異世界ものとして珍しいほど「原作」に言及する本作。転生というよりは憑依に近く、それも短期間で運命を変えるという変則型。
無気力に陥ったヒーローが希望を取り戻す→今度は間に合ったという流れがいいですね
ドキドキの恋愛というよりは、「よかったな」で終わる作者らしいと思います
短中編もまとめて書籍化しないかなあ
「カミヤアイカ」の繋がりはこの作者の世界観根底に大きく横たわる存在なので、裏設定を含めて代表作のほうも書籍化してほしいです。この人物がわかるともっと楽しめる。
カミヤアイカ本人の弁を見る感じだと、自己投影型というよりはむしろヒロインに興味がないから薄っぺらい愛され無敵ヒロインを描いてしまうといったふうに見えるのですが、読者の受け取り方は全然違うのが面白い(いや、どっちもあるのかもしれませんが)
しかしなんか種◎有◎っぽいですよね、カミヤアイカ