ネタバレ・感想あり春夏秋冬代行者のレビュー

(4.7) 6件
(5)
4件
(4)
2件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
切なくて泣ける…。
2025年4月26日
壮大で深い主従関係の愛の物語。
これ泣ける…。春・夏・秋・冬、それぞれお話があります。まだ全巻読んでないのですが、悩みや苦しみを抱えながらも使命を全うしようとする代行人と守護者、ふたりの姿に心打たれます。雰囲気を醸し出す挿し絵もとても美しく、お話にピッタリ。アニメ化されるようなのでそちらも楽しみです。
すごく好き
2024年2月20日
世界観も、そこで生きている人たちもすごく好きです。
まず、世界観。神の力を授かった人たちが季節を運ぶ物語。さらに、朝と夜もそれぞれに現人神がいます。日常が誰かの仕事の結果、回っているのだ、ということをより強調された世界です。
その中で生きる人々は普通に恋をしたり、後悔をしたり。それぞれの葛藤や苦しみ、楽しみを綺麗に描きだしており、すごく感情を揺さぶられます。
あと、挟まれている絵がとても綺麗で、物語に華を添えてくださっています。
どのお話も涙なしにはみられないです。緻密な心理描写が、心を揺さぶってきます。
個人的には暁の射手がとても好きです。夜明けをもたらす神様になってしまった少女と、その従者の物語。恋なんて一言で片付けられない感情を繊細に、そして丁寧に描かれております。
多くの人に読んでほしい作品です。
また最後になってしまいましたが、作家さんの後書きまで目を通すときっと温かい気持ちになれるのではないでしょうか。
黄表紙
2023年4月30日
四季を代行するという現人神の壮大で切ない物語。寓話のようなストーリー展開は直接的ではない故に趣深く、また想像力を刺激します。描かれた主人公の思いと運命は、ずっと心に残るようなとても印象深いものでした。
いいね
0件
惹かれてやまない
2022年10月22日
文庫を買って読んだのですが、とても良い。
それぞれが苦しみ悩みを抱えながらも、自分と大切な人の為抗う姿に魅了されました。
挿絵も素晴らしく、是非とも読んでいただきたい一冊です。
いいね
0件
夏の舞
ネタバレ
2022年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の主従も出てきますが、夏の双子がメインです。
婚約者の性格が正反対で遣り取りが笑えます。
サブストーリーは黄昏の射手のお話なのですが、
こちらも主従の愛と新しい恋の物語です。
表現のくどさが薄くなり、春の巻より読みやすくなっています。
秋主従はまだ代行者が幼いので、次はどういう話になるのか楽しみです。
巻ごとにレビューできないので、追記します。

暁の射手も読了しました。
神様が選んだ代行者は繊細で真摯な人ばかりです。
夏の舞で起こった出来事が伏線となって生かされています。
持ち場を兼任するという設定と荒業に驚かされました。
暁の主従のため黄昏主従と秋の主従が大活躍します。
無料公開されている部分から、一転して文字通り命を賭けた闘いが始まります。
コミカライズも進んでいるようなので、冬の話まで楽しみに待ちたいと思います。
いいね
0件
よいです。
ネタバレ
2021年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 四季の代行者とよばれる人の子。
春夏秋冬1人づつ選ばれ、それぞれに守護者がいる。
ある誘拐事件を軸に、止まっていた時間が動き出す。
はじめはなかなか読みづらかったけど、途中から面白くなりあっという間に読破。
ヴァイオレット・○ヴァーガーデンの著者ということもあり、納得です。
興味があれば読んでほしい作品です。
レビューをシェアしよう!
作家名: 暁佳奈 / スオウ
出版社: KADOKAWA
雑誌: 電撃文庫