ネタバレ・感想あり花は獅子に護られる【特別版】のレビュー

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素朴で壮大で、沁みた
2024年4月29日
とっても面白かった。シルクロードとかのイメージのファンタジー。生きることの根源的な意味を考えてしまった。攻めが受けちゃんを助け出す中で語る言葉にはっとさせられた。かなり沁みた。簡単なセリフだけど、人生の本質だと思った。言葉少なく荒野を旅して、その厳しい自然こそがこの上なく美しくて、よかった。夢乃先生の描く、中央アジアイメージのファンタジー好きで読んできたけど、本作は無駄なものが削がれて、ある意味ハードボイルドで、軟弱さのないしっかりしたお話だった。先生の底知れぬ実力すごい、さらに大好きになった。
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私は好きです!
ネタバレ
2020年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命的に出会い、ふたりで旅し、そして最後にはふたりの幸せを見つけるお話。
死んだ母の幻影を見たり、他にも少し不思議な要素が入っていますが、物語の雰囲気で違和感なく読めます。
やっと結ばれた時のエチシーンもいいです。ほんとに、メトゥ、嫌々ながら美しい背中を人目に晒して来て危ない場面もあったのに、バージンを守り抜けて良かったね。
気に入った物語は短い期間に何度も読み返すのですが、これもそのひとつです。清廉な男前攻めに健気な美人受けというところも好きなポイントです。
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しんどい・・・
ネタバレ
2019年12月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ あまりに不幸な生い立ちのメトゥ、母を殺され神託によって国を出されたセンゲル。メトゥが可哀想で可哀想で、読んでいて苦しくなってしまいました。そして2人に悲しい因縁があり一層メトゥを苦しめて・・・。読むのが辛いくらいでしたが最後はハッピーエンド。センゲルが何もかも弾き飛ばしてくれたようでホッとしました。きっときっと2人で幸せになれることでしょう。神託バンザイ!(笑)
よかったです
2019年12月7日
広大なアジアの片隅で、共に「さがす」旅。出会いはいつも偶然ではなく、必然なのですね。「旅」をするお話はやっぱり地図が欲しいなあと、ワタシはいつも思ってしまいます。
雰囲気を味わうお話
2020年2月10日
大笑いする事も、大泣きする事も無い感じですが、素敵なイラストと清廉なカップルの雰囲気を味わうお話でした。ネパールとかそちらの雰囲気をちょっとだけ感じれて、人の因果を感じるストーリーは…そうですね。スーホの白い馬とかそういう教訓物を読んだ時の感じの印象に近いように思います。SSではその後の二人が甘く書かれていてよりBLぽくなっています。後味の甘さ、楽しみに読み進めて下さい。
よくできている物語ですが、、、地味
2019年12月1日
良く練られているとは思うのですが、衣装、食べ物、飲み物全てが地味で、恋愛シーンも少なく、とにかくひたすら最初から最後まで地味でした。
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作家名: 夢乃咲実 / 亀井高秀
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 二見書房