作者買い。架空の幕末＋オメガバースものの短編。時代物なのでアルファやオメガ等の言葉はやや浮いた感。方言は良さもあり、読みにくさもあり。
外国からの圧力と内部分裂で混乱を極める武都で、亡き母の墓参りをするオメガの菊夜叉。しかしいきなり三人のアルファの男たちに襲いかかられ……。
その中の一人、叢雲は自分が運命の相手だと告げて拉致。超熱烈執着大型ワンコ年下攻・叢雲。いつも通り！菊夜叉(受)に激しく執着したり、種付けしたりしています。そうかと思ったら菊夜叉に名前を呼ばれるだけで狼狽えたりするアンバランスさ。
お互い敵同士で、叢雲たちVS幕臣たちの戦い。そして最後にはとんでもない事実が判明……。二人の行方、兄たちVS弟、菊夜叉に対する兄たちの心情、菊夜叉の父は二人をどう思っていたのか。色々気になるので、長編希望。
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