ネタバレ・感想あり薬の魔物の解雇理由のレビュー

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何処かで失ってしまったおとぎ話
2025年6月17日
1巻の世界観がより深く 色々な背景が解き明かされ益々今後の展開が期待されます。
美しいディノの願いは何なのか?
いいね
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紙媒体で購入をお薦めします。
2024年12月4日
コミカライズからノベルを読みました。
作家さんが亡くなっているので、紙媒体で購入しました。
2回読み直しましたが、また読み返すと思ったので。
ラノベでなく、しっかりとした立派な小説です。
世界観も独自で、出てくる魔物の設定や容姿も独自です。
何より文章の美しさ!
繊細さを持つこの文章がもう読めないのは残念というより損失です。
是非読んで欲しい作品です。
ご冥福をお祈りします
2024年9月25日
コミカライズから入り、続きが気になってこちらのラノベも購入しました。皆さんがおっしゃる通り文章がとても良いですね。海外の小説の空気感というか。実際イギリス生まれの主人公ですし、設定を日本人の転生者じゃなくしたところもこの作品の良さ、持ち味なのでしょうね。そして小説とコミカライズがこれほど違和感なくマッチした作品もなかなか無いかと思います。どちらを読んでいてもパズルがピッタリはまっていくかのようなスッキリ感が味わえました。コミカライズではまだ小説一巻の途中までですが、その続きを読んでいても漫画のキャラクターが自然と頭に浮かんで動き回っています。原作者さんと漫画家さんの世界観が見事に一致しているのでしょう。原作者さんの訃報を知り、この先の続きが読めないこと、とても残念な気持ちでいっぱいです。素敵な小説をどうもありがとうございました。
寂しいです。
2024年6月13日
寂しがりなネアとディノのこれからが読めないのがとても寂しいです。2巻購入時に訃報のコメントに気付いて楽しく読んでいるのに寂しくて、どんどん読み進めたいのにユックリじっくり読みました。
綺麗な挿絵も物語のイメージを膨らませてくれて引き込まれました!
コミカライズも続く限り読みたいです。浸っていたい世界観です。
世界観に引き込まれます
ネタバレ
2024年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックより参りました。
世界観の確立がとても緻密で、繊細な表現をされるので是非とも原作を読まなければと思い立ちました。
文庫を読まれるのが抵抗がない方は、是非ともコミックとの両読をおすすめいたします。
ディノの美しさと儚さをより感じることができます。

久しぶりの完成度の高い作品に、心踊り3巻を読み終える手前、訃報を目にいたしました。
ご冥福をこころよりお祈り申し上げます。

言葉を借りて欲深い人間として、申し上げるなら、もう少しだけ、ほんのちょっとでも桜瀬彩香先生の世界に触れさせていただきたいと切に願います。
大好きなお話です
2023年11月6日
最初は説明が多かったので挫折しそうになりましたが、読み進めるうちに止まらなくなり、どっぷりこの世界にハマってしまいました。
3巻で終わりになってしまうのでしょうか?
webに続きがあるのは分かっているのですが、出来たらそれもどなたかに編集していただいて続きの本として読みたいです。
まだまだ読みたい😩
2023年4月30日
美しい世界感で、只々読み続けたい物語です。3巻以降が読めないと知って、悲しくて仕方がありません。ご家族の方々とは、違った悲しみ方ですが、きっと御本人も、書くことが大好きで、この物語にかける愛情をひしひしと感じます。一読者の、ただの我が儘ですが、どうか、どなたか、引き継いで書いていただけないでしょうか。真剣に思います。そんな作品です。
素敵な世界
2023年4月19日
ディノとネアの今後も気になるし、もっとずっと読んでいたい物語でした。ファンタジー好きにはオススメの作品です。
面白い!
ネタバレ
2023年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3冊まとめて購入してみた!
そしたら、とっても面白い!
魔物のディノが、可愛い!ネアちゃんとのやり取りがたのしくって。
購入して良かったです。
(o^∀^o)
ただ、3巻を読んで初めて知りました。
先生が亡くなられたことを。
こんなに素敵な作品を書いてた方がいなくなったなんて、とても残念です。でも、先生が遺した原稿を元に世に出してくれたのは、この物語の一ファンとしては、有難いです。本当にありがとうございました。
この続きが読めないのかと思うと、本当に悲しいです。
天国で書かれてたりするのかな?
いつか、読んでみたいな(o^∀^o)
先生、ありがとうございました。
いつまでも読んでいたい
2022年10月4日
ネアとネアの魔物が一緒にいて、過ごしている…そんな世界をいつまでもいつまでも読んでいたい。作者様の訃報に本当にショックを受けましたが、3巻を出版していただいたことがとても嬉しい。感謝しかありません。なろうではまだお話が続くようなので追いかけて行きたいと思います。
最高!
ネタバレ
2022年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物凄く好きな作品に会った!
繊細で美しい作り込まれた世界観と登場人物にラストまで読むのが楽しみだと思っていましたが作者の方が最近亡くなっているのを知りました……
WEB版にも手を出して継続理由まで読んでいたので、ネア達の物語が最後まで読めないのが悲しすぎる!!
でも、良い作品に出会えた事に感謝です…
2巻発売ありがとうございます。
2022年6月8日
1巻に引き続き、素晴らしく美しい壮絶な世界を描いて頂き、ありがとうございます。
今作から表紙を担当されているボーダー様の扉絵、物語に差し込まれてるイラスト、どれも胸を踊らせる素敵な作品でございました。

