ネタバレ・感想あり桃殿の姫のレビュー

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魔除けになり果実は甘い桃、病気虫対策必要
ネタバレ
2024年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私達は桃の木を身近に見ることはありません。庭木に植えられているのを見ることはほぼないと言っていいでしょう。現代では、果樹園に植えられているか、花木として栽培されているのが主でしょう。ですから、梅や桜のように思い描くことは無理かもしれません。
此の小説の舞台は平安時代です。家屋敷や町並みや人々の暮らしについては想像もつかないので、書かれていることから自分なりに情景を思い巡らすしかありません。
主人公の真珠は右大臣の孫娘なので、裕福で屋敷には大勢の傍仕えの者がいます。真珠は母親と叔父等身近な人々が傑物だったので、其の影響もありましたが、元々好奇心が旺盛で胆力のある娘だったのでしょう。其のお蔭で、将来の夫となる瑠璃丸に出会い縁を結ぶことができました。
物の怪や鬼などというものを今の世では感じることができないほど雑多で目まぐるしく、真の闇の暗さや恐怖についても無縁な私達です。
「鬼よりも怖いのは人間」という言葉が本文中に出てきますが、日々の出来事を耳にするにつけ、現代でも其れは変わっていないと言えるでしょう。
そして、物語の中にも悪人は出てきますが、勧善懲悪な場面もあり、愉しんで読み進めることができます。
おにー
2024年2月19日
平安時代は鬼も物の怪もとても近いところにあり、たぶんそれは人の心の有り様からのものではなかったのかと。帝に入内させようともくろむ祖父とその息子。母親は皇女だったから申し分ないひめなのだけれど。鬼の方も何代か人の血がまじったり、角も有ったり無かったり。目の色や髪の色も違うけれど、好きな姫の為ならばと頑張る姿には感動
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面白い
2022年8月30日
面白くて一気に読みました。暁の巻で完結なのかと思われるような結末でしたが、続編が出るとうれしいです。
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評価が高かったので…
2021年6月27日
購入しました。買って良かったです。
最終ページで作者さんの他の作品名を見たら、以前に他の作品を買っていた方だとわかりました。前に読んだ作品も好みだったので、正解でした。
平安時代の物語ですが、登場人物は生き生きとして背景も想像しやすく、作品の世界に容易に入っていけます。
続きが出ると嬉しいです。
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素敵。
2021年4月19日
作者さん買いです。ハズレなしです!今回は、珍しくドアマットヒロインではなく、ヒーロー以外にもたくさん味方がいてサクサク読めました。その分、ヒーローの良さが際立つことがなかったのですが、色々犠牲にすることを苦にする様子もなく、ただヒロインのためだけに存在する鬼のヒーロー。甘いです。宵マチさんのイラストもとっても素敵です。中はイラスト無しですが、たびたび表紙を振り返りながら萌えてました。

皆さんと同じく、続編を楽しみに待っています。
深山先生、大好き!
2021年4月6日
一気読みしました!平安朝のお話が好きで、深山先生の本は、以前から大好きです。めちゃくちゃ面白かったです。電子版は挿絵がなかったので、表紙が素敵だったので残念でしたが、宵の巻と言う事で、続編もありそうなので、次の巻が楽しみです♪
鬼と人の純愛。
ネタバレ
2021年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ お互い一目ぼれで、一途に想い合うふたり。ツンデレ鬼と、勇敢な姫のやりとりがコミカルだったり、キュンとしたり、します。
鬼だということで、差別され、勝手に恐れを抱かれ、切ないです。
作者はこれが初読みだったので、他の作品も読みたくなりました。
贅沢を言えば、最初だけでなく、都度、漢字にルビをふってくれると読みやすかったです。
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作者買いです!
2021年4月11日
安定の甘いラブストーリーです。ラブラブな二人がまだ結ばれてないので、続巻に期待。甘いお話を読みたい方には、ハズレなしなので、ぜひおすすめ。
今一つ
2021年5月30日
設定は面白いのに、あっさり終わってしまった印象です。もっと鬼のキャラを濃くしても良かったのかなと思いました。
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