ネタバレ・感想あり王妃ベルタの肖像のレビュー

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主役2人に星1マルグリット様に星4
ネタバレ
2024年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良し悪しは置いといて最後まで1番ぶれなかったのがマルグリット様でした。漫画と原作では改宗の流れとハロルドの内情が違っていて驚きました。漫画は不妊→南部から打診→改宗→政略結婚で原作は不妊→改宗→南部から打診→政略結婚という時系列。漫画ではハロルドと母親との会話から正妃を燻りはありながらも愛しているが国庫が厳しく仕方なく政略結婚した感じで葛藤が伝わってきたのですが原作では血統に拘り自死しようとする正妃に引いており王統の血が云々の発言で見切りをつけ旧国教勢力と独立するため改宗したところ折良く南部から打診があり跡継ぎを作ることも含めベルタを王妃として遇し関係を築くことを視野に入れており落ち着いたベルタにも好印象で仕方なく改宗したような漫画とは180度違う流れで作品の印象が全く変わりました。王太后とのマルグリットに関する会話もあれただの愚痴だったという。業がマルグリット様にだけ異様に重すぎん?と思ってたが重圧から解放され仲睦まじく過ごした頃の人間性を取り戻しているのにもう2度と会うことはないことがハロルドへの罰なんでしょう。私が感じたマルグリット様の唯一の欠点。血統を重んじ夫を見下すような歪んだ思想。これにも理由がありました。元夫の幸せを願いながら自ら神の元へ向かうマルグリット様は美しい聖職者でした。本当にすごく好きになりました。主人公夫婦は割とずっと喧嘩してて疲れました。ハロルドはベルタの父に子供が沢山いるのを知って自分とマルグリットが10年以上も死産や流産だと言ってる間にそんなに?みたいなこと思うしベルタはベルタで母親なのに流産を繰り返した正妃に数回で子供が出来た幸運はうちの家系のおかげみたいなこと思うしで不快でした。好きになれないカップルでした。若死か無能だったのか描れてないが弟がいたのに実家も継いでるし主人公補正すごかった。そのわりに子育てには失敗してる気がする。独身王は女だと格好いいけど男が言うとよっぽど禁欲的じゃない限り無責任なだけなのよ。主役2人に星1くらいでマルグリット様に星4で星5。そしては双子は結局どうなったんだろ。
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面白い!!この世界にひたれました
2023年4月11日
国政と結婚と出産とちょっとラブ。
意思の強い賢い女性主人公がすきではまりました。説得力のある、しっかりしたストーリーが好きな人はおすすめ。
架空の国や人種、政治的な話の設定、登場人物の心理描写もきちんと描かれていて、面白くてどっぷりと世界観にひたれました。
設定は読み手の想像だのみのラノベが世に溢れる中、いい意味でWeb小説からとは全く思えない質の高さ。
コミカライズをずいぶん前に読みましたが小説版をおすすめします。
作者の次の作品を待ってます!
面白い
2023年2月18日
本当に実在した人物伝のようですごく楽しく読ませてもらいました。コミカライズの方を先に読みましたがその時はここで終わり?ハロルドの魅力は?等なりましたがレビューが良かったので読んでみると見事ハマり全巻(3巻)読んでしまいました!
面白かった!
ネタバレ
2022年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皆さんのレビューを見てて、気になってたので、今回まとめて3冊購入しました。
読み始めると、とても面白かあっという間でした。
ただ、3冊目は、なんと言うか、急に大人になったルイが出てきて。あれ?もう?とは、思いました。
その前までは4歳で立太子の儀だったので。
ちょっと驚きました。間の話しは、なく。
でも、全体的には面白かったです。
昔のこういう宗教とか絡んでくるのは、歴史の勉強みたいな。でも、男女の恋愛?もとは、政略でも、お互いに気持ちが通じ会える相手に出会えたのはよかったなぁと。最初は、全くな二人だったけど。
そんな二人に子供が唯一できた。しかも男の子が。
それが、大きかったのかなぁと。
ベルタという女性に、興味もったし、もう少し読んでみたかった。でも、購入して良かったです。
漫画からはまって、つい全巻購入。
ネタバレ
2021年12月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画「うっかり~」を読んで、続きが気になり、全巻購入。淡々とした政略結婚夫婦ですが、少しずつ愛情を深めていくところが、とても良いです。年の離れた夫婦、かつ短命の血筋のようですが、陛下には長生きしてほしいなぁ、と思います。
是非、3巻まで読んで!!
2021年5月29日
3巻まで読み終えました。驚くほど、ちゃんとした(?)歴史物語です。学園ドラマのような王室の話はそれはそれでお気楽に楽しかったりはするのですが、これは全く違います。その分、途中で挫折しそうになる方も居るかも知れません。私は3巻が1番大好きです!でも、1、2巻を経てこそだなぁと感じるので、これから1巻に戻ります!

