何か読みたいなーーと、漁ったところhitしたのが「囚われ令嬢」でした。
“アンシェーゼ”に記憶があり、1巻を確認したところ「寵妃」のスピンオフと分かり、迷わず、そして安心して購入。期待に違わず、面白かったです！
「寵妃」の様なハラハラ場面も、えっちぃなところも無いので、そこを期待してはいけません。ですが、それ故に、この安定した面白さは、作者様の筆力でしょうね！
次巻を望みはしません(これで完結かと)が、次作をお待ち致します。
個人的には、ヒロインのお父上が、元婚約者とその寄り親に、(ケインという後ろ楯があってこそとはいえ)反旗を翻すところもツボですね。
3回の逢瀬だけで、プロポーズとか……現代の感覚からしてみれば、それだけで？とか思われる人も、もしかしたらいらっしゃったりするでしょうか……？
でも、やんごとなき雲上人だけでなく、一般庶民でさえ、それで当たり前な時代って、思うより近い時代よ？……と、若い方には、老婆心ながらお伝えしたい……。
お元気で、幸せになられたヴィアトリス妃殿下の垣間見が出来たのも嬉しかったです。
お高い¥ですけれどね！読みごたえを求めていたので、その辺りも「寵妃」の方ということで安心してポチりました！シーモアさんの良いところは、定期的に、割引をしてくださるところです！
どこぞのところの様に、¥2,000.-以上購入に……などというセコいことをせず、1冊購入から！(「ならば、この際、お高い¥本買わなきゃーー」と、なる自分自身が一番セコいのは棚に上げさせて頂きます)
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