人の良い父親が、自分の兄(ヒロインの伯父)の法外な借金の保証人になっていたが、その伯父が借金を踏み倒して逃げたため、ヒロインの家族のところへ借金取りが来るところから話が始まります。まあ、この借金の額がちょっとした国の国家予算レベルで、奴隷に売られそうになったヒロインが「代わりに返済する!」と立ち上がる…っていう設定は、失礼ながらこじつけ感があると思いますが、その他は楽しめました。ヒロインが、自分の持っているチートに全く無自覚で、男性からの好意に恐ろしく鈍感っていうところは、最近の流行りでしょうか。まあ、とにかく最後に嫌な奴と悪い奴をやっつけて、ギャフン!と言わせてざまあ!となり、全てはめでたしめでたし…という話で、面白かったです。