Web版を何度も読み込んでいますファンの1人ですが、書き下ろし部分が増えより読み応えのある作品に仕上がっており、大満足の仕上がりでございました。

作者様の訃報になかなか読み進めることが出来ず、泣きながら冒頭を読んでは挫折しておりましたが、桜瀬先生のメッセージをうけとり、漸く立て直すことが出来ました。本当に、この作品は素敵な世界の窓口でございます。

これからのネアとディノの活躍を、もっともっと見ていきたい。3巻と言わず完結まで見守りたいと願わずに居られません。
とても楽しく読ませていただきました。
ネタバレ
2022年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続刊を楽しみに完結までおいかけるつもりだったのですが、作者様が急逝されたということで、とても衝撃をうけております。
素敵な世界観に、素敵なキャラクター、幻想的な風景が思い浮かぶ、絵画のような作品です。
なろうでおいかけてみようと思います。

ご冥福をお祈りいたします。
掛け合いが楽しい
2022年4月8日
ファンタジーですが、主人公と取り巻く登場人物との掛け合いが思わず笑ってしまいます。
逞しい主人公が幸せになってくれるといいな。
がっつり物語を読みたい人向け
2022年3月25日
ライトノベルの枠にあるのが不思議なくらいの本格的なファンタジー。
巻数の多いファンタジーものが好きな人におすすめです。1巻はまだまだ序章。
Webサイトで公開されている話数は続編含め2千話(1話約1万文字)を超えています。まだまだ続きがあります!(活字中毒には嬉しい量!)
この作品独特の世界観にオリジナリティ溢れる設定。ベースは各国の神話やおとぎ話があるかも?
まず主人公は日本人の転移者ではなく、もちろん米味噌醤油も出てこない。妖精や精霊は出てくるけど、ドワーフやゴブリンは出てこない。
竜の番設定もないけど、各種族の有り方や愛し方が綿密に設定されています。
読み込むほどに旨味の増す物語の序章の扉を、ぜひ開いてみませんか?
原典(Web)と併せて読むべき大作
ネタバレ
2021年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ライトノベルやテンプレ物しか読まない人や分かりやすく即物的な恋愛物を求める人にはあまり向かない本格的なファンタジー小説だと思いました。千ページ超のハードカバーをよく読んでいた者でもライトノベルと思って読み始めると、最初は膨大な情報量と掴み所のない曖昧な描写に挫折しそうになりましたが全部読まずにレビューする資格無しと読み進めました。
気付けばその世界観に魅せられ何度も読み返し、Webまで読みに行きました。Webには書籍(本編)には書かれていないキャラ達のサイドストーリーまでしっかりあってとても深みが増します。
元がオムニバス形式の物をここまで纏めたのも凄いですし、Webと併せて読む限りこれはまだ1つの季節も終えていない序幕に過ぎないと分かります。
曖昧に思える描写はミステリーによくある行間を読ませるようなもので、いかに最近ちゃんとした読書をしていなかったか痛感すると共に読書力が鍛えられます。

