ネタバレ・感想あり鳥籠の狂詩曲のレビュー

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ありきたりではない物語
2022年6月6日
読み始めて、2人が分かれ、死んだはずのヒーローが侯爵として現れるシーンまでは、崩れてただれた貴族社会によくある、ほんとうは正統後継者? という、筋立てのような気がしていました。
ところがところが、まったく違っていて、大切な存在のために緻密な計略をたて、虎視眈々と進めていく、複数の登場人物たちが織り成すストーリーでした。
ここまで面白いと思う作品は少ないので、とても満足しました。
何も持とうとしない2人になって本当に結ばれた結末にも納得です。
この作家さんの作品は Web 上のものも含めて何冊が読みましたが、この作品が一番好きです。
表紙の美しさに
2021年3月18日
購入しました。挿絵も雰囲気があってとても素敵でした。ストーリー、レビューどおりにソーニャの悲壮感、腹黒さ満載で、素晴らしく、ラストには朝から涙してしまいました。このあと公式に続きを読みに行きますが、続きを読まずとも後をひく感動があります。この世界観に2、3日浸っていたいと思う秀作です。
ソーニャらしさある!、
2019年12月2日
最初の幼少期が物語の世界に入りやすくなっていて👍 再会してからは、ヒーローの努力やひたむきな思いが伝わりました
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忘却の彼方
ネタバレ
2019年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後はマリを手にいれたのにラーシュは、愛を紡いでもマリは、た次の日は忘れてしまう刹那い物語り
作者さん買い
2019年8月7日
両思いなのにヒロインの境遇が2人の邪魔をしているのが凄く切ないです。周りの人間関係などがややこしく何回か同じところを読み返しましたが、購入して良かったと感じています。最初の再会シーンで嫉妬で無理やりヒロインに迫ってしまうヒーローにキュンとしました。ヒーローのヒロインへの深い愛情を随所に感じられとても素敵です。せっかく思いが通じあったのにあんなラストで胸が抉られますが、これからハッピーエンドに向かっていくという希望が最後にはちゃんと示されています。描写されなくてもいいから2人には幸せになって欲しいです。ちなみにこの作者さんはウェブ小説からのファンです。毎回世界感が凝っていて緻密に考えておられるなと思います。しかも毎回すれ違い要素が入っていてすごく好みです。
感動
2019年7月1日
両思いだからハッピーエンド!ではなくて
両思いなのに、色々なものに縛られるヒロイン😩
鳥籠から助けたいヒーローと悩むヒロインの描写がとてもうまく書かれてました
最後は希望もありました。
2019年6月2日
ヒロインを鳥籠から出そうとしたのにヒーローも一緒に鳥籠に入る事でしか一緒になれなかった。2人の鳥籠を作ったのは男爵様かな。
男爵様が1番怖いです。偉大な音楽家にはそれを支えるパトロンが居ると聞くけれど、彼の狙い通り偉大な音楽家になるのでしょう。願わくば幸せな曲を奏でて欲しいです。表紙の絵が美麗で本屋さんで引き込まれて手に取りました。
復讐劇。
ネタバレ
2023年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 292ページ挿し絵あり。家の手駒のように育てられた侯爵令嬢ヒロインは年一で訪れる流浪の楽団の少年に恋をし、毎年親の目を盗み逢瀬を楽しんでいたが、ある年、ヒロインと少年に悲劇が襲い…という話。レビューで分かりづらいとありましたが、なるほどなと。これ、主役ミハイの方が分かり易かったかもしれませんね。彼の復讐に利用された主役2人の悲劇?と言った感じ。最後まで読めば伏線だと分かりますが、序盤の展開がダラダラしていて読むのがちょっとしんどかったです。ヒーローは何度も首を絞める描写があるように典型的なヤンデレで、そのせいでヒロインが危険に晒されます。その後悔がとても美味しかった。最後の最後、ヒロインの身体に奇跡が起きてちょっとホロッとしました。ハピエン寄りのメリバでしょうね。読んでる時は何度もページを閉じたりしていまいち集中できなかったですけど、読後感は良かったです。
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よかった
ネタバレ
2021年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 設定がしっかりしていて読み返しがありました。すれ違いや別れもあり、ハラハラしながら最後まで読みました。面白かったです。
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胸が苦しい
ネタバレ
2021年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋する二人を引き裂く出来事や、互いの言葉足らずによる誤解。
結ばれてからの僅かな、儚い蜜月。
身分差と文化習慣の違いから正反対の考え方のもどかしい二人。
ヒロインの母が亡くなる前にヒロインに伝えた言葉を理解出来ないヒロイン。
その意味さえ分かっていれば!と切なくなりました。
終盤、ヒロインに降りかかる記憶障害。
いやぁ、胸が苦しいの連続でした。
自由を求めるヒーローが、ヒロインを守り穏やかに過ごせるように宮廷楽士になる。
愛する女と居られるのなら、それでいいということなんでしょう。

番外編(ソーニャ公式)では、本編より記憶障害が回復している二人の幸せを垣間見ることが出来ます。
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狂愛
ネタバレ
2020年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ソーニャらしさ満載のお話でした。
ヒロインが欲しくてたまらないヒーロー。ヒーローが好きなのに素直な気持ちを言葉にしてはいけない立場のヒロイン。
周囲の人間も複雑で様々な事情を抱えていたり裏があって、ちょっとややこしいけど最後まで読み飽きませんでした。
切ない上にヒロインが可哀想な結末ですが、これはこれである意味ハッピーエンドなのかもしれません。
でも記憶障害になったのによく恋心を忘れず身体許したなぁ…とちょっと疑問。ヒーローの狂気なまでの愛ゆえ、でしょうか。
ともかく公式番外編のヒロインが幸せそうで、ほっとしました。
切ない
2020年8月18日
今まで読んだラノベで一番切ない物語だと思います。
ヒロインがあまりにも哀れだと思いました。
最後は少しは希望が持てる?とは思ったものの、何とかならなかったのかなと思わずにはいられませんでした。
鳥籠
2019年9月12日
登場人物の名前や物語の設定が複雑で話についていくのが大変でしたが、全てが終わった後のヒーローヒロインの姿が切なくて、そして穏やかな愛に包まれていて幸せになってほしいと願わずにはいられませんでした。
読後感がスッキリとは言えずとも深みのある心に残るお話だと思います。ヒーローsideもあり、また行動にもヒロインへの狂気並の想いも伝わってきて良かったです。
好みによる
2022年11月3日
ストーリーはちゃんとしてるし世界観もある。あとは、この結末が好きかどうか個人の好みの問題だと思う。意志のあるヒロインが好きなので、嫌だった。
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狂おしいほどの愛。
ネタバレ
2022年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローの愛が重いです。
ヒロインを手に入れたくて、相手の思惑にのり、なりふりかまわず、手をのばす。
そのまっすぐな愛が逆に怖い。
そして、ラストでのヒロイン。
すべてを毎回忘れてしまっても、耳が、体が覚えている。
切ない気持ちが残りますが、一応ハッピーエンドかな。
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ちんぷんかんぷん
ネタバレ
2019年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 家名や地名、人名が聞きなれないものばかりで混乱しました。ストーリーもいろいろ詰め込みすぎててややこしい。中盤から頭の中は「??」だらけ。ヒーローの狭量さに腹がたち、これでもかと痛めつけられたヒロインの最後ってあれは記憶喪失なの?!...え?どういうこと??わけが解らない......
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