軽い気持ちで読み出すと、ヒーロー、ヒロイン以外の登場人物が分からなくなります(笑)。
この作者さんの作品ではよくあることですが、TL小説なのにやたら登場人物が多い。
日本書紀から始まる因習にとらわれたヒロインとヒーロー。年下ヒーローは一途にヒロインを愛しています。
あらすじ通り時代錯誤な主従関係を通そうとするヒロインもヒーローを愛しています。
企業問題や殺人事件、復讐と陰謀。スリリングではありましたが詰め込み過ぎでした。
面白く読めましたけど、物凄く面白かったとはいえないかな。
何年もお預け食らっているヒーローの拗れた感じは非常に好きでした(笑)。