ファンタジーでありラブロマンスであり冒険活劇でもある本作は原典(Web)と併せてこそ完璧な調和の物語だと思いました。
綺麗でした!
ネタバレ
2021年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ とっても背景が素敵なのがわかるお話でした!関係性も楽しく読めましたが、説明が多くて、少しだけ主人公の話し方が年配者を感じましたが、今後も楽しみです!
2人がどうなっていくのか気になります!
描写の美しい作品
2021年8月14日
小説家になろうにて完結済の作品です。完成された世界観と、風景や人物の描写が美しく読めば読むほど引き込まれていきます。海外ファンタジーが好きな方にオススメ。
買って間違いなし!
ネタバレ
2021年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世界観がしっかり作り込まれています。
例えるなら、ナルニア国物語やはてしない物語、あるいは指輪物語のような感じでしょうか。
橋のこちら側とは違う、不思議で綺麗でちょっと怖いところもある、素敵な"薬の魔物"の世界にどっぷりと浸れます。
表紙や挿絵の美しさそのままの素敵な世界観ですよ。

こちらの原作は小説家になろうに投稿されています。
が、小説版は原作とはまた違った趣です。
個人的には、これは加筆修正というレベルを遥かに超えた、原案は一緒の別作品と言っても良いのでは!?と感じました。
原作読了済みの方にも(いえ原作読了済みの方にこそ!)オススメしたい作品です!
不思議で美しくて美味しくて残酷なお伽話
2021年8月12日
少女ネアが異世界に迷い込んで美しい魔物に出会うことから始まる物語ですが、読んでるこっちも異世界に迷い込んだかなと思ってしまうくらい、世界の解像度がすごいんです!

絶対美味しそうだと真似したくなるような朝食や飲み物、一度訪れてみたい妖精や魔物が暮らす国の街並み。迷い込んだ少女の目を通して、自分もそこに行ってみたいと思わせる魅力があります。お小遣い握りしめて屋台で買い食いしたい。

もちろん登場人物もみな魅力的です。主人公であるネアちゃんも、出会う人々みなしっかりと自分の立場や考え方があって、誰一人薄くない。すごい。幸せになってほしいと心から願えるぐらい、情緒ぐちゃぐちゃにされますのでご注意ください。
キラっキラの物語!最高でした
2021年8月12日
なろうで一番好きな小説の書籍化!さっそく購入して読みました。本編は、web版をギュギュッと濃縮、精製した構成で、とても読みやすく、登場人物の魅力が格段にアップしています。独特な表現も、直感的にイメージしやすいので、パッと脳内に美しい情景が再生されます。そして、イラストの繊細な美しさが、さらに世界を煌めかせています。ぜひ、この宝石のような物語を感じてほしいです。そして、ネアちゃんと一緒に、笑って、泣いて、たくさん食べましょう!おすすめします!
壮大な物語の序章のような。
ネタバレ
2021年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 誤解を恐れずに言うなら、英国児童文学をどこか思わせるお話です。
不思議な世界にある日迷い込んだ女の子。彼女はとても大きな傷と陰惨な過去を抱えていて、家族を奪われ、それでも前向きに、一人ぼっちで生きてきたタイプの女性です。その彼女がお伽噺の森で出会った魔物の王様は自分の感情の表し方もわからない、老獪だけど無垢な一人ぼっちの王様でした。
歌乞いと魔物という枠組みで領主の部下として領主館で暮らすことになるものの、よく知れば彼らもまたそれぞれ傷を抱えていて……

不思議な世界の風景描写が精細で、整った文章で表される不思議なもの達が美しく、まさにお伽噺的な雰囲気を感じられます。

異類婚姻譚ファンタジーとありますが、1巻ではわかりやすい恋愛という感じではなく、違う世界の人ならぬものとゆっくり相互理解を深めていく過程かな、という感じ。魔物の王様が主人公を溺愛しているのはわかるのですが、あらわし方がよくわかっていないという感じが微笑ましいです。
波乱万丈というよりは日々の生活を追っていくタイプの話ですが、全く波風がないということでもなく、世界的な出来事に影響されての任務や、それぞれの抱える事情に関係しての出来事があったりもして、起伏もあり飽きさせません。

