたが、とんでもなくトラウマになりました。もうこの読後感をなんと表現していいのか…何回か読み返してますがあるシーンは辛過ぎて未だに再読出来ません。後に灰の月は木原先生の作品の中でもトップクラスに痛々しい話だと知って納得です。木原作品を未読の方は是非!先生の他の作品で耐性をつけてから読む事を強くオススメします。普段執着モノは大好物ですが、この作品に限っては受けの執着が強過ぎて、どのページをめくっても痛々しく、読んでてとても辛かったです。とどめが終盤の惣一のあのセリフ。悲惨過ぎる…。読まなきゃ良かったと心底後悔しました。が、そこが木原先生の凄い所。怖いのに続きが気になって気になって、最後まで手が止まりませんでした。ハッピーエンドと捉えるかは人によって違うと思います。自分は一回目読んだ時は悲し過ぎて受け入れられませんでしたが、二回目読んだ時に、二人はこの結末で良かったんだと思いました。万人に受ける内容でも無いと思います。が、確実に心に残る作品です。辛いと分かっていてもふとした時に読み返したくなります。気軽にオススメは出来ませんが、気になる方は是非読んで欲しいです。
怖い怖い〜
2021年5月11日
木原作品じゃなかったら、この結末に納得はできなかったとおもいます。いい意味で忘れられない作品になりました。
苦しい
2020年12月3日
さすが痛みの伝道師。あまりに痛々しくて哀れで不憫で…、上巻もつらいけど下巻は読んでいて苦しかった。でもとても好きです。
私はネタバレを見てから読みましたがそれでも下巻の中盤以降、色々な意味で衝撃でした。何も知らず読んでいたら心臓に悪かったと思います。
読者それぞれの想像に任せる最後…甘くほろ苦いような切ない余韻がいつまでも残る素晴らしい物語でした。
ガーン。
ネタバレ
2020年9月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭からキツイ暴力描写があるで「ええぇぇぇぇっ?!ちょっ」と若干引きながらも夢中で読み耽りました。予期せぬ展開が多く、「ええぇぇぇぇっ?!」と心の中で何度叫んだことか。展開だけでなく、諸々の性描写や残酷描写に何度驚かされたことか。こんな凄まじいのBLで見たことないよ‥。読み終わってショックで不眠になったので夜は読まない方が懸命です。
上巻の、攻めに失望され酷い暴言を吐かれ、とことん愛されない受けが泣き叫ぶシーンが好きでした。狂った世界の狂ったクズたちの狂想曲だと思いました。
覚悟をして‥
ネタバレ
2020年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても、辛い、痛い、苦しい、哀しい

惣一さん
壊れてしまわないと
生きていけな程の現実
壊れてしまっても
忘れることのできない
嘉藤への想い‥

嘉藤と惣一さん
誰も知らない場所で
穏やかに
暮らしていて
ほしいと
思うエンディング‥
読んでて辛いけど、止まらなかった。
2020年9月6日
※閲覧注意作品
猟奇的で救いのない展開が続き、確実に読者のメンタルを傷つけます。
金曜日の夜中に読み始めて、ショックで二晩眠れずほぼ三日起きてました。土曜日は布団から出られず、ご飯が喉を通らず、それでもこの作品の中毒性に負けて、何度も読み返しました。
平日に読んだら仕事が手につかなかった。休みの日に読んだ方が良いですし、メンタルが弱ってる時は読みはじめない事をおすすめします。
これはBLなのでしょうか。
ネタバレ
2020年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ わたしが知ってるBLと全然違う。読む前は泣いてしまうようなお話なのかなと思っていましたが、これはそんな話ではありませんでした。上手く言えませんが、こわいとか、そういう感情です。
なんと書けばいいのか。。。
ネタバレ
2020年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューをどうかけばよいのか悩みます。
惣一の嘉藤への一途な想いがいつか届くと思っていただけに最後まで恋愛とゆう意味での愛にはならなかったところがもの凄く悲しく、惣一への忠誠・献身が愛以上のものにも思えて幸せなのかとも思いました。
きっと一生傍にいて寄り添って生きていくのだろうと強く確信しています。
いつか惣一が正気を取り戻しますように!と願わずにいられません。
胸が痛いハッピーエンド
2020年5月9日
自分の欲望を満たしたい。
