ネタバレ・感想あり真夜中の寮に君臨せし者のレビュー

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ラストの展開にビックリ!色々盛りで面白い
2022年12月8日
初めての作家さんということもあるでしょうが、色々と斬新でした。大まかに分けて、前半は純粋な学園もの、後半からミステリー要素が強くなり、ラストはちょっぴりファンタジーも入ってきます。あまりBL感はない気がするので、内容重視の方向けだと思います。意外にもタイトルからのイメージ(オレ様な攻め)とは違っていました。あとがきで先生が仰っているように様々な要素が盛り込まれていて、それぞれが密接に関係していたりしていなかったり…で、推理するのが楽しいですし、ラストの展開には驚くばかりでした。この仕掛けが読める人はいないだろうなと思います。ラストギリギリまで、その流れのままでも面白いと思うのに、最後の驚き展開で急に霧が晴れたように今までボヤけて見えていたもの全てがクリアになったようで、パンチが効いていたと思います。フルーツパフェを食べているような甘酸っぱさいっぱいのお話しでした。
作品紹介通りのスタートからの実は...!
ネタバレ
2022年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ いい意味でいろいろ裏切られました。

才色兼備で裕福で...と全てに恵まれている瑛都は、それゆえに友達もなく、進むべき進路に迷い、両親の仲に不安になる普通の子。
そんな彼が高校でできた友達を大事にし、演劇コースで切磋琢磨しながら、ルームメイトの志季との恋に目覚めるのですが、びっくりするほど心が綺麗。
私のツンデレ予想を大きく外し、自分の気持ちを素直に表現できる(顔に出ちゃうとも言う...w)外見も中身も美しい瑛都が大好きです。

一方の志季はしばらく不穏な雰囲気を出していますが、瑛都を守るための裏工作がすごい。
完璧なタイミングで助けに来たり...とこのあたりは理由があるのですが、こちらも魔王どころか口調と行動のギャップに萌え萌えでした。

そしてそして、2度の森の家のシーンはともに素敵でした。
志季の優しさ溢れるロマンチックな冬休み、想いを確かめ合う卒業公演の後。
1ダースいっちゃっとるやないかーッ!

内容は300ページ以上もあるだけに盛りだくさん。
ただの高校生の青春ものではなく、ミステリーが絡んできて、友達や自分が巻き込まれながら友達との絆が深まり志季との恋が動きます。
犯人はやっぱりなという感じでしたが、卑劣さにグーパンチもんやで!

