ネタバレ・感想ありさようならアルルカン/白い少女たち 氷室冴子初期作品集のレビュー

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初期作のほの暗さ、悩める少女の内面
ネタバレ
2025年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 氷室さんのデビュー作と初期の話をまとめた本作。
友人に「さようならアルルカン」と置手紙を渡す、というセンスが高すぎて今の人に理解されない感はありますが、これがデビュー作とか本当すごい。思想が深い。
彼女の生い立ちを知ってから読むと、明るい破天荒なヒロインをあんなに生き生き書くのに、闇深い少女の内面を抉り出すような作品をなぜかけるのかわかったような気もします。
光も影も、彼女の作品の栄養になっているんだろうなと。
どちらにしてももっともっと楽しんでたくさんお話を読ませてほしかったです。
早すぎた天才が光ります。
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2024年12月18日
昔、コバルト文庫で読んでました。まあ、なんというか、すんごい才能ですハイ、もう二度とこんな少女小説書く逸材はでないでしょうね。24.12.18記
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後世に残すべき作家
2024年9月21日
ただの一発屋みたいな、いっときヒット作を飛ばしただけの作家ではないと思います。今読んでも良い作品ですし、最近のライトノベルしか読んだことのない人におすすめしたいです。
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大作家の初々しい作品
2021年1月16日
なんて素敵にジャパネスク、クララ白書、銀の海金の大地、等、数々の偉大な作品を遺した著者。著者が亡くなって、これらの偉大な作品も絶版本になってしまっていましたが、最近俄かに動き出しました。やはりファンの皆さんの熱量がすごいのでしょう。先にいくつか代表作を読んだら、是非こちらの初期作品も読んでみてください。なかなかオツですよ。
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作家名: 氷室冴子
出版社: 集英社
雑誌: 集英社単行本