〉戻ってみました。前回読んだときよりも、気づくことが多く、面白さが増しました!
まだ、2回ぐらいは戻れそうです。
面白いんですよ!
2021年5月14日
コミカライズから入り、ノベルも2冊読み切りました。
芯のしっかりとした長女気質のベルタ。甘えることが苦手。でも本当の愛情に目覚めた時にどうなるのか?とても気になるところです。
よかった。
2021年4月23日
時間を忘れて読んでしまうほどひきこまれました。購入してよかったです。
ちゃんとした小説
2021年4月21日
コミカライズを見て原作に来ました。小説の方が自分の好みかも。最近ラノベ的な文章崩壊に疲れておりましたので、更にこの本を読みすすめるのが楽しかったです。歴史小説のように、また恋愛模様も気になりこの先も読みたいものです。
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何度も読み返しています。
2021年3月6日
ベルタがとても魅力的な主人公で、ハロルドもとても良いです。漫画の方も読んでいますが、そちらも絵が綺麗でどちらも面白いです。ぜひ今後続刊が出てくれるととても嬉しいです。
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読み応えがあります
2021年2月4日
漫画の試し読みを読んで気になり、どうせならとこちらを購入しました。一巻は漫画から想像していたよりも恋愛要素薄めでした。全体の治世を軸とした物語の一要素といった位置付けでしょうか。とは言え、ストーリー構成・それぞれに個性的な登場人物の設定がしっかりとしていて読み応えがあるため個人的には気になりませんでした。二巻は政治と恋愛要素が絡み合って物語が展開し、益々引き込まれました。
ベルタがかわいい!
ネタバレ
2021年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ベルタが嫁ぐところから、子を授かるまでは、そりゃもうスピーディーなのですが、そこから王妃としてのベルタと王のハロルドとの人間らしいやりとりが始まるのがなんともワクワクして、一気読みしてしまいました!
政治的な面でもとても面白くて、大満足です!
早く続きが読みたいです!
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作者の意気込みを感じる作品。恋愛は薄め。
ネタバレ
2020年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小説版のあとがきを読むまで、史実をもとにした作品だと思いませんでした。キャラがしっかりしていて、感情表現や出来事の流れが丁寧に表現されていました。想像した内容より硬派で、恋愛はほぼない状態でしたが、いい意味で期待を裏切られました。
あとがきに、作者さんの作品に対する信念を感じました。マンガ版の題名があまりに軽くて、はじめはセンスが悪いと思いましが、今は間口を広げるための策だったのでは、と思うように。
それでも、思っていたのと違う感は残るので、恋愛を期待して読まないでほしいとここに明記しておきます。
久しぶりに面白いと思った作品です。
ネタバレ
2020年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 残念なところはカバーイラストだけ、コミック化されているのでそちらのイメージで読みました。
まずベルタが好きです。最初は大人しく控えめにしていますが周りの状況で元々持っていた手腕でバリバリやっていくところがスカッとする話です。
ハロルドとは始めこそ冷えた関係ですが、徐々に通い合うところがワクワクです。本当少しずつの進展ですが、そこが良いです。続きもぜひ読みたいです。
壮大なストーリー
ネタバレ
2020年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ もともと、中世の歴史小説が好きで。先にコミカライズから読みましたが壮大なストーリーがライトノベルとは思えず、なろう、の連載と内容もあまりかわらないのかな?凄いな、と思いました。とても読み応えがあります。二巻でやっと気持ちが通じ合えたようなヒーローとヒロイン。三巻を切望しています。
好みのストーリー、惹き込まれた
2020年10月31日
中世時代の王室を垣間見たような空気に纏われる、とても興味深いお話でした。現代以上に心理戦が渦巻く、常に相手の胸の内を読んで思案、行動する、当時の王族貴族は大変だったのだろうなぁと。恋愛色は薄かったですが、2巻最後、もっと読みたいと思わせるようなエンディングでした。
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面白い
ネタバレ
2020年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ベルタは第二妃の為、一巻では正妃もよく出てくる。王であるハロルドは生涯の伴侶として正妃を大切にしているけれど、後継者問題と政治的な問題とでベルタを迎えます。なので最初はハロルドがベルタに対して冷たいという感じを受けるかな。致し方ないとは思うけど。ベルタが淡々としていて冷静に正妃の動きと政局を見ているし、ハロルドに何かしら求めているわけではないので、その点はさらっと流せます。血統主義の正妃と変革を求めるハロルドの対立により不穏な空気になる王宮。その中で、ベルタと女官たちのおしゃべりが面白い。ベルタが賢く立ち回るのでそこが読んでいて爽快です。一巻ではハロルドとベルタは互いに心から信頼するには至ってないけど、主従のような戦友のような立ち位置。二巻は二人の関係がどんどん変わっていき、王と王妃、夫婦として絆を深めていく関係になっていくのでラブ要素は一巻よりは高めです。ハロルドの人間らしい面やベルタの女性らしい面が出てきて、キャラもより魅力的に、ストーリーも面白く感じました。三巻が出るのか気になるところ。今のところベルタの実家が動いていないのでそこらへんが話として出てきたら面白いなと思います。
コミカライズからきました
ネタバレ
2020年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックを読んではまり、続きがよみたくて購入しました。
とても面白くて続きが気になります。
ぜひ3巻も書いてほしいです!
