作者さん買いをしたけれど、他の作品に比べて軽いというか、小ぢんまりというか,
心情的な描写が少なくあっさり淡々というか。
特にヒロインがピンチになるとか事件に巻き込まれるとか悪意に晒されるとかもないのでストレスなく読めはするんですが、最後までいまいち感情移入できず、字だけ追って読んだ感じです。
あと、同じ漢字でも複数の読み方がある言葉で、ここでの意味ならこの読み方じゃなくてもう一つの方だよね、って言葉があったり、単純に誤字脱字があったり、「ミルク飲み子」ってのも、「??」ってなりました。
猫だから「乳飲み子」をあえてそういう言い方にしたのかもしれないけれど、違和感が大きくて、もっと他に表現しようがなかったのかなあと思ってしまいました。
ラノベってこういうことが本当に多くて、文字や言葉、文章の専門家というか、そういう方たちが作っているはずなのに、素人の私でもすぐに気づくような初歩的なミスが見逃された、校正の甘すぎる本が結構ありますね。