漫画化されたものを読んでいたのですが、続きが気になり原作小説の方を先に読んでみることにしました。
主人公はずっと自分は将来最低の女王になって破滅してまうと信じていますが、現在の行動が全て周囲の人たちとの関係も変えてしまい、どう考えても元ネタの乙女ゲーム(にしてはかなり設定が残虐な気がしますが…)のようにはならないと思えるのに、その年齢になったら破滅すると信じ込んでいるのが…不自然な気がします。
悪役令嬢ものなどは破滅回避のためにあれこれ頑張るのに、この話の主人公は破滅回避というよりもその場その場で不幸にならないようにと周囲の人のことを優先しており、自分自身は不幸になって当然と思っているのが不思議です。
ゲームの破滅した年齢になった時に、どうなるのかは気になります。