イラストは表紙のみで、あとずっと文章なんだけど、かえってそれによって、作品の世界観が確立されてていい。
主人公のナギは育ちの良さと孤高の強さ、繊細さを有した、まさしく軍服の麗人、て感じがとても好い。副官2人のキャラクターも、それぞれベクトルの違う腹黒さが際立ってて面白い。
ストーリーも、政敵との対立や、反抗的な部下の統率、軍部の腐敗の改革、隣国との情勢不和など、難局をどう乗り越えるか、という緊迫した場面が多く、読み応えあり。
ありそうで無い作風と完成度に、何だかんだ2、3回読み返してるけど、その都度、改めて面白い。