誰もがそういう欲を持っているけれど、ヤクザという人種は、それが一際強い人間の集団なのかもな、と、それが読後浮かんだ想いでした。
クズやアホや小狡い小物、それぞれの欲望を満たすことに躍起になる中、最も切ない欲望を秘めた男は、
賢いが故に満たせないことを知っていた。
だからこの結末は、彼にとってあり得なかったはずの、ハッピーエンドでしょう。
人の闇をこんなにも愛しげに描く作者は、人間という種族の愚かさをも愛しているように思います。
なかなか重いお話です
ネタバレ
2020年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初から最後までなかなか重い話で心にずっしりきました。
1番に思っているひとになかなか振り向いてもらえないのがもどかしいですが、そういう意味で好きになってもらえなくても、大事に思われていることだけはずっと伝わってきて切なかったです。
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やはり痛い
2020年4月15日
好きな作家さんですが読む前には覚悟を決めてそれから読み始めます。今作もイタタ…なお話で死人も多くて惣一はホントに悲惨で。ただ精神もボロボロになってしまった惣一のそばに嘉藤が居てくれる、それだけで読み手としては満足です。嘉藤の愛がどんなカタチのものだとしても。2人の行方が分からない終わり方はショックだけど、まあどこかで上手く生きていてくれたらそれでいいかと納得致しました。
想いが通じ合うということ
ネタバレ
2020年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 月に笑う を読了後、こちらも上下巻一気に読みました。月に笑うに出ていた惣一のした事を思うと、ハッピーエンドはありえないんだろうと覚悟して読みましたが、さすがこのはらワールド。胸をえぐります。過去作品色々読みましたが、これほど痛みつけられ報われず、結局愛の言葉一つ囁かれないBLがありましたでしょうか。これが想いが通じ合うという事…???この作品を基準とすると、今まで読んだBLは以心伝心テレパシー並みに通じ合ってたって事になりますね…。最終的にある意味惣一の望みが叶ったと言えるでしょう。その望みを叶える為に自分の全てを失ったと言っても過言じゃない。これが惣一視点の話であれば吐いてました。それくらい壮絶で、嘉藤視点でよかったとつくづく思います。攻め視点でよかったと思える作品は他にはありません。
BL的には嘉藤はひどい男に見えるかもしれません。盲信して執着するくせに、好きではない??抱ける、欲望も覚える。居ないと生きていけないけど、好きではない???何言ってるんだろうと思ったけれど、確かに自分の価値観を曲げられないのはどうしようもない。寝れると愛せるは別問題。嘉藤の価値観を壊す代償は、惣一の心だったって思うと……涙が止まりません。
確かにこれも一つのハッピーエンドなのか…???月に笑うで惣一がした事考えれば因果応報、幸せにはなれないと思ってましたが、代償が大き過ぎませんかね……そのうち嘉藤がアメリカ行き引き留めた事を後悔したりする日も来るんですかね???それでもやっぱり手放せないんでしょうね…あの執着が愛でないのなら、一体なんなのか…タチが悪い…
惣一の不幸と幸福どちらとも嘉藤から与えられてるものなんですね……他人から見たら不憫で不幸でも、惣一は幸福なんですよね…久しぶりに引き込まれ過ぎる作品に出会い、文句タラタラの★5です。
スゴい!
2020年1月3日
神です。
スゴい話でした。切なくてこれでもかと次々の出来事に先の読めない展開で苦しくなりました。スピンオフは決定的な最後はないものの、読者の好きなような最後にしてと委ねられたので、自分のいいような解釈をしました。
神です。スゴいです!
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2019年12月19日
先生の作品は何冊かよみましたが
一般的なハッピーエンドではなく
このラストしかなかったのだと
納得してしまう終わりが多く
今回もすごく内容が苦しい作品でしたが
先が気になりすぎ徹夜で読み終えました
このような話が苦手な方もいるでしょうが
私の中では心揺さぶる作品でした
いいね
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ライトノベル…?
