ネタバレ・感想あり神様の用心棒のレビュー

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侍の懐にうさぎ、萌え
ネタバレ
2023年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦で命を落とした元侍の兎月が死ぬ間際に祈った「うさぎになりたい…」死後、ふたたび蘇った兎月がツクヨミを祀っている宇佐伎神社の用心棒となり、神社の参拝者の願いを叶えていくと失われた記憶がひとつずつ戻ってくる…と時代ファンタジー人情ものっぽくもあり、登場人物もいい味出してます。パーシバルさんいい。兎月が徐々に色々な人々と関わって楽しそうになっていくさまも面白いです。ただ、時代背景や新選組、刀…とくればやはりあの人物か?となりますが、この作品においては歴史人物の実名登場はなんだか少々ムチャぶりのような気がして白けますね。これは土方〇三モデルの架空キャラにすればよかったのに…でもお話は面白いので続きも読みますよ
アオジマイコさんの表紙絵に吊り上げられて
2023年5月30日
神様の用心棒第一巻『うさぎは闇を駆け抜ける』では、⦅宇佐伎神社の用心棒⦆と⦅狐のくれた赤ん坊⦆が面白いと思った。
神様の用心棒第二巻『うさぎは玄夜に跳ねる』では、⦅幕間⦆が面白いと思った。
神様の用心棒第三巻『うさぎは梅香に酔う』では、⦅ヨコハマから来た、小さなレディ⦆が面白いと思った。
主人公の兎月とツクヨミとアーチー・パーシバルや神徒のうさぎたちとのやり取りが楽しめるのだが、第二巻と第三巻ではそれぞれ一つずつしか楽しめなかった。
血なまぐさくて気分が悪くなるような話ばかりだったので、再読することはもうないと思う。
続巻の購入もしないつもりでいる。
読後感が良くない小説は、それに費やしたお金と時間を憂えてしまうのが、今回よく判った。
表紙の絵は素敵だったのに残念だ。
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