ネタバレ・感想ありシュレディンガーの猫探しのレビュー

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意外のサンクウドクカネン
2024年9月27日
それが存在しているのと存在していないのが半分半分という奇妙な状態。シュレディンガーの猫が我々に教えてくれる想像を絶するような世界で彼女は旅をする。そこでは意外なものが世の理に従っているのだ。
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圧倒的な興奮!
2023年10月25日
ものすごくワクワクします、興奮します。
心に来るものがある系の感動は、それなりに受けてライトノベルを読んでいますが、ただただワクワクして、興奮して心が動かされる珍しい経験をしました。

作品としては探偵もの、推理ものになりますが、解き明かすことが目的ではなく、解き明かせないようにすることが目的になっています。
探偵の人たちとの推理勝負をします。
一つの真相を追い求める探偵陣営、たらればを構築して真相までの道筋をぼかす魔女陣営。
「こうかもしれない」「この場合はどうなるのか」
そんなことを構築し続けていく物語です。
もちろん、魔女陣営が真相を知らないと道筋を消すことはできませんし、探偵はよくある謎パワーの幸運でひょんなことから真相に近づくヒントを寄せ付けます。
そういったものに打ち勝つ迷宮の構築、これがこの物語の流れとなります。

ライトノベルを読み始めたばかりの人にはオススメできません。
ただでさえ推理ものというジャンルは読みづらいですからね。
ある程度、ライトノベルを読んだ人に、ぜひ読んで欲しい物語となっています。
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特殊な設定ですが・・・
2021年9月14日
日常の謎系のミステリーですが、謎を解いてからあえて迷宮入りさせるという変わったストーリーです。
ただ、迷宮入りさせるという特殊設定で目を引いていますが、逆に謎解き単体で見たらしょぼいというか面白くないというか。特殊設定でクオリティを誤魔化しているだけにも見えます。
実際、このメインキャラが謎を迷宮入りさせたがる動機にも説得力がなく、ストーリー上の都合に感じてしまいます。
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作家名: 小林一星 /
出版社: 小学館
雑誌: ガガガ文庫