ネタバレ
2019年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終わってから数日間、ぼんやりこの作品のことを考えてしまって、しんどいからやめようと思っても気づけばまた考えてしまう…を繰り返しました。惣一視点のパートは少なく、上巻の試し読み部分と下巻のごく一部くらいで(どちらもつらい場面…)、あとはほぼ嘉藤視点です。にも関わらず、惣一に感情移入して苦しみながら読みました。嘉藤視点なのでもちろん嘉藤の感情はよくわかりますが、惣一については空白だらけのはずなのに、読者には惣一の感情もめちゃくちゃわかってしまいます。惣一をわざと傷つける嘉藤の言葉に息苦しくなりました。嘉藤に女のように愛されたい惣一と、惣一の気持ちを徹底して受け入れず、雌犬のような振る舞いに落胆すらする嘉藤。永遠にすれ違い続けます。少しでも惣一が報われてほしいと思いながら読み進めましたが、下巻後半、今までの痛々しさを忘れるくらいの苛烈な展開で読むのを諦めかけました…。なんでこんなひどい目に遭わせるんだと満身創痍で読み切りましたが、これ以上ない穏やかなラストだと思います。途中まで手に取るようにわかっていた惣一の感情が、ラストでブツンと途切れてわからなくなってしまうのですが、二人だけの世界で幸せに生きていくんだろうと思います。ある意味、惣一は生まれ変わったんですよね。
究極の愛の話
ネタバレ
2019年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ とてつもなく残酷で甘さのない作品なのですが、それでも読むのが止まらず、上下巻一気に読んでしまいました。
上巻は受けの惣一のヒステリックな描写が多く、攻めの嘉藤に愛されないことに対する我儘にしか見えなかったのですが、下巻での惣一は嘉藤のために理想の組長であろうとするものの、嘉藤に愛されたい気持ちは止められないことが、痛いほど健気で読んでいで胸が締め付けられました。嘉藤はBL作品とは思えないほど恋愛としては惣一になびかないのですが、組長としての惣一には心酔しており、お互い相手に執着しているものの、思いのベクトルが違うことが見ていてもどかしく辛かったです。最後は静かで穏やかな二人なりのハッピーエンドを迎えられて、惣一さん、良かったね…と思えました。
精神的にも肉体的にも受けの惣一がかなり辛い目にあい、エログロな描写も多いので、苦手な人はネタバレをある程度見てから読むことをオススメしますが、男が男に恋してしまった究極の愛の作品だと思います。
救いがない気持ちの行く末
ネタバレ
2019年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原さんの痛々しい恋愛のやり取り(時に一方通行すぎて残酷)は定評があると思いますが、BLというある種のファンタジーに置いて攻め側の受けへの嫌悪の露出がリアルな打ち捨て方でこれが現実だったらそう言うよな〜という事にハッとさせられ最高だなと思いました。
下巻の最終章にある、期待していなかったものへの喪失感。この言葉の重みが嘉藤の惣一へのすべてだなと納得しました。読む人を選びますつらくても読み切れた人は他に類を見ないBL描写のあるヒューマンドラマを垣間見たということで、幸せなのではと思います。
いいね
0件
BLラノベじゃない
2019年11月20日
スピンオフだったんですね。しまったなぁ。強烈すぎて元の作品を読むのに勇気いる。ラノベとかBLってくくりなんでしょうか。全然ライトではなくハードだったんで読者がこのカテゴリーに求めるものと違っているかもしれません。惣一を早く助けてあげて、と焦燥感にかられながら読みました。こんなにヒロイン?を痛めつけ辱しめるってなかなかない。私はハードボイルドやイヤミスなどの小説も読みますがラノベは油断してたので覚悟が足りなかった(笑)それもセック⚪の生々しさがキツイ…たまにそういう作品にあたって嫌悪感を感じますがこの作品に関しては私の中でBLラノベから逸脱している作品として人間ドラマの必要表現だと思っています。普通程度の甘さもないので面白いとも良かったとも言いがたいんですが読みごたえバツグンだったのでおそらくこわごわ他の作品も手を出す予感がします(笑)
健気受け、激痛い系がお好きな方は是非!