一気に読みました
2020年10月1日
コミック版の絵の美しさに惹かれて試し読み。
…はまりました。原作も読み始めたら止まらず、久々の夜更かしとなりました。
応援せずにはいられない
2020年9月18日
とても面白くて、隙間時間だけでは足りず夜更かしをして読みふけってしまいました。1巻はきれいな終わりでもあったけれど、すごく続きが読みたかったので2巻があって良かったです。次も待ち遠しいです。主役2人の人間性が妙にリアルで、でもちゃんと物語のヒーローたる完璧さも持ち合わせていて、ベルタをそしてこの夫婦を応援せずにはいられません。
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満足と期待
2020年9月17日
何か得した気が読み終わった後に感じます。そしてもっと続いてくれないかと期待しております。
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面白かった
2020年9月16日
1巻はきれいな終わり方でしたが、ベルタとハロルドの物語の続きが読みたかったので嬉しいです。2巻は期待していた以上の内容で、読み応えありました。漫画も購入しているので、どんなふうに描かれるのか楽しみにしています。
続きが楽しみ
2020年9月14日
始め、コミックスから見て、すぐ原作を、見ました、今後の展開が楽しみです。出来れば、ハッピーエンドを期待しますが。
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ベルタの変化が気になる!
2020年9月13日
漫画版の2話無料を読んで気になって原作を読み始めました。よくみる歴史小説かと思いつつも、ついベルタと陛下の今後が気になって読み進めているうちに、次の展開が気になってゆっくり読むつもりが
数日で読んでしまいました。早く続きが読みたいです。
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面白い!
2020年9月11日
コミカライズを見て、原作が読みたくなり読んでみたら、想像以上の面白さで、
いい意味で期待を裏切られた!
コミカライズを見たせいもあって、表紙のイラストにはだいぶ驚いたけど…
この先が気になって仕方ないので、2巻が楽しみ!
続きも楽しみ!
ネタバレ
2020年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックを読んだら、続きが気になって小説を購入しました。ヒロインが賢く、凛としていて、ワクワクしながら一気読みしました。
これから!というところで終わっていたので、次作が出るという通知を見て、とても嬉しいです。早く読みたい!
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良かったです!
2020年9月7日
子をなさない王宮に第二妃として嫁ぐ南部の姫。
最初はコミックで読んだのですが、小説を読みたくなり、ハマりました。
ベルタの賢さはこれからも王宮にはなくてはならない存在ですね。
続きも是非読みたいです。
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あとがきも含めて面白かった
2020年9月7日
一気に読んでしまいました。
もっと細かい心理描写があっても個人的には良いかも。
王子様が大きくなった国の話も読んでみたいなと思いました。
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これから
ネタバレ
2020年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストからのこれから!が、見たいのですが終り方はこれで良かったかな。。ぢ、全王妃の苦悩が辛すぎるな。育った環境はやはり変えられないから。
続きも読みたいです!
ネタバレ
2020年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューが良かったので コミックの無料版を読んでコレは!っと思い じっくり読みたかったのでこちらを購入しました。
バリバリの長女気質のヒロインが 予期せぬ政略結婚をすることに…
ヒロインもお相手も政略結婚と割り切っていたはずが 思いがけず お世継ぎに恵まれる。
政略結婚とは言え 愛情深いヒロインは子供をとても大切に思っていて 魅力的な女性でした!
お互い 歩み寄ってきたところなので 続きも読みたいです。
普段 心のうちを見せないヒロインの父が奥さんの膝の上で娘への思いを語るシーンが良かったです。
オスメス!!!
2020年8月20日
話の構成しっかりしてるし、各キャラクターも魅力的だし、文章力あるし、読んでて嬉しくなってしまう程楽しかったです!!!昔、デル戦とか読んで興奮した気持ちを久々に思い出しながら読んでました😄
2巻が出るの待ち遠しい!!
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ドキドキしました。
ネタバレ
2020年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 差別される中、好きでもない相手に嫁ぎ早々に子供を身籠るという波乱の展開‥!

