シリーズの2作目は、1作目より断然面白く、変な寄り道もほぼなく、引き込まれました。
義父もこの偽父も、ヒロインは、親を失った女の子。こちらの作品のほうが、より、光源氏っぽい。前作は、ヒーローの職業をはっきりさせずにストーリーを引っ張りましたが、今作も、ちょっと同じような、こういうひっぱり方? という点があり、斜め読みしたくなったので、★は正直 3.5 です。
ヒーローの大地が、自分を死に損ないの生活から救ってくれた恩人の娘を、愛しぬく道を選んでいく筋立てはとても良かったです。
3作品であることをちょっと物語のなかに、入れ込み過ぎのようにも感じます。