はぁ、これで万事ハッピーエンド...と思いきやちょっと待って、驚きの飛び道具。

先生はとにかく文章力が高く、表現力に溢れた言葉の数々にいつも悶絶します。
両親、友達、先輩、教師、当て馬風味やイヤな奴ら...そして瑛都と志季。
それぞれのキャラクターが立っていて関係性も見ごたえ充分。
すでに興味津々のサブカプが少なくとも2組...!
(2020年7月/336p)
最高!!!
2021年11月4日
はじめて読む作者さんです。孤島にある全寮制学校でのお話でした。恋愛、友情にミステリー要素も加わり、後半驚きの秘密も暴露され、SSも入れて330ページほどありましたが、寝る間も惜しんで一気読みしました!最後の数ページは読み終わるのが悲しくて惜しみながら読んだぐらいもっともっと二人のストーリーが読みたいです!まだ二人は高校1年生を終えたばかりなので、シリーズにして続けてほしいです!挿絵も美しく、最高の1冊でした!
高校の1年間がぎゅっと詰まってます
ネタバレ
2021年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美貌の持ち主 エイトと、感情が色で見えるが故に、人とは距離を置いてきた シキ。周りの友達や演劇の先輩など、一人一人のキャラもそれぞれ魅力的でした!
エイトは、容姿だけでなく、心も綺麗で、そんなエイトを見守っていたシキ。2人の恋話と演劇に取り組む高校生の物語で、最後まで一気読みしました。
孤島の学園モノ
2021年7月6日
イラストを描かれている円陣先生の名前に惹かれ、良さげなレビューと試し読みで面白かったのが決め手で購入。
受けの子が超絶美人なのに天然で素直な良い子なのが好印象。攻めの子もオラオラな一匹狼タイプかと思いきや可愛いところも有り、始終楽しく読ませてもらいました。
メインの2人の他にも気になるカプ(?)もいてスピンオフ出てくれないかなーと思える作品でした。
演劇界を目指す高校生の学園コメディ
2021年5月26日
表紙の黒髪が主人公かと思いきや、後ろにいる男の子が主人公でした。タイトルも固めなので重たいのかと思いきや、コメディのようなテンポで進んでいき、表紙の雰囲気とだいぶ中身が違いました。
でもとっても面白かったし、夏乃先生の深く考えられた文章が重くもなく軽くもなくスルスルっと読めました。読了感がよく、買って良かったです。
学園もの
2021年1月19日
結構いろんな要素の入ったお話でした。学園もので、ミステリーもあり、ファンタジーというか非現実的な事もありかなり面白かったです。イラストもカッコ良かったです。
演劇&全寮制高校物語
2020年10月15日
表紙やタイトルを見て「この男が学園の支配者で、受けを服従させていく話なのかな?」と思っていたら明るく爽やかな内容だったので、もう少し違うタイトル、表紙でも良いのかもと思いました。ストーリーの流れはだいたい読めてしまいますが、謎解きを含め、演劇論や友情、両親の話など深く練られたエピソードが満載で最後まで飽きずに楽しめました。キャラクターがたくさん出てくるのに、みんな個性的なので認識しやすかったです。主役CPについては、ダークな執着攻めを想像していたら、シャイで一途な溺愛系だったので、嬉しい誤算でした。受けも気が強く、芯のある美人で良かったです。結ばれるのが最後の最後なので、あまりイチャラブやエロを期待する読者には向かないかもしれません。
爽やかDKたちの青春ラブミステリー
2020年10月11日
タイトルや表紙絵から受けるダークなイメージとは違い、演劇に情熱をかける男子高校生たちの爽やか青春ものです。受けはピュアで可愛いし、脇を固める 友人たちも個性溢れる濃いキャラばかりで、お互い励まし競い合いながら成長していく男の子たちが眩しかったです。が、途中から天使の仮面の都市伝説が思わぬ形で絡んできてどんどんミステリーな展開に。演劇とミステリー、どちらも面白い設定で飽きさせませんが、攻めの秘密やラスボスまでを一冊で纏めるには少し窮屈かなと感じました。ここまで詰め込まなくても十分楽しめる内容だったし、一つひとつをもっとじっくり堪能したかったです。
美人受けがお好きな方はぜひ
2020年9月19日
閉鎖的な男子校が舞台。ミステリーで犯人の不気味さにドッキドキしたり、青春にうるっとしたり、感情が忙しかった□メインCPの気持ちが寄り添う展開はもちろん素晴らしく、周りのキャラクターもすごく魅力的✨続編、番外編、スピンオフをぜひ読みたい□
表紙と中身の乖離
ネタバレ
2020年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ミステリーですね。それも、イケメンの。絵も綺麗だし、内容も必死に受けを守る姿勢が良かった。松本くん絡みで、シリーズ出るといいなー。
孤島に
2020年8月23日
ある中高一貫全寮制のボンボン男子校を舞台に各種美男子達が織りなすミステリアス青春グラフティー(?)一気に読める面白さでした。
おもしろい
2020年7月15日
表紙とタイトルの印象から、勝手に、俺様×気弱健気系のお話なのかと思ってましたが、いい意味で裏切られました。俺様は尽くす人でしたし、健気ではあっても気弱ではなく、2人ともとっても好ましいキャラクターでした。ストーリーもファンタジーなのかミステリーなのかとても引き込まれ、真相は胸糞悪いものでしたが、読ませるお話で面白かったです。次回作も楽しみです。
爽やかなお話でした
2025年3月26日
表紙のイメージからダークなお話かと想像していたら、ミステリーあり、恋愛と友情ありの爽やかな学園ものでした。
一冊の中に色んな要素がてんこ盛りですがテンポ良く、スルスルと読め面白かったです。
イラスト、最高に良かったです。
青春物語
2022年6月1日
孤島を舞台に過去や友情、演劇、異能力、純愛を綴った、男子による青春真っ盛りの物語で、BLカップル多めでもエロは少な目の、腐女子にはちょっぴり物足りない作品でした
是非続いて下さい!
2020年7月26日
表紙に釣られて買いましたが、面白かったです!閉鎖された男子寮なんてそれはもう♪と思ったら、不穏な事件が絡んできて。色々ヤキモキさせられましたが、最後本当に良かった♪主役は一年生なんだし、是非卒業するまで続けて欲しいなぁ 受けは純粋真面目っ子ですが、続きが出るならそんな受けが可愛くて仕方ない攻めが最初からみられるんですよ?もう最高としか言い様ないですよね。ああ、本当に続きが欲しいです。円陣先生でコミカライズも期待したいけど、二重螺旋あるし無理かな。終わったら是非見たいです。かなり先にたりそうですが笑
おもしろかった
ネタバレ
2020年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 周りの生徒も魅力的で、スピンオフが出たら買いたいと思った。エロはそこまでエロくないけど、演劇への取り組みや成長が濃く描かれていて、おもしろかった。
色々たくさん
ネタバレ
2024年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 演劇にかける高校生達の青春のお話しかと思ってました。でもそれ以外にもさまざまな事が起こり、とても盛りだくさんでした。あまりにも多くの出来事があり、このお話しのメインの部分が霞んでしまったように思います。人の気持ちが色で見えるなんてSFチックで非現実的な設定は唐突ですし、中学時代の友達の登場はまだいいとしても、この彼も受けに特別な好意を持っているとか、必要無いでしょう。
総ホモ、天才・美形の大安売り
2021年12月18日
古臭い友情劇はなんとか耐えられました。最初から、こうなるんだろうなとしか思えない人間関係で、使い古しの青春ラブストーリーって感じです。そこに総ホモという、なんの迷いも逡巡もなく至って普通に男同士が付き合う世界観です。というか女が居ない世界ですか?ってくらい男同士がスルーされてます。まぁそこまでは、好きな作者様だし評価としては⭐︎2か3くらいでしたが…最後にいきなりファンタジー!!唐突なファンタジー要素に驚きです。悪い意味で。超能力とか知らんわって感じです。⭐︎1にしたいくらいだけど、私の中でWEB小説みたいな一人称の文章とも言えないようなものを⭐︎1の基準にしてるので我慢します。なんでこんなにレビューの評価が高いのか分からない作品でした。
特殊要素が多すぎる
2021年9月30日
全体的に突飛な特殊な要素が多かったり、何度も繰り返し出てくる伏線ぽい描写が何の意味も無く肩透かしだったり、散漫な印象でした。
恋愛ものとして萌えなかったけど演劇と学生寮生活が好きな人には合うのかな。
いいね
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作家名: 夏乃穂足 / 円陣闇丸
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