ネタバレ
2019年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原先生の作品はヘヴィだと言われがちですが、痛いくらいの感情でないと愛を感じられない人間からするとこれこれ!待ってた待ってた!状態です。
個人的には下巻の停電で絡むシーンがたまらなく好きです。優しく抱いてもらえず、嘉藤に暴言を吐かれ倒し、惣一くん、傷ついてボロボロです。心が痛くなるシーンですが、そこが木原先生の作品の味わいどころです。
ただ驚きを禁じ得なかったのは惣一くんの肉体が、意図的に、または望まない形で変わっていく様(女体化)でした。私は女性の身体が好きになれず、BLモノしか受け付けないのですが、ここにきてまさかの…。嘉藤一人のためだけに全身を差し出す、究極の愛ですね。別作「月に笑う」でもシリコンバックを入れた方がいいのかと受けが悩むシーンもありました。木原先生の描かれる受けは本当に健気で献身的。
ラストに関しては意見が分かれそうだな、と。個人的には究極のハッピーエンドです。(特に惣一くんにとっての)何を差し置いても1番手に入れたかった物が手に入ったわけですからね。読後感は穏やかでした。
相当の覚悟を決めて読んで下さい!
ネタバレ
2019年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻を読むのが、苦しくて悲しくて辛かったけど、下巻できっとめっちゃハッピーになるはず!と思って頑張って読み終え、惣一が幸せになるのを期待しつつ下巻を読みましたが、最後まで救いはなかった…つらい。「惣一の中で生まれた子は、惣一の中で勝手に死んだ」ここで号泣でした…つらい。でも読まずにはいられない。
・・・・・。
2019年8月23日
言葉が出ません。代わりに涙がじわりじわりと溢れてきます。重い、苦しい作品でした。先の見えないストーリーに惹きこまれました。様々な問いが頭を駆け巡りました。惣一の人生ってなんだったのか。嘉藤もしかり。全て取り払った2人に残った唯一のものは。
ようやっと、2人は幸せになれたのですよね。
ただただ文章の迫力に圧倒されました。しばらく頭から離れそうにありません。
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重い・・・のに読んでしまう
2019年8月16日
精神だけでなく肉体的に痛々しい描写も多々あり、印象としてはかなり重いかなと思います。苦手な人は苦手だろうなと。
2人の幸せは2人にしか分からないと思うし、ハッピーエンドと言えばそうなのかも知れないけれど・・・。愛するがゆえに色々な事を求めてすれ違いそして諦めながらも共に生きようとする姿が痛々しいです。でも何故か引き込まれるし読んでしまうし、後味は悪くない。私は多分、頻繁に読み返す事は無いでしょうけど、忘れた頃にまた読むような気がします。
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良かったけど...
ネタバレ
2019年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何というか...とても良かったですが、あまりに痛い!2人の関係も痛いし微妙で、でも読むのが止まりません。
後半はこれでもかというくらい惣一が可愛そうで涙が出ました。嘉藤は惣一を愛したのか...最終的には愛なんだろうな。どこかで2人幸せになっていて欲しい。
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木原作品です。
2019年7月29日
BL漫画も大好きなのですが、BL小説でしか味わえない満足感、満たされる感じが木原音瀬作品にはあります。
人物の掘り下げかたが秀逸です。
読み手を少し選ぶかと思いますので、ためし読みで気に入ったのでしたら、是非読んで頂きたい作品です。