1巻はまだまだ甘い感じにはなりませんが、後半で正妃が失脚(まぁ、この人も可哀想ではある)、ベルタが正式に正妃に!

2巻もうすぐなので楽しみ(^^)
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面白かった。
2020年8月17日
コミックの無料版から、この小説を知り、読んでみました。表紙は、威厳があって内容が難しそうな感じがしましたが、実際のところ文章が分かりやすく、すんなりと入っていけて、読みやすく、言葉選びにセンスを感じられました。世界観か独特で面白かった。王と王妃がこれからどうなって行くのか、ワクワクドキドキしました。
よかった
2020年8月13日
面白かった!
漫画を読んでて原作が気になったので買い、最後まで読んでしまいました。
続編希望!!待ち遠しいです!
こんなに面白いのに
2020年8月9日
こんなのに面白くて文章もしっかりしているのにラノベなのか‥。
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すごく良いです。
2020年8月2日
マンガの無料分を読み、気に入ったし続きも気になるので購入しようか思いましたが原作のこちらを購入しました。個人的にとても満足。小説にして良かった。
めちゃくちゃ面白かった
2020年8月1日
こんなに面白いのにこれもラノベに分類されてしまうの?つい文章って文章自体の装飾の有無に捕われてしまったりしがちだけど、簡素な文章の中に的確な表現があり、本人たちの行動を裏付ける心理描写がまったくブレなくて感情移入しやすい〜!試し読みしたコミカライズから小説の方に来たけど最高に正解だった。
すげ〜おもしろ〜次巻もあるんですか?早く読みたい!
とても面白い作品
ネタバレ
2020年7月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初作家さんでした。とても面白い作品でした。王妃になるまでの成長と王の成長物語。関係者のキャラが意外性ある者たちで楽しめました。文章も上手い。

続編が欲しいところですが、これ一冊でも充分な作品。ベルタの父母の若かりし物語が読みたいですね。
マンガから入ったのですが、内容が重厚でマンガとのギャップがありました。表紙にも笑。色っぽいところはないですがおススメです。
文化文明の違い
2020年7月26日
日本は島国故に文化文明は著しく異なる経験をした事が無い。それでもこれだけの戦国を歴史している。本編はそういう意味でもわかりやすく欧州の歴史背景を記した佳作だ。。
ドラマティック
ネタバレ
2020年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミック版が内容の分かりやすいタイトルなので、安心してノベル版を購入できました。
第二妃という立場で後宮に入った主人公が、王への愛情もないまま身ごもったことにより、否応なしに周囲を変えていかざるを得なくなるのですが、彼女の心境にも共感できますし、また敵役側の正妃にも同情してしまう事情があるのでクライマックスまで面白く読みました。
ラストは一瞬、「えっ、ここで終わり?」と思いましたが、綺麗な結末かと。

続巻も刊行されたので追記です。
1巻はラノベの悪役令嬢ものの文脈で読めましたし、ラストが「俺たちの戦いはこれからだ!」な印象だったため期待してしまったのですが、1巻に比べると敵が小物過ぎ、事件はあるものの、どちらかというと主人公が夫に対してウジウジしている印象が強く、残念でした。むしろ王の側近夫婦の方が多少面白みを感じる程でした。

もう続きはいいかな、と思っていたのですが、3巻は新たなイケメンと巨大な敵が現れたのでまた面白くなってきた印象です。
地に足のついた流れ
2020年7月11日
面白い。構成も展開もしっかりとしていて、目新しさはなくとも何かしら考えさせられるものがある。安定した文章でストレスなく読めて入り込める。ラノベとカテゴライズされるのは惜しい。
この後が読みたい
2020年7月10日
久々に、最後まで楽しく読みました。ベルタの生涯を終えるまで見てみたいです。
面白い!
2020年7月7日
コミカライズから来て、試し読みだけ。
普段活字はあまり読まないのですが、この作品は重めなストーリーのためか、こちらの原作のほうがエピソードや心情を深く知れてより楽しめますね。読んでみてよかったです。
特に序盤は、本題(産後)に進むためか削られた部分が結構あり、流れを把握しつつも新鮮な気持ちで読めました。個人的に名言だと思っている臣下のセリフが、原作にそのままあったのが嬉しかった(笑)漫画版では分からなかった陛下の執務面を知れたのもよかった。有能ではあるんですね。続きが気になります!
やはり電子で活字は読みにくく目が疲れるので、紙で購入してゆっくり読みたいと思います。おすすめです!!
