1作品目がいきなり青年誌ちっくな触手もので、中身がなく疲れるだけの文章だったので半額でも購入を後悔しました。
ただ、そのあとは短編で物足りなさはありつつそれなりのお話が続いたのでホッと一息。
アヒルはさらりと読みやすく、アラジンの初Hは苦笑ものでしたが甘め、羽衣伝説はしっかり練られた満足感のある作品でした。
で、最後。レビューである程度覚悟していた以上の酷さに最初の数行でギブアップ。
小説としての基本を踏まえた上でのギャグと、ただ好き勝手にノリで散らした乱文を履き違えているとしか思えません。語尾さえ揃えられない子供の作文みたいな文章が最後だなんて、それだけで評価ダダ下がりです。
5作品の内訳…☆1→☆3→☆3→☆4→☆1
平均2.4ですが、最初と最後が合わなすぎたので気分的には☆1です。アンソロジーの作品の順番は大事だと思います。