ネタバレ・感想あり旅鉄BOOKS 025 木造駅舎紀行200選のレビュー

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今の時代に合わせた建物もある
ネタバレ
2024年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 古くから存在する木造の駅舎は時代が経過していくにつれて、老朽化対策や耐震性確保に伴う改築あるいは廃駅に伴う取り壊しによって、国内各地でだんだんと減少しているイメージがありました。ですが、木造で建っていた建物をわざわざ他の場所に移設して残したり、木造駅舎自体を新規に建てるもしくはリフォームして活用している例もあるようで、その価値が見直されている場合もあるということを学びました。デザイン面についても簡易駅舎というステレオタイプにとどまらず、モダンを感じる格子状の模様を壁に採用したものから、既に過去に取り壊されて存在しなかった有人駅時代の駅舎内部を再現したものまで、今はバラエティー豊かに選べる時代なのだということを知りました。
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作家名: 杉﨑行恭
出版社: 天夢人