続編を期待したい
2020年7月3日
好きな作品の1つに加わりました。

国王陛下にしっかり意見を言える聡明な王妃。
えーここで終わっちゃうの?って、ちょっと物足りないので、続編でハロルドとベルタの仲睦まじい夫婦の姿や、ルイ王子の弟か妹…第二子、第三子の誕生も期待したいですね。
ど真ん中
ネタバレ
2020年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 芯があって賢い王妃と懐深い王、いいですね!と、いうか、それが充分に描かれるのはこれからかというところで終わってしまい、満たされないモヤモヤが続いています。ベルタの父母の様子を例にずっと後の2人を想像してみたり、衝突し、折り合って理解を深めていくんだろうなと妄想してみたり。今作がよくある正妃争いのドロドロや身分階級間のいじめのドロドロをしつこく書いているわけではなく、成るべくして成った王妃という雰囲気なので読み味は軽いです。もっとそれぞれの個性を味わいたいので是非続きをお願いします!
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コミカライズの方から入りました
ネタバレ
2020年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先にコミカライズの方から入り、読み進める
うちに原作小説の方も気になり購入に至りました。
この物語の魅力は何と言っても主人公にあると思います、まだ20代前半の主人公で、殿下は10個ほど歳が離れているにも関わらず、冷静沈着でどんな辺境化にあろうとも、決して取り乱す事なく最善を尽くす主人公は読んでいて凄く魅力的で、大切なわが子を何よりも最優先に考える姿は気高くとても凛々しいと感じました。良い意味で、お姫様お姫様していない感じがとても新鮮でした。正直、主人公が何かに護られたり…というシーンは1つも無く、全て自分の力で先読みして対処していた事に純粋にヒーローよりも格好いいのでは?と思ったりもしました(笑)…物語自体は何も残すとこ無く終わっていますが、正式な、正妃になってからの彼女を見たいと思ったし、冷えきった殿下との仲をもう少し進展させて甘い二人も見たいなと…ぜひ続刊を希望です!
難しすぎる
2023年3月10日
アウスタリア王国の史書?または卒論のための、中世のアウスタリア王国建国についての考察?と思えるほどラノベを読んでいるとは思えないくらい難しい言葉が連なり、登場人物の心情などがわかりにくい。肯定なのか否定なのか…複雑な言い回しで結局のところ何を言いたいのかわからず何度も読み返した←単純に私の読解力のなさ(>人<;) それにしてもアウスタリア王国のためにどれだけの人が犠牲になったのか。命ではなくその人の人生、思い、思想、そして甘い言葉だけど夢。一つの国を興して引き継いでいくと言うことは簡単だことではないと、こうして作品として読みながら圧倒された。自分という存在さえも否定しながら生きていく。本音はどこに。読み終わったあとはスッキリせず鬱々とした気分になる。確かにベルタは自分を見失うことなく←葛藤はしている 自分の信じた道をいく。政略結婚で二重婚で先妻を愛したまま?の国王を、いつのまにか愛したハロルドを支えながら。ハロルドはベルタを妻として見ているのではなく、為政者の相棒として見ているようで作品にロマンスを感じることはなく残念。先妻とハロルドが別れを告げるシーンで、最後に一度だけ とねだられその気になるハロルドに失望した。しかもベルタが嫉妬することはないと自分勝手な肯定をして。ベルタは踏み入れられない2人の関係に、決して口にはしないけどヤキモキしていると言うのに。温度差がありすぎて。まず、登場人物の気持ちが全てにおいてはっきりしない。物語の途中で文献のようなものが出てくるが、後世におけるアウスタリアについてや王族について書かれていても、今はいらない情報。ベルタを読んでいるのだから。ハロルドとの関係をもっと深く書いて欲しかった。それにしても3部作。読み応えがあり読む手が止まりませんでした。そして、色んな意味で心に重く残る作品でした。
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謎が残ったまま
ネタバレ
2022年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズ版を読んで消化不良だったので、原作小説を読んでみた。一巻は甘いシーンもなく淡々と物語が進んでいきました。「陛下」という人称が気になってしまったが、二巻の途中から「ハロルド」になるのはベルダ目線でストーリーが進むからでしょうか。ベルダが二巻で将来「南部女公爵」になるとありますが、ベルダの弟クレトは若死にするの?その答えは三巻にはなく、ルイの弟が南部で育てられた記述がでてきます。幾つかの謎が残ったまま、完結してしまいました。
すごく面白く読んでいたので残念…
ネタバレ
2021年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻でベルタたちがどうやって治世していくのか楽しみにしていたのに、すっ飛ばされてルイ王子に代替わりするのかな~になり、賢王がどうだったのかも書かれず終了…
ベルタの義弟がどう成り上がるかとか父親はいつどんなタイミングで中央に出てくるのかとかルイの賢王ぶりとか楽しみにしていたので残念でしかない…
タイトル変わって続きあるとか?ぜひそうなって欲しいです。
あぁあと、こんな終わり方ならコミックスも途中で終わらせず最後まで書いたら良いのにって思いました。(途中で終わらせたからまだ長く続くんか思った)
第二妃
2020年11月4日
心から信頼しあえる関係にはなれていないけど、少しずつ近づいていき、この先の関係性が気になるところで終わりました。結婚当初の国王の接し方はトラウマになるほどです。ルイ王子の時世も描いてもらいたいです。
歴史書みたい
2020年10月8日
自分は歴史が苦手で、歴史物は読まないのですが、このお話はまるで歴史書みたい。
かといって固すぎず、主人公目線で周囲の人々の様子もきちんと表現されていて、分かり易かったです。
でも馴染むまでに時間がかかりました^^;
たぶん、もっとラブ寄りだと軽すぎて世界観が台無しだし、作者さんの世界を壊してしまう事でしょう。
歴史が苦手な自分にも読める歴史書の続きを読みたいです。
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読んじゃいました!
