ネタバレ・感想あり獣の牢番 妖怪科學研究所のレビュー

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読みやすい
2023年5月7日
なかなか面白かったです。キャラも立ってるし明治の雰囲気も良かったです。(当方歴史に明るくないのであくまで雰囲気)
ただまぁタイトル詐欺ではあるかな、と。獣の牢番というのも思い当たる部分はあるけれどタイトルに持ってくるほどかというとちょっと弱いし、妖怪と言うより民俗だし、科学らしき描写は無かったように思うし、研究所というか今回やったことは探偵っぽかったし。明治なんちゃらみたいなタイトルにしとけばよかっのでは?と思いました。
続きがあれば読みたいと思う程度には面白かったですが、望み薄なので星4です。
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獣の牢番ではなく妖怪の科學研究所でもない
ネタバレ
2023年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の絵に惹かれ、試し読みをして面白そうだったので、読んでみました。
研究所所長の八尋と所員の峯北の言葉のやり取りが愉快で、所長の友人の男爵家子息の小説家飯窪恭之介の人物像も興味深く思われたので、読み進めていきました。
依頼された行方不明者が出た村に赴き、村に祀っている神様の「ゆらさま」への感謝と畏敬の念が足りないと「ゆらさま」にとられて人がいなくなるという言い伝えを念頭に置いて調査をします。
その結果、行方不明者が見つかるのですが、新たな事件も起こり、人間の欲と迷信を是としなければ小さな村さえも存続させていくことができない人間の愚かしさを見ることになります。
獣や妖怪が出てくる話の方が余程読後感が良いのにと思わされてしまいました。
細かいところを読み飛ばして読み終えているのですが、二度目を読む気力がありません。
冒頭の三人で旅を始めたところまでが読んで愉しいと思えるところでした。
白猫さん、さようなら。貴女はいい仕事をしてたのにね。
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