義父、偽父、偽夫の3部作というので、第1作目のこの作品を購入しました。
読んでいく途中で、セリフにしらけて、くじけそうになりました。
辛口レビューの方々のいう通りで、竜児の職業をなぜ終盤まではっきりとさせず引きずるのか、その狙いがまったく分からず、大地との電話でようやく明かされるという必要性も疑問でした。あきれるような叔母は、最初の葬儀のシーンで消えていけばいいようなもので、後半の寄り道に再登場させるシーンは斜め読みしました。
この第1作目にでてくる大地は、このときまだ独身なので、竜児と未亜の結婚の後の物語らしい。2作目に期待します。
ただ、男性だけの表紙を含め、イラストはこの物語によく合っていると思います。