あと、とてもご飯が美味しそうなので、深夜に読むとお腹がへるのに注意。
最高です!
2021年8月11日
なろうでずっと読んでいてやっと書籍化!
睡眠時間を削って読んでしまう素敵な作品です。
繊細な描写が素晴らしいです!
紡がれた言葉がキラキラしてます
2021年8月11日
表紙の印象そのままの幻想的な世界に案内される一冊です。なろうで連載されたお話の導入部分でありながら、それぞれの人物像やエピソードがバランスよく織り込まれ、繊細なイラストもあいまって物語の世界へ読者を引き込んでいきます。ありきたりのファンタジーじゃない、確かにそこに存在すると感じさせてくれるような素敵なお話です。おすすめです!
とても良かったです
2021年8月11日
なろうで更新を楽しみにしている作品です。
書籍として再編成され、描写される視点が固定されたことで、主人公が訪れた世界の繊細さ、不可思議さがより際立つようになったと思います。
一つ一つの事象がまるでリースに飾られたオーナメントのように、全く関係ないように思えても、振り返れば主人公の物語を彩り、形作っている。
一度は読了しているはずなのに頁をめくる手が止まらなくなりました。
とうとう書籍化!
2021年8月10日
なろうで一番好きな作品なので書籍化されてとても嬉しい。
嬉しすぎて先行発売された電子書籍の方も買っちゃいました。

第一巻で導入部分としてだからなのか、なろう版の該当部分よりも独特の世界観や価値観を抑えめにして解りやすさを優先した内容になってて、あまり小説を読まない人でも読みやすいようにしたのか、まぁまぁ削ぎ落とされて整えられてます。
例えると、朝ドラが最終回近くなると、編集してまとめたのを、何時間かに分けて放送するモノの1話目といったところ。

なろう版に比べると色々と薄く感じますが違和感はあまりなく、同じ話でも違う角度や視点で描写されてる箇所もあるのでこれはこれで買って良かったと思っています。
電子書籍用オマケSSも一話入ってますし。

コレを読んでもっとファンタジーに浸りたい読者はなろう版でどっぷり浸かれば良いのかな?
ハリ○タの魔法使い達の街の、いかにもファンタジーといった描写が好きな人は特にハマると思う。
表現描写が美しい!
ネタバレ
2021年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ なろうで読んではまってしまいそのまま購入しました。
何よりも素晴らしいのが世界観とその表現描写。魔法があり、様々な種族がいる世界で、だからこそ美しい景色を物語を通じてひたすら眺めていられます。例えば「ラバンダーにミントグリーン、淡い水色に、色相を変えた青を何種類も薄くにじませたような影」とか「澄んだ水に鮮やかな紺色のインクを一滴だけ垂らしたような色」といった色の描写が本当に美しいです。一方、「もふもふむちむちとした灰色の生き物」など小動物の描写はかわいらしくてギャップ萌えします。
登場人物については、自分は強欲だと言いつつ線引き以上を求めない主人公や、老獪で酷薄なのに無垢な魔物といった、多面的な性格が上手に描写されていて、まるで本当に生きているかのようです。
なろう版より物語の筋道が整理されていて読みやすいですが、描写に関しては変わらず美しくて物語に引き込まれます。是非沢山の人に読んで欲しいです。
待望の書籍化
2021年8月10日
なろうで長らく拝見させていただいていましたが、やはり本になっても素敵!
色鮮やかで情景がイメージしやすい内容で読み進めるたびにほう……と息ついてしまいます。
web版よりも内容が整理されていてその分どっぷり世界観に浸れますが、あの分厚く匠な描写はそのままです。
分量があるお話なのでweb版では人に勧めにくかったですが書籍ならそこを知られずに沼に沈めることができるので、ぜひ知人に勧めて沼に沈めてみせます!
子供から大人まで心に置いておきたい本です
2021年8月10日
壮麗な建物や風景に深みがある登場人物達、美味しそうな食べ物と、とても丁寧に描かれた描写はどれをとっても想像がかき立てられて、読むと物語の世界に入り込めます。

全てをなくした主人公ネアが異世界所以の非常識に体一つ(装備は最強)で立ち向かっていく様は正に痛快。
普段は尊大で老獪な人外者たちがネアに振り回されているのも読んでいてクスッとなります。

