このレビューはネタバレを含みます▼
京都の芸大に現役で合格するのってすごいことらしい。日本画専攻の色葉(受け)と、本当は日本画やりたかったけど親に猛反対されてデザイン専攻で入学した東京出身の旬(攻め)。大学時代は何事もなく疎遠になったけど、社会人になって京都で再会。その再会場面が衝撃的で…。直情型の旬の態度が子どもっぽくて、そこが惜しい感じ。勢いはあるんだけど、直球すぎて知恵がなさそうっていうか。色葉のパトロンでもある画廊オーナーの下條がもっとゲスの極みだったら、さらに面白かったかも。旬と再会するまでガラケー使ってて、SNSで自分の作品アピールとかもしてなかったとかって色葉ほんとに現代を生きてる?って感じだけど、色葉のリアルな京ことばが雰囲気あってよかったです。