龍一郎と竜城は、長く濃い時間を過ごして強い絆で結ばれた素敵な伴侶だなぁと思います。でも一方で、竜城の龍一郎への反応が年を重ねる毎に初々しくなってる気がして、こういう面で逆行するのは魅力の一つと思います。そういう竜城がオーナーを務めるカフェも魅力的で、絶体絶命のピンチをチャンスに変え…るどころか、ステップアップ・バージョンアップして、四方八方丸く収めてウィンウィンの関係に持って行くなんてと、ワクワクしました。
東西シリーズの廉と颯太の話も関西のお笑いライブを見ているようで楽しかったです。西のシリーズは相当キツイと予想していて読める気がしませんので読話題ませんが、収録されている短編はあくまでも『龍と竜シリーズ』を読んでいれば分かる内容でした。
ラストの漫画っぽいイラストも可愛くてもっと読みたくなるくらい良かったです。
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