なろうでの文章量はライトノベルと言っていいのか不安になるほど膨大ですが、こうして書籍化されて大変喜ばしい気持ちです。

担当絵師様の美麗で的確な絵柄も世界観にとても合っていて、文章を読むのが苦手な人も物語に入りやすいと思います。
ありふれた苦しみに寄り添う繊細な物語
2021年8月10日
生きる上での息苦しさややりきれなさに、ファンタジーという枠組みを通して寄り添ってくれる物語。登場人物達の内面や情景の美しさを、ゆったりとしていながら説得力のある文章で描いている。そしてただただおいしそうな料理の数々…!ぜひぜひ続きも読みたい。
久し振りに大当たりを引いた!
2021年8月10日
同日発売の作品と一緒に購入。
イラストが気になってこちらから読み始め、途中で止めるつもりが気付けば朝まで読んでいた。
寝食忘れてのめり込む作品は意外に少ないと思う。これは上出来。とんがり帽子のアトリエや、シュガーアップルフェアリーテイルの時と同じ期待値。
ヴァイオレットエヴァーガーデンが好きな人は、絶対に好きだと思う。番外編の父と娘の話で号泣。
出会えてよかったと思える、力ある作品
2021年8月10日
異世界に迷い込んだ主人公。そこはおとぎ話の中のように美しく、人間以外の生き物たちが息づく、複雑で彩り豊かな世界だった。

王道の要素もありながら、深い世界観と共に広がる展開や人物描写は、今までに出会ったことのない強い魅力がある。これは出会えてよかったと思える力ある作品だった。
静かで荘厳なシーンもあれば、思わず吹き出すシーンもある。心を豊かに動かしながらの読書ができ、本当に楽しかった。
旅行に行った気分になれる素敵なお話です。
2021年8月10日
異世界からきたネアが魔物のディノが出会って歌乞いになり、それがどんなものなのか、ウィームがどんな場所なのか体験していくお話。
異世界の描写が美しく、そしてご飯が大変美味しそうなお話です。個人的には睡眠不足でも欲してたホイップバターが1番気になります。
キャラクターも魅力的で複雑な履歴の行動力と決断力を持つネアを中心に、老獪さと幼気を合わせ持つディノ、クッキーモンスターな魔物とその歌乞いの騎士団長や元第二王子な領主様。
それぞれの価値観と想いと考えで編まれていくお話が淡い虹色の織物の様に美しく、それぞれのおもうようには上手くいかない所が凄く楽しく面白いお話です。

今の所物理バトルシーンがないので激しいバトルシーンがないと読めない人には向かないかもしれません。
ただし、命のやりとりの様な緊迫シーンはあるので、それで十分なら大丈夫だと思います。
展開としてはハラハラドキドキしっぱなしです!
ライトノベルという括りに収まらない作品
2021年8月10日
読むと旅に出ている気分になれます。
本というブラウザを通して、物語のなかで旅をする。
旅するなかで、キャラクターを追いながら美味しいものを食べたいと思ったり、圧巻の表現力で描かれる景色に感動したりします。
主人公以外にもきちんとスポットがあてられ、そのなかでみんな1人1人ちゃんと生きているという群像劇もこの作品の大きな魅力の1つです。
カテゴリはライトノベルになっていますが、ライトノベルというよりも質の良い児童文学だと思います。
世界的な児童文学と比べても見劣りするものではなく、独特の感性で描かれたこの作品は子供はもちろん大人も十分楽しめて、読むたびに新たな発見があるでしょう。
重厚で読み応えが凄い!
ネタバレ
2021年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ライトとは言えないしっかりした内容に圧倒されます。
失礼ながらネット発小説は大体1回読むとしばらくいいやとなってしまうものが大半ですが、これは個人的に世界的児童文学レベルですぐ何度も読み返したくなります!

何より魅力的だったのが自らを強欲と言ってのける身も心も強いヒロインで、押し付けがましい善良さや八方美人さや媚びがなくてとても等身大に感じられて親近感が湧き一番好きなキャラになりました!
ヒロイン限定M寄りなヤンデレみあるヒーローもこんな可愛いヒーロー見たことないってくらい可愛いのですが、それは基本的にヒロインに対してだけで他には塩という落差が面白いです!

当て馬っぽい嫌な女もサクッと物理的に退場させられるのでフラストレーションも溜まらず読めました。
恥じらってくしゃくしゃになる等の作者様の独特な言葉選びも好みで癖になります(*´ω`*)
本編+小話はもちろん書き下ろしSSもSSというようなボリュームじゃないので読後の満足感が凄いのにまたすぐ読み返したくなる中毒性がありました。
待ちに待った超大作の書籍化
2021年8月10日
小説家になろうでシリーズ分量第一位連載5年に超大作の待ちに待った書籍化です。

