9件と、少なかったことからレビューを全て読みました。どなたのレビューも一理あって、私同様に皆さんの熱が伝わってきましたし、成瀬先生と出版社の方々に感謝しなくてはいけない事を知りました。シリーズ13冊中、本編(2冊)に対して番外編(11冊)というアンバランスさが多少なりとも気になっていましたが、これは本編終了後に同人誌(先生が個人的に出していた?冊数の少ないもの)で出ていたものを電子化(大手から出版)したからなのですね。同人誌の定義がよく分かっていないのですが…何となく大まかには理解しました。だとしたら、本当に先生と出版社のかたには感謝感謝です。今回も素晴らしかったです。割と早い頃から勿体ぶって語られていた(言い方😓)「クラウディオが『IYA』の意味を取り違えている」問題の決着がつきましたが、ビックリするくらい後まで気づいていなかったことに笑ってしまいました。そして気づいた後のごまかしのような、罪滅ぼし的な行動も可愛くてニヤけてしまいました。でもクラウディオ側の言動とは対照的に、里玖の取った行動が正に天使だったと思います。身体は小さくても慈愛に満ちた包み込むような優しさに人間的な大きさを感じました。