演技系は記憶に残るような作品をまだ読んだことが無いので、初めての作品効果で自分にとって名作となりえる位置にはいましたが、惜しくも届きませんでした。
理由は、この作品は知識面重視なSUGEEEEではなく、何でもありぎみな技術的TUEEEE作品だと感じるところ。
主役級は他にも結構いるが、主人公以外の演技描写がやや雑。
悪役の社会的立場による結末のモヤモヤ感。
といった感じ。
ホラー女優に目を向けることが無かったので、新鮮な見方で楽しめたし、注目すべき所も多々、舞台装置的に丁寧な描写なども良かった。
しかし、良い意味にならない程度に偏重さが強かったのが残念。
とはいえ☆5にはしなかったけれど、一線を画すと言える面白さではあります。