ネタバレ・感想ありSOTUSのレビュー

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だんだん好きになる
ネタバレ
2021年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先輩が新入生を教育する制度 SOTUS
S Seniority 先輩に対する敬意
O Order 秩序を守る
T Tradition 伝統の継承
U Unity 団結
S Spirit 思いやりの精神
その目的は1年生が今後の大学生活で必要とする人間関係を築き、一致団結するための能力を身につけること。しかし上級生の運営の仕方によっては単なるシゴキやイジメになる危険性をはらんでいます。新入生のコングポップはヘッドワーガーのアーティットに噛みつきながらもアーティットの時折見せる優しさに惹かれていきます。結構 理不尽に思える所業が多々ありますが、アーティットの真摯に向き合っていく姿勢が伝わってきて、新入生達の団結力が高まるのがよかったです(でも日本じゃ無理かな~退学しちゃいそう)。ラブの方は戸惑いながら徐々に、じんわり。エロの直接表現はなく、最後のあたりでしたようだなという感じです。コミックスの1巻を読んでいたのでお話にすんなり入っていけました。小説は1話ごとに場面が切り替わるので最初は少し違和感がありました。レビュアーさんが続編のことに触れてらしてうれしいです。続編出たら絶対読みます!コングポップが男前でアーティットがかわいくて(初めはひどいけど)好きです。アーティットがコングポップのことを韓国ドラマのヒーローか?とイライラしているところが面白かったです。ピンクミルクを飲んでみたくなりました。ああ、タイに行ってみたいです。ドラマも見ようと思います。
2021年11月 1巻 総331ページ 2巻 総337ページ 挿し絵なし
我非常感謝!
ネタバレ
2021年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズの単行本を読み、原作小説翻訳版が出たのを知りました。少々値段はったので購入は非常に悩みましたが…思い切って買って正解でした!自分はタイに行ったこともないですし、ドラマの方も見ていませんが、文章はすんなり頭に入ってきて、容易に情景が想像できました。読み進めるほど、アーティットが可愛くてしょうがない。先輩と後輩・ヘッドワーガーと新入生という関係もあって、衝突的なことが多かったけど、実はそれだけじゃないという心理描写が少しづつ出てきて、ちょっとづつ近づいていく様子も良き。番外編の「コングポップのありきたりな1日」もよかった…これでアーティットの可愛さ倍増しましたw洗濯ばさみのくだりが最高に。
コングがアーティットが好きだった女性に嫉妬したり、逆にアーティットがコングとプレーが並んだ様子に嫉妬したり…もう変に両片思い状態みたいになってるし。大々的な告白劇にはにやけが止まらず、2冊目に収録されている番外編の最後2つの「恋しい気持ち」では激しく萌え転がりました。
原作の良さは勿論、この翻訳の担当様にも本当に感謝です。…え、これ続編もあるんですか?それはまた日本語版期待したいです。
[追記]Youtube公式の方で、英語字幕と繁体中文字幕で、ではありますがドラマも見ました…めちゃよかった。その上でこっちを読み返して、ドラマではやってなかった部分もあったりするので、やはり小説版美味しいです。
これもまたあり
2022年5月5日
最初に漫画を読み、面白いと思いノベライズを購入。ネットで調べるとドラマが最初にあったと知り、そういう流れで入ってきたんだなぁと分かりました。でも日本のBLにはある、何かが決定的に欠けている。海外のBLだなぁと言う感じです。ストーリーとしてはドラマにもなっただけあって、かなり面白い展開。タイの文化もよくわかって、そこも読んでいて楽しいポイント。でも1回読めばそれでもういいかな、と言う感じです
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試し読みで違和感を覚えた人には向かない
ネタバレ
2022年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 翻訳作品であることなどを考慮しないで感想を書くと、文章が拙い割に値段が高すぎる。
全編が試し読みの部分から変わらない文章力で、章の最後で毎回のように挟まれる独白が"トレンディ"な雰囲気があっていたたまれない。ただ、そういう表現や逐一書かれる主人公たちの内心を無視して実際に起きたことだけを想像し直すと、いいと思うシチュエーションも多かった。(読み進めるのが辛かったときはそうやって乗りきった。)
映像化やコミック化などしているようなので、そちらで見ると印象が変わるのかもしれない。
また、屋台や折々のイベントの描写は異国情緒を感じられ楽しく読めた。
個人的には、SOTUS制度は主人公たちの魅力を表現するにはデメリットの方が大きかったんじゃないかと思う。ただの大学の先輩後輩だった方が楽しめそう。あと、一巻時点ではアーティットが髭面ということなので、表紙では無理だとしても口絵などで見てみたかった。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: ダリア文庫e
雑誌: ダリア文庫e