2020年9月12日
マンガを少し読んで、分冊版しか無くて。小説があるのを知り、マンガの絵柄を思うと小説の表紙にビビりましたが(笑)レビューが好評だったので試し読みしたら面白くて、買ってしまいました。ベルタが子供に愛情をもって、王室の中で対峙していく過程が楽しみです。
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賢いヒロイン、表紙が暗いのが残念
ネタバレ
2020年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロイン、ベルタの賢さと独特の情感が魅力的です。
国王ハロルドとの距離はどう埋まるのか…
コミカライズのキャラクターが美しく描かれているのでノベルの表紙もこちらで統一してほしい。そうしたらもっと部数が伸びるのでは?挿し絵イラストも入れて欲しいです。
面白かったけど
2020年9月4日
スゴく面白かったけどここで終わり⁉と思ってしまいました💦もうちょい先まで見たかった😌史実に基づいてなので実際は滅んだ国のことだからここまでなのかな~😓作者さんの思い描く先でもいいから続編出してくれないかな~😄
続編出た‼これはまだまだ続きそう⤴楽しみに待ってます😄
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続編希望
2020年8月27日
コミックを見て気になりラノベ購入。続編宜しくお願いします。楽しみに待ってます。
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漫画を読み気になりました。
ネタバレ
2020年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公が第二妃として嫁いだが、王と王妃は幼馴染のような関係で血の濃さ故に流産、死産を繰り返して。
同じ女性として、王妃も可愛そうにと共感したけれど、すぐ帰るつもりだった主人公の気持ちとは裏腹にシリアスな展開が繰り広げられドキドキしながらあっという間に読み終えました。
政略結婚のようなものは昔からあり、いつも女性が駒のような存在で心に引っかかってしまう歴史の繰り返しの中で、この主人公はとても私の心の引っ掛かりを取り除いてくれるようで好きです。
最後まで感情移入しながら読めました。
王との心的距離も近づいて、王にとっても主人公は聡明でかけがえのない存在になると感じました。
続編があれば是非読んでみたいです。
つらい
ネタバレ
2020年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ベルタ側の気持ちも分かるし、ヒーローの気持ちも理解できるし、正妃が壊れてしまうのも分かるから、読んでいてこっちまで沈んでくる
まぁ、子供を取り上げようとしたヒーローと正妃、女官長には怒りがわくけど、いい話だった
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史実からの話
2020年7月5日
いつも、姫様と王子様の話を読むことが多いのですが、これはこれで興味深く読ませてもらいました。史実をモデルに描かれた話で保守か新しい風に吹かれていきながら変わりつついく国作りに立つ王様は強くとも思慮深い方でした。是非、続きが読みたいものです。
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なかなかの壮大
ネタバレ
2020年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公が利発でいい。不必要にでしゃばらないのもいい。仕方ないのかもしれないけど、王妃は少しかわいそうに感じた。最後はもっとベルタに傾きかけてる心情をゆっくり味わいたかったか、なんだかバタバタと終わってしまったように思う。続刊が出たら買いたい。
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うーん
2020年7月4日
2巻が出ると知り楽しみにしてました。
一読しただけなので、間違えていたらごめんなさい。
一言足りないのが、気になります!
