ネタバレ・感想ありきみと描く光の色のレビュー

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京ことばが新鮮
ネタバレ
2023年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 京都の芸大に現役で合格するのってすごいことらしい。日本画専攻の色葉(受け)と、本当は日本画やりたかったけど親に猛反対されてデザイン専攻で入学した東京出身の旬(攻め)。大学時代は何事もなく疎遠になったけど、社会人になって京都で再会。その再会場面が衝撃的で…。直情型の旬の態度が子どもっぽくて、そこが惜しい感じ。勢いはあるんだけど、直球すぎて知恵がなさそうっていうか。色葉のパトロンでもある画廊オーナーの下條がもっとゲスの極みだったら、さらに面白かったかも。旬と再会するまでガラケー使ってて、SNSで自分の作品アピールとかもしてなかったとかって色葉ほんとに現代を生きてる?って感じだけど、色葉のリアルな京ことばが雰囲気あってよかったです。
再会もの
ネタバレ
2024年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ さらりと読める悪い人が出て来ないストレスの少ないお話しでした。でも当て馬さん可哀想。彼のことが好きで援助していたのに、それがビジネス上の取り引きとなってしまい誠実さゼロの人間となってしまいました。その上好きな人は横から現れた大学時代の同級生に取られてしまうし。でも胡蝶蘭で少しだけ良いところを見せる事が出来た感じでしょうか。でこの当て馬さんとは最後まで致して無いって実にBLらしいですわ(笑)

攻めにお父さん、芸大行きに反対していたのに地元関東では無くわざわざ遠く関西の大学に進学した息子の授業料のみだけでなく下宿代まで出してあげるって結構優しいなぁと思いました。
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作家名: 餡玉 / 猫巳屋
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: くるみ舎
雑誌: スピカ文庫