ネタバレ・感想あり高校入試のレビュー

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ドラマは至高
2024年11月6日
ドラマが先という、珍しい作品。
当時、リアルタイムで見ていました。
小説にすると少し頭の中がごちゃごちゃしちゃうかも?
田舎の名門校あるあるが面白い。
都会の人には信じられないのかなぁ?
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控えめに言って厨二病
2023年11月8日
高校入試という、誰もが通る扉であり、通過点である試練。
中高一貫校は、置いておいて思春期の人間の些細な思惑が、形づいて行くということ。
正しさは、人の数だけあるものだから
四面楚歌や二律背反加えて同調性バイアス
現実味を帯びて感じる感情か臨場感が、湊かなえという人の才能だと思います。
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湊かなえ作品は多人数の方が活きるんじゃ
2023年10月2日
ないかしら?(あくまで個人の感想です)
『告白』『贖罪』『白ゆき姫殺人事件』と本作品。4作品読んだのだから少しは湊かなえ作品を読んでると言ってもいいだろうか。敬虔な作者ファンの方には申し訳ないけれど、自分にとって湊かなえ作品はスナック感覚。質ではなく手の出しやすさ由来。ハイクオリティながら読み易く満足度星5つ。出オチ漫画を読むより精神衛生によろしいのです。
さて、4作品しか読んでないヤツのレビューということをお忘れなきよう、以下拝読願いまする。
湊かなえ作品を読むたび、私は毎度毎度怒りの感情を弄んで頂いている。SNSで”被害者”の方の投稿を読んだことある方にお聞きしたい。貴方はどういう感情を抱く?ちなみに私は恥ずかしながら義憤にかられる。”なんて非道いヤツがいるんだ!”しかしよくよく情報を精査すると、その義憤は全くの見当違いだったりするのだけれど。しかし私は性懲りも無く、SNSを徘徊しては義憤を抱く。これは最早病みつきになってる?と気付いたのは(気付かせていただいたのは)湊かなえ作品を読んでいる時、同体験をするから。湊かなえ作品(自分が読んだ4作品)は、とある出来事に対する一人称視点の切り替えで全貌が明かされていく。本作は少し毛色が違うが、前述3作品は読み進めていると義憤に駆られるわけです。”嫌なヤツがいるぞ!コイツが悪いんだ!”と。ただ、視点が切り替わると先程は”アイツが悪い!”とか思ってたのに、あっさり”いや、やっぱりソッチが悪い!”とコロコロコロコロ怒りの対象を変え、コロコロコロコロ私は作者の手のひらの上〜。狙い通りコロコロされるのだからわたしは素直な良き読者では?との思いの一方、作者の痛快な皮肉をズバンと真正面から浴び浴びアビアビ…、現実世界でSNSにコロコロされてるお前恥ずかしくねえの??なんてまさか湊かなえ先生がそんな汚い言葉使いするわけないのだし、被害妄想と言われたらその通りなのですけれど、感受性豊か(笑)ということでご容赦いただきたく候。
さて以上の話、これ登場人物が多いほど面白いのですよ。人数が多ければ多いほど一筋縄では行かなくなるのが世の常で。4人やその程度では正直予定調和的に感じますが、今作驚異の20人弱分の一人称。それだけの人数の思惑が交錯するのはかなり面白い。そういうわけで、今まで読んだ中で1番楽しかったです。
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