1巻を読んだ時も感じたのですが、双子は結局どうなったの?って思いました。
2巻に関してはルイ君から罰の為に乳母を引き離したのにルイ君はどう反応したのかが、全く触れられてなくて戸惑いました。ニーナの事も宙ぶらりんのまま2巻は終わり「え?」って思ったのが正直な感想です。
ハロルドとのイチャイチャも具体的な描写は皆無です。
読み応えありました
ネタバレ
2020年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時代背景と物語の設定が、大変しっかりしていた為、ただの空想的な王様お姫様の少女漫画的な物語ではない。最初、読みやすい文章だなと読み始めたが中々次の展開が気になり一気に読んでしまいました。あとがきを読んで実際の史実を元に物語を展開された事とあり合点がいきました。ネタバレですが主人公のベルタは、自身の育った環境も考え方も違う伝統的な王室で、仲睦まじい国王夫妻の間に政略結婚の第2王妃として嫁ぐ。国王からは女として妻としての慈しみもない形だけの初夜3日間で王子を妊娠してしまう。主人公の第2王妃のベルタがそんな中で、冷静に自身の立場、周りの状況を判断し卑屈になることもなく、浅はかな扇動的な言動を取らず前向きに自分や自分に使える又は慕う者達を守りながら様々な事を知恵と勇気で前に進んでいく様は気持ちがよかった。ただ、国王と主人公が生まれ育った環境は相容れないくらいに違い、そんな中で自分の価値観で国王の考え方とのギャップにどう寄り添っていくのか、反発して乖離していくのかの2人の心の移り変わりや行動の変化も楽しめました。この物語で一番努力し変わったのは国王のハロルドであり主人公のベルタより頑張ったねと言いたいです。正妃のマルグリットもですが、長年培われた価値観や人生観はそう簡単に変われるものでない。どの時代も時としてそのままでも安寧に暮らせ賞賛される時もあるが、真面目なほど悲劇の流れに飲み込まれる時もある。時代によって正義と悪の尺度が変わる。そんな悲哀を登場人物達に感じました。これで完結もありですが、主人公のベルタと国王ハロルドの夫婦としての男と女の機微が見えたらなと。ベルタは、どちらかといえば合理的な資質が強いが、男と女の愛の優しさや愚かさも知ってどう変わっていくかも人として成長がある。そんなベルタに対して国王ハロルドは?続き欲しいですね。
完成されたデビュー作
2020年3月20日
あらすじで気になって購入しましたが、世界観もキャラクターも説得力があってよかったです!
なかなか面白い切り口から始まるので、いったいどう展開していくのかというワクワク感も味わえました。
続きも見たいし、また別の話が出たら読みたい作家さんです。
史実のような読み応えのでした
2022年9月5日
賢く強く優しい王妃様にベルタがなっていくストーリーかと思ってましたが、政治や人間関係の複雑な話しでした。読み慣れている方には面白いかもしれません。コミックと小説3巻読みましたが、恋愛もワクワクも少なめでした。皆んな真面目なので、実在するのかなと思ってしまいました。そのくらいしっかりと読み応えのは有りましたが、事件や終わり方が突然でついて行きずらい感じも残った作品でした。
「分かりあえない」ということ
2021年7月26日
さらっとした文体で淡々と物語が進んでいくので読みやすい。ラノベのようなくどかったり妙に気を衒った表現がないのですらすら読める。全体的にあっさりとした印象で、もっと登場人物の動きが見えるといいなとは思う。ヨーロッパの王朝をモデルにした、剣も魔法もなく、ただ王家の人間関係とその中であがいたり静観したりする第二王妃の姿を描いた作品。堅実だけど読みやすい作品を求めている方にぜひ。
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あくまで個人的感想です
ネタバレ
2021年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな本は必ず電子と本を必ず同時に買います。王妃ベルタの肖像もまさにその口でした。ただ3巻目は本は買わないと思います。それは二冊購入するまでの意欲に駆られないから。
今回3巻目が発売されると聞き、2巻が綺麗にまとめてあったのに続けるの?と思いました。本当に作者さんがこのシリーズを続けたかったのかな?と不思議でした。
でももっと掘り下げて主人公を追っかけるのならば、話しが読めるのは嬉しかった。ですが、3巻目は王妃ベルタではなく、作者が描いた世界観の補足、つまり外伝的な話にシフトチェンジされていた。
目次を見た時の嫌な予感が当たった。
多少は夫婦仲についてもあったけど、読みたかったのはベルタとハロルドの内心で、ルイ王子や国そのもののその後ではなかった。
それでも世界観を書く才能に恵まれていれば、小野不由美先生の十ニ国記の様なファンタジー歴史もありなんですが、そこまでの重みは感じず退屈な学術書を読んでいるようで、正直途中飛ばしました。

この作者さんは人物描写が大変上手で、それがライトノベルとも相性良かった。二巻までは何度も読み返しました。書きたい話しと、才能ある話しに相違がある様に思えます。ただ富士見L文庫はライトノベル。
後書きにあった、異母弟との過去話から夫ともつれる話や、母と妻とあるべき姿に悩むベルタとハロルドの話しが見たかった。そこに歴史的背景がしっかり描かれているから、作品に重みを二巻までは感じていた。
歴史的背景はあくまで添え物のが良かった。