美しい面白い泣ける笑うかっこいいかわいい美味しそうびっくり全ての要素が詰まっています。イラストもとても綺麗です

web版から再編成し、書き下ろしに図鑑もついて読みやすくはまること間違いなし!
とってもおすすめです!
これは面白い!
ネタバレ
2021年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっとオススメされてきましたが、WEB版より書籍の方が読みやすいに違いないと思って、やっと今日、一緒に購入。
ストーリーがわくわくするし、嫌な登場人物が一人もいないのにひやっとする場面もあって、異世界の文化や光景がとても鮮やかです。小説や漫画に異世界の食べ物や魔法の知恵が丁寧に書いてあると、何でこんなに面白いのかなっていつも思う。孤独で貧しかった主人公が生き直す話かな。これは2巻も買います。
無理なくイケメンがいるのもいいし、イラストも最高です!
ずっと待ってました!
2021年8月10日
Web版ですっかり嵌まり込んで、毎日更新を楽しみに生きる日々でした。
先生の素敵な言葉遣いや世界の描写を改めて書籍という形で読むことが
できて感無量です...。
繊細な心理描写と美味しいものの描写と美しいものの描写と、
すべてが素敵で心弾む大好きな物語です!
慣れるまでは読みづらいが、鮮やかな世界観
2022年7月7日
主人公の口調が急に変わったり、複数人の会話では誰の言動か判別するまでに少し時間を要しました。
なかなか分かりづらく、コレは伏線なのか?と思いながら読み進めております。

少し慣れてくる(私は中盤辺りから)と、色鮮やかな世界観で幻想的な描写に惹き込まれました。
出だしでつまづく人もいるかもしれませんが、1巻全て読むくらいは頑張ってほしい…と思いました。

作者様が急死されたのはこちらのコメントで初めて知り、衝撃を受けました。
こちらの作品が初めての出会いでしたが、まだまだ他の作品も拝見したいと感じる作者様だったので、今出ている作品を大事に読んでいきたいなと思います。
桜瀬先生ご死去
2022年4月1日
なろうでは完結していますが、2巻の発売日に桜瀬先生が亡くなられたことが発表されました。ご冥福をお祈りすると共に書籍版では物語の順が分かりやすくまとめられていたので、続きが出るのか不明なのが残念です。
主人公の話し言葉が・・・
ネタバレ
2022年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュ-の高さで思い切って購入しましたが、登場人物(魔物も含む)の関係性や階級がわかりにくく、主人公の話し言葉が、男性的で粗雑な場面があり、誰のセリフなのかがわかりにくいことが多く、感情移入できなかった。主人公自身の感情もよくわからず、現世の罪とか、唐突に迷い込む別世界や夢の中など、「えっ、急に何?」という感覚がついて回り、小説の世界観に私はなじめなかった。婚約者の感情もよくわからない。突然の婚約に、突然の婚約破棄。もっとお互いに説明すべきことがあるような・・・。
挿絵はとても美しいです。
ストーリー以前に読むのが疲れる…
2021年11月10日
文章は美しいのだが、1文が長すぎる!長文が多すぎる!!
一つ一つがそれなりに長いので、結局何が言いたいのかよく分からなくてサクサク読み進められない。
これは否定なのか肯定なのか。良い意味なのか悪い意味なのか。
言い回しも回りくどいから余計混乱するし。
疲れて数ページで読むのをやめた。
その後も再チャレンジしたけど、進捗2割で挫折。
話は面白そうなのに小説読んで疲れるのでは意味がない…
試し読みの段階では、まだ物語の始まりだからよくわからないのは仕方ない。評価高いし、読み進めれば止まらなくなるはず!という考えは甘かった。
いい値段するだけに悔しいが、良い教訓になった。
文章が頭に入ってこない
2022年4月22日
ながらく積んでいて、訃報を知り読み始めましたが句読点が多すぎて一文がとても長く、読みづらい。
句読点の多さに気が散って全く頭に文章が入ってこない。
かなりのラノベを読んできましたがここまで頭に入ってこない小説は初めてで2回挫折しました。
綺麗な表現だなとところどころで思うので残念です。
でもいつか3回目をチャレンジしたい…
途中(165p)でギブアップ
2021年9月4日
高評価だった事と、表紙のイラストが美しかったので購入しました。

けど、私にはこの作者の文章構成、表現は合わなかったようで、この作品でなにを描きたいのかどこに向かっているのか理解できず、その内流し読みになり、どこかで面白くなるんだろうと高評価を信じて読み進めましたが結局途中断念。

期待していたのにとても残念です。
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