ネタバレ・感想あり災厄を運ぶ男のレビュー

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攻めが虎視眈々と、、、
2020年6月14日
自称「頭のネジが一つ多くて心のネジが一つ欠けている」攻めと、見た目も心も清廉な受け。ワルい攻めに絡め取られて落ちていく受けを楽しめました。攻めがだんだんと、子どもっぽく可愛げが出てくるのに対し、受けは作者様の作品では珍しくサバサバしていて主導権を握り始めます。甘さや大団円といった着地を求める方には不向きかもしれません。私は楽しめました。
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結末が・・
2019年8月9日
こういう結末だとは!それにしても戸田の執着ぶりがすごい。だんだんと落ちていく秀一の心情も丁寧に書かれていると思いました。サラサラと一気に読めました。二人のその後の続編があれば読みたいなあと思える作品です。
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葛西リカコ先生の表紙絵の色と字体が秀逸
2023年10月20日
戸田は最悪のタイミングで里見の前に貌を出す。大学時代から里見を気に入っていたのなら、十一年も経ってから現れるなと言いたい。結婚して子どもができる前に現れて誘ってくれたなら、不幸な人間を何人も創らずに済んだはずだ。
里見の窮地に乗じて断れないように危うい橋を渡らせる其の巧妙な手口には里見など到底適うはずがない。吊り橋効果のように危機的状況に陥るたびに段々と頭脳が冴え渡ってくる里美。戸田と水の中を潜り抜けて往きついた先はもう後戻りできない世界。水は性的な欲求や関係をこの場合は表している。
人の道を踏み外す里見の行き着く先は何処だろう。
思い直せよ、里見。人でなしになる前に。
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そっかぁ
2021年7月13日
うーん。戸田の執着がすごいんだが、どのタイミングからだったのか、なんでそんな執着したのかもわからないから気持ちが入り込むとこまでいかなかったなぁ。秀一は戸田を選らんだというより、穢れない尊い家族を自分が汚しちゃいけないんだと思ったんだろうなぁ。本当にすきだったら戸田はその事に罪悪感をかんじなくちゃいけないだろうけど…さっさと工場売って手を切ればよかったのに。
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それでいいのか?
ネタバレ
2019年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハッピーエンド?かな。攻めは可愛くなるし、受は殻をやぶって黒くなる。奥さんと子どもがちょっと気の毒。そんなに思い切りよくなれるならさっさと工場売っとけよとおもったので3です。
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