ネタバレ・感想あり七日七夜の恋心のレビュー

久我有加北沢きょう

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れーさん

(女性/－) 総レビュー数：3408件

はんなり

2023年2月16日

花街のはなやかさ、京言葉がふんだんに味わえます。
落語に全然詳しくなくてもおもしろく読めてすこーしだけわかるようになります。
不器用でヘタレなわんこ攻めと意地悪な年上美人受けが楽しめる作品です。
作中に出てくる落語家さんも気になったので芸人シリーズ他の作品も読んでみたいです。

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salmon さん

(女性/50代) 総レビュー数：2126件

芸人BL

ネタバレ

2023年2月10日

このレビューはネタバレを含みます▼ あとがきで久我先生が｢不器用で鈍くさくて、けれど一生懸命で誠実な攻｣｢攻を翻弄する色っぽい年上受｣｢ちょっと意地悪な美人受｣と書かれているとおりのキャラでした。
攻めの萩家初蝉(最相守博 180センチ 24才)は３年の見習いののち独り立ちして３年経つがなかなか上達しない落語家で、受けの陽春亭弥助(戸谷淳文 175センチ 30才)は落語家から転職した太鼓持ち(お座敷で場を盛り上げる仕事)。
ラブももちろんありますが、お仕事の部分がすごくよかったです。昔桂米朝師匠の独演会や｢らくごのご｣の公開録画を観に行っていたのでこういう落語家のお話は楽しかったです。お話の中の落語の演目は全て実在するので後で動画を観るのも楽しいです。読後に｢千両みかん｣を観ました。確かに切ない余韻があります。攻めの｢千両みかん｣を想像しました。
攻めが本当にいいコでやられました。受けにはもったいないんじゃない？なんて思いました。でもまあよかったです。お仕事星５でラブ星４。星4.5くらいです。芸人シリーズらしいですが、こちらだけでも読めました。
2019年9月総259ページ挿絵あり

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