漫画化のタイトルは私も微妙だなと思ってましたが、三巻を読んでみて、あぁこの作家さんの才能が売れるには、ライトノベル層の読者が必要だった、必要悪なのかとさえ今では思ってます。
今後もし才能と書きたい物の相違が解消されないまま、ライトノベルを卒業しても売れっ子さんになれるかどうか。
読者にお金を出して本を買ってもらうには、書きたいものだけでは売れない事もあるなとつくづく思った作品でした。
まだまだ続くよ、ですね
2021年2月28日
コミックから来ました。コミックのベルタのほうが賢い気がするのは何故?こちらのベルタはまだ本気出してないだけ、というところでしょうか。「本好き」のようにまだまだ先は長そうですね。
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面白い
ネタバレ
2020年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白いです。でも突き抜けた強さでは無いのと物すごいスッキリ感はそこまで
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歴史とか政局とか好きな人はハマりそう
2020年10月5日
257ページ。イラストなし。
一先ず1巻のみ読みました。
ラブ要素は全くと言って良いほどありません。
正妃VS主人公なのかなと思ったら、接点はほぼなし。純血と言うか血統に(しか?)誇りのない正妃と、自分の立場を良く理解している主人公。
愛憎劇でもなく、政局メインな感じがしました。
色んな登場人物の視点があり、楽しかったです。
二巻はもう少し夫婦っぽい所を読みたいなぁ。
2020年9月10日
漫画からきたけど、うーん。タラタラ回りくどい説明文章が…読んでいてまどろっこしい。状況とか環境とかそういったこと説明すんのは仕方ないよ、けど心情とか思惑まで1から10説明されるとお腹いっぱい。いちいち全部言わなくていいから!ってなる。もっと行間読ませるような書き方してくれたら読みやすいのになぁ!速読で要所拾いながら読んで丁度いい感じ。ラノベだし仕方ないか。プロットは面白いので、私は漫画の方でいいや
小説
2020年8月4日
としては興味深いテーマであったが、官能小説のジャンルにして良いか?の作品でした!
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1巻のみ読みました
2022年6月16日
どなたかも仰ってましたが、設定の説明ばかりで実際の行動に反映されていません。
長女気質でしっかり者的文章は然り、
南部の勢力も強いのか弱いのか、政治に口を出したいのか出したくないのか、牽制し合っている説明は山ほどありますが
何待ちでどうなればどうしたいのかがサッパリ分かりませんでした。
1巻のみ読了
ネタバレ
2021年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昨今のなろう小説のようなものと比べれば力作だと思う。でも、個人的にはハマりきれなかった。その理由として、1.文章が説明過剰。2.その割には物足りない。
ベルタが長女気質でしっかり者だとか、そういう『説明』はくどいほどある。が、ベルタが実際にそういう気質を行動に表す『描写』が足りない。
例えば、カシャ人の若い女官たちの危ういふるまいにベルタが(彼女たちの教育も自分に期待されていることなのか)と思うシーンがあるが、その後ベルタが女官を教育するような描写はまったくない。長女気質を発揮して頼りない同胞を教育した結果、のちにそれがベルタ自身の助けになるとかすればカタルシスがあるのに。
正直、王宮でのベルタは自室に引きこもって身内を相手にしているだけに思える。それなのに彼女が賢いだの長女だのという『説明』ばかりは飽きるほど繰り返され、状況は都合よく展開する。
ものわかりの良い夫は一回キレてみせただけで考えを改めて子を取り上げられることもなく、正妃は没交渉のうちに自滅、嫌な双子の侍従も勝手に自爆したし、姑は実家の金の力であっさり味方化、周囲の侍女たちは最初から信奉者。息子を産んだこと以外にベルタが成し遂げたことって何?
続刊を買おうという気持ちにはならなかった。

追記:油絵風の表紙絵は☆5。
5巻分くらいが凝縮された感じ
2021年4月5日
<div>時間経過がめちゃくちゃ早い。</div>
<div>あらすじだけ見たらとても面白そうなのに、肝心な部分の描写がなく、作者が書きたい所だけ書いたかのようになっている。</div>
<div>国王と王妃は本当に仲睦まじいのか?「青い血」でなければ国王でも軽んじられるのか?南部と北部の違いから出るカルチャーショックは?等々、1行ほどの説明はあってもサッパリ描写がないので、没入感に欠ける。</div>
<div>ベルタの周囲も政治をするでもなく、王室のドロドロに巻き込まれる訳でもなく、ほとんど部屋に籠って身内と話をしているだけ。そして唐突に月日が流れ、唐突に人間関係が変わっている。
時間経過だけで人間関係が発展していくので、最後付近の国王、王妃、ベルタの行動や心情に付いていけなかった。
「ああ確かにそうなりそうな予感はあったよね」と思わせるような、「登場人物たちがどうしてこの行動を取ったのか」をきちんと書いてほしかった。</div>
<div>設定だけは面白いのに、設定だけだった。</div>
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