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木原音瀬の真骨頂な作品
2019年6月9日
狂気的なまでに嘉藤に焦がれる惣一からすればハッピーエンドなのかもしれませんがどうにも他の幸せな終わり方が無かったものかとむず痒くなります。一方で嘉藤、そして周りの環境からするとこれ以上の終わり方は無いのかなとも思いました。痛々しく常に息がつまる様な話にも関わらず読み進めてしまうのはただ木原音瀬の作品だからとしか言いようが有りません。間違いなく木原先生にしか書けない、書くことを許されない作品だったと思います。評価は高いレビューになっていますし、私自身も星5では足りないほど評価したいのですが手当たり次第にオススメです!とは言えないですが少しでも木原作品に耐性があるのなら読んでほしい作品です。
やめられない話
ネタバレ
2019年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻が痛々しくてでも止められず、下巻に突入し、どうなるのと思って読んだらまだ来たかこういう展開がってなってるから最後にとても落ち着きを取り戻したのですが、なかなか読み返せないなって思ってます。でも好き。
ハッピーエンド
2019年5月31日
その愛の行き着く先をもう少し見ていたかった。木原作品はハッピーエンドまで甘い痛みを楽しむが、今作は痛み多量で甘さがなく、是非後日談で甘みを補完したい。
痛いけど、読まずにいられない。
2019年5月27日
最後までいっきに読みました。やめられない面白さ。惣一の思いが辛すぎて読み進めるのが、苦しかった。幸せなラストを求めて、まだくるかという怒涛のトラブルを読み進めました。ラストは、こうきたかという感じ。一度めは、えっと思いましたが、読み返すとこれでよかったんだなと納得。幸せたっぷりな何年か後の後日談を読みたいです。🙂
重くて痛すぎる神作品です
ネタバレ
2019年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 既に上下巻読み終えていますが、間違いなく神評価です。ですが、なんて痛いのか…。本当に覚悟して読むべき作品です。この終わりかたがハッピーエンドだとしたら、なぜ読後、ずっとこんなにうちひしがれて辛く苦しい思いが抜けないのか…。まさに、木原さん流の着地点です。月に笑うでは本当に冷血で嫌なヤツだったあの惣一さんは、なんて健気で一途で儚くて悲しい不憫な人なのかと見方がガラリと変わりました。特に下巻ではこれでもかと事件が起こり、息つく暇を与えません。危機を脱して安堵しているとまた落とされるといった感じで、最後はもう奈落の底、まさに地獄です。え、ここまでする?と痛くて辛くて。本当に、数日間ただただ心が重く痛かったです。そしてとにかく、惣一さんの健気さと一途さが泣けて泣けて仕方ない作品でした。
表題に惹かれて
2019年5月15日
珍しく表題に惹かれて購入しました。「灰の月」って色々なイメージを持てる言葉ですよね〜上巻読みましたが、下巻が楽しみでなりません。最後に収録されている、本編にチラッと出ていた山田の話しも良かったです。
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たまげた
2019年4月22日
ここまで愛されない受けは本当に見てて痛々しい。ヤクザもののBLって受けに対する作者の愛情がダダ漏れな作品が多いのですがこれはそんな感じが一切しない笑
ただそれはさておきとてもおもしろい。早く下巻読みたいです、長いですがそれでも最後まで一気に読みたくなる作品なので下巻出るまで読むのを我慢すればよかった。...っていうか上巻だけ読んだ状態だと受けが可哀想すぎて不憫なんだよ!

追記 下巻を読みましたが本当に胸が痛くなりました。素晴らしい作品です。がひどいです。本当にひどい...。風邪をひいた惣一に嘉藤が桃を剥いてあげて食べさせてあげるシーンで2人の時間が止まってくれていたらなあ。
早く続きを!
