BLでは珍しい和風バトルファンタジーと思ったら、どんどんカオスな展開になっていき「誰か作者の暴走を止めてくれ。。。」と思いながら読みました。
突飛な世界観に設定をギュウギュウ詰め込み過ぎです。その上ジェットコースターのようなハチャメチャ展開続きで、読んでいて完全に置いてけぼりを食らってしまいました。
お約束の執着溺愛甘々のラブシーンは濃くて胸焼けしまくりで「これはヤリ過ぎだろ。。。」と思いつつも、エロくて読んでて結構グッときてしまい、なんだかんだ楽しめましたが、もうちょっとシンプルに抑えるところを抑えてくれれば名作だったのになあと思います。
でもこのヤリ過ぎ感が毒と分かっているのにクセになるというか、つい読んでしまう変な魅力があって、宮緒先生の作品は怖いもの見たさでポチっちゃいます。