ネタバレ・感想あり陰陽師のレビュー

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睦月ムンク先生のイラストが麗しすぎて
ネタバレ
2023年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『陰陽師と無慈悲なあやかし』は2019年9月11日に初版が発行され、『陰陽師と綺羅のあやかし』は2020年2月11日に初版が発行されています。
書店に平積みされた本の表紙の絵と題名を見て、多くの人が直ぐに購入を決めたでしょう。私も、睦月ムンク先生の表紙でなかったら買わなかったと思います。小説を読むときには、表紙の絵のイメージを頭に浮かべながら読む人が大半です。
『陰陽師と綺羅のあやかし』の第三章 百鬼夜行では、春実(はるざね)が母親に「会いたい人がいるのです」と言って出かけたことから、家に連れ帰った雪羽(せっぱ)を麗しい貴公子の恋人ができたと勘違いされてしまいます。
また、第五章の終盤で、春実は雪羽に「いくらでも私を食べてくれ」と懇願します。そして、雪羽は「それならあたしたちはもう一蓮托生ってやつだ。覚悟おし」と。春実は「望むところだ」と返す。唇から唇へ命が渡されていきます。
この小説は、どちらも丁寧なあらすじが書かれているので、物語を読み進める助けとなってくれるでしょう。
どうぞ、自分なりの美麗な平安時代のめくるめく妖(あやかし)の眉目秀麗ぶりを堪能してください。
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