2019年4月21日
「月に笑う」のヤクザの後継ぎで、インテリヤクザの惣一の話です。前作で、惣一は、山田を気に入り、そして、ヤンデレ感が滲み出していました。この作品では、とにかく「痛い」につきます。惣一をトラウマに追い込む出来事も痛いのですが、彼のその後の行動も「イタイ」です。いつも身近にいた側近に執着し始めますが、受け入れてもらえません。はー、目が離せないというか、いったいどうなるんでしょう?惣一がかわいそうでもあり、惣一を立ち直らせるために、自分のモノを切ってもいいという側近の気持ち。ほんと、どうなるんですかね?早く、続きを読ませ下さい。
不憫
ネタバレ
2022年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな作家さんの小説なので、とりあえず上巻を購入しました。主人公が不憫で、読んでいて、つらい気持ちになってしまいました。でも続きが気になるので、下巻も購入しようか考えています。
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スピンオフ
2021年5月7日
『月に笑う』に出てきた組長の長男惣一と嘉藤の話です。惣一は非情だと思っていましたが 男であるがために嘉藤が受け止めてくれないことに苛立ち 嘉藤が異性愛者だからと胸まで作ってしまったんでしょうね。拉致でクスリ漬けにされて心を壊してしまったままという終わり方はちょっとショックでした。でも心を壊してもずっと好きだった嘉藤と一緒に居られるのは唯一の救いです。
○○エンドとは言い難い
2020年10月9日
ハッピーエンド、バッドエンド、メリーバッドエンド、様々な○○エンドという言い方があるけれど、これはそのどのエンドにも当てはまらないです。一言では言い表せない。これをバッドと思う人もいるでしょうし、またその逆も然り…。読むと、ずっしりとした石を胸に投げ込まれたような気分になる木原先生の作品。今回も特大の石を放り込まれました。
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辛い…
ネタバレ
2020年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 爆破事件あたりから読むのが止まらず一気に読んだせいか、途中、辛くて胸が押しつぶされそうになりました…
助け出されるまでに1年は長い!長すぎる…
しかもあんなショボイ男に拉致されてたとか怒りしか湧かない。
これから先は、誰にも邪魔されず2人でゆっくりできることを願います。
だけど、高級旅館の中庭を奇声を発しながら走り回る惣一と、ラブ ホでパスタと穴あきパンツのシーンには笑った。
シュールすぎる!
まさか、こんな重い作品で大笑いするとは思わなかったな笑
あと、嘉藤さんカッコよくて素敵なヤクザだったけど「そういえばこの人、路彦を撃ってころそうとした人だよな」って、すごく複雑な気持ちになりました。
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怖かった
ネタバレ
2020年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み進めるほどに悲しくて、辛い展開。こんなにいためつけなくてもいいのではないかとおもってしまいました。
でも、結末としてはこれが、幸せなのかもしれない。すごい映画のような世界でした。すごい、すごい作者さんです。
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苦しい
2020年1月9日
著者の方が「殺伐とした、ある意味狂った人たちの話」とあとがきされてましたが、本当にそうだと思いました。
また、他の方のレビューも「イタイ」とありますが、本当に「イタイ」です。だけどなんだか引き込まれます。
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重い・・
2019年12月30日
痛い悲しいシーンが続いて結構つらかったのですが、外側から見た時と内側から見た時の関係性の相違とか、気持ちのやり取りのギャップとか、いろいろ考えさせられる作品でした。痛いシーンが苦手な人は注意してください。
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痛い
ネタバレ
2019年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の作品は以前に読んだものがあまりに痛々しくて駄目で……今回も痛々しくはあるのだけれど、受けは気持ちの方向がはっきりしているし、それを受け入れない攻めも理由がはっきりしているので(ノン気攻めってこれだよなといっそ清々しかった)、そのすれ違いや距離感の縮まり方など興味深く読めました。ただ、受けの扱いがあまりに酷くてそれは本当にキツかった。これを純愛やハッピーエンドとしてしまうのは…正直抵抗があります。「終わりよければすべて良し」では片付けられないと思う。
つらい!
ネタバレ
2019年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原先生の作品は痛いことで有名ですが、この作品も例に漏れず痛かったです。
今後読み返すことはないとおもいますが、ずっと心に残る作品だと思います。
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泣けます
2019年6月24日
あまりにも主人公が不憫で泣けます。
上巻からハラハラドキドキで読むのが苦しくなりましたが、読まずにはいられない作品です。
最後まで読んでもハッピーエンドとは言いがたいけど、やはりこれ以外の終わり方はないかなぁと思いました。
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つらいけど読むのをやめられない
ネタバレ
2019年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原音瀬さんの作品の中でもつらい作品です。特に上巻はエロは多いのに愛が全然ありません。けれど、惣一の執着心にはドキドキするし、萌えはしっかりおさえています。下巻はちょっとヤクザのお話が多くなっているので流し読みしてしまった所もあります。衝撃的な結末は全く予想していなかったけど、2人なりの愛の形を見つけてほしいなと思います。
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不憫な主人公
2019年5月1日
受けの報われなさに途中で読むのを放棄しそうになりました。この終わり方だと下を読むのは少し勇気がいりそうです。この作品は好みがはっきり別れますね。私はついつい読んでしまいますが、やっぱりこの感じは慣れないというか苦手ですね。
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毒親とその子供。なやつ
ネタバレ
2024年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 胸糞だったー。○○○マリアを彷彿。似てると思ったのは私だけか??
視点の8割以上?攻視点だったので、個人的にカタルシスを感じれず。。カトウにはずーっと胸糞感でモワモワ。
惣一は自分の立場を理解して、長いこと自分を律してセーブしてコントロールしてたんですよね。自分で作り上げた頑強な枷を壊して自分の欲しいものを存分に与えてくれたのがカトウ。
そりゃ刷り込みで傾倒して依存しますよね。
その後の行動も、親に愛されたくて必死な子供のそれと似てる。必死で親の気を引こうとしたり、癇癪起こしたり、親に愛されたくて親の望み通りの自分になるために精一杯努力したり。
カトウはさぁ、惣一のことを自分の世界の中心に置いて自分の望むような人間にするために相手をコントロールしようとするんですよね。相手の好意が自分にある事を知った上で。そうやって思い通りに相手を作り上げようとする事に罪の意識は全くない。自分の為に相手が存在してると当然のように思って疑いもしない。
自分以外の人間は自分の所有物じゃねえんだよ!!
惣一を壊されて色んな人間にカトウは憤ってたけど、惣一を壊したのはカトウ。お前だよ!
アメリカに行って、自分の望む世界に飛び立たせたあげるべきだったんだよ!
ってそれじゃあ物語が成立しないんですが。。

カトウに愛されたくて、なりふり構わず滅茶苦茶をしてる頃の惣一が痛々しくも胸キュンでした
惣一
2023年9月6日
はあんな男の何処が好きなんだろう?少しもいい人では無く、優しくもない。ただ甘い嘘で惣一を翻弄することは無かったので、それだけは評価してあげるべきなのかな?それにしても不器用過ぎですね、2人とも自分の気持ちと理想を相手に押し付けるだけですから。惣一をあんなに何度もそして最後は長期に亘って苦しめる必要があったのでしょうか?それが無いと本当にこのお話しを読者に伝える事は出来ないのでしょうか?穏やかな最後はこのお話しの唯一の救いでした。惣一の静かな暮らしが続くことを願うばかりです。
あまりにも光明がない。
ネタバレ
2022年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「COLD SLEEP」他の作品は、辛いながらも一筋の光明が見える。でもこれは本当に救いがない。終わり方も不穏でしかない。二人の未来が希望あるものと想像でき得る要素がなさ過ぎる。二度と読み返す気にはなれない。
こんなハッピー求めてない
2021年9月24日
内容も文章も素晴らしいと思うし、流石木原先生だと思うけど、終わり方が兎に角嫌でたまらない。
これをハッピーエンドだと思えないし、メリバとも違うし何と言ったら良いんだろう。
受けにとってはこの上なく幸せなのかもしれないけど、永遠に同じ熱量にならない関係って寂しい。
怖いもの見たさで見ると…。
ネタバレ
2020年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 怪我や火傷じゃあすまない感じです。
上巻の途中までは好きなんだけど。一応最後は一緒になれるけど、果たしてそれが良かったのかと思わせる最後。
オススメいたします
2019年6月5日
オススメいたします。かなり心に残る作品です。ゆっくり噛み締めて読むと良いです。
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なんでこんな酷い物語を
2022年6月2日
最後まで読めなかった。これでもかってくらいエグすぎて、なんかな~
😔これでもかって❗こんな酷いこと考えられるのか‼ある意味では
凄いと思うし、記憶に残ると思う。でも後味の悪いのは無理。
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暗い
2019年8月21日
うーん重い、暗い。読むのが疲れました。
愛なしで悲しくなる。
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作家名: 木原音瀬 